腐女子の小説部屋

創作BL小説を綴っています。ご理解の有る方【18歳以上】のみ歓迎致します 申し訳ありませんが書く時間を最優先にしたいのでリコメは基本的に致しません。 要望・お礼などは「日記」記事でお応えしますが、タイムラグがあることも多いです。

気分は 防衛大学編~学会準備編の後

気分は下剋上 横浜編 9 (I5禁)




「大丈夫だ……立てる……。一体、私は何をすれば……?」

 涙の雫を纏った睫毛が不安そうな青い憂いを湛えている。その瞳も艶めきながらも戸惑いに揺れているのが物凄く綺麗だった。ペナルティという言葉に反応したのだろうが。

 そのままベッドから下りて、窓に近付いて……ガラスに向って立って下さい」

 敢えて冷たい感じで言葉を掛けた。

「分かった」

 ベッドから降りた最愛の人が愛の交歓の後の気怠い色香だけを纏って重厚な豪華さに満ちた部屋を横切っていく。

 紅色に濡れたしなやかな肢体とか、育ち切って雫を零す花の芯めいたものまでが紅色に煌めいている。

 祐樹もベッドから降りて「安楽椅子」という表現がぴったりな椅子に腰を掛けた。

 軽井沢の別荘では――岩松氏が最愛の人に言って来たということは二人で泊まりに来ても良いというほどの意味なのは間違いない――祐樹は着衣を一切乱すことなく最愛の人を産まれたままの姿にさせて、こういうコトをさせてみたいな……と思ってしまう。

 服を着ているという優位性が堪らなく良いだろうから。

 それに最愛の人の素肌とかしなやかな肢体は何も着けていない時の方が更に魅惑に満ちているし。

 しかも、ペルシャ絨毯の上で――岩松氏のことだから、有名なインテリアデザイナーに「華族の別荘」を完璧に再現させたに違いない――螺旋階段とかが有る場所で、最愛の人の、祐樹にしか見せない甘く乱れた姿を堪能出来るのは目も心も愛情と欲情が昂ぶるに違いないし。

 最愛の人が窓に近付いたのを確かめて部屋の灯りを消した。

 すると、観覧車の青い灯りに照らされた祐樹最愛の人の姿が深海に居ると西洋で信じられて人魚のような艶やかさで浮かび上がった。

 いや、人魚よりも見る人を惑わして蠱惑の海に沈める綺麗さに溢れているような気がした。

「そのまま、足を開いて下さい。胸の尖りを散々口と手で愛しましたよね。

 ああしたら、聡の極上の花園の中の凝った秘密の場所が更に硬くなって存在を主張するでしょう?

 双丘を開いて、ご自分の手でソコを弄ってみて下さい。

 それがペナルティです」

 そう重々しさを装って告げると、白魚のような指が自らの双丘を割り割いて花園のしどけなく開いた門の中へと吸い込まれていく。

 育ち切った前ではなくて、桃のような双丘の奥に密やかに息づく場所を手で開いて指を二本挿れている姿も絶品中の絶品だった。

「あっ……」

 指の挿り具合からして凝った場所に当たったらしい。しなやかに反る背中が汗の雫を落としているのも綺麗だった。

 そして、歩いている時に祐樹の放った真珠の放埓が奥処から下へと移動していたのだろう。

 長く細い指が微細に動く度にねっとりとした音を立てているのも最高に素敵で、鼓膜までが愛情の色に染まっていくような気がした。

「顔か肩をガラスに預けて下さい。そのままだと流石に危険ですので……。

 それはそうと、何だか切羽詰まった欲求を解消する相手が居なくて……、ひっそりとご自分で慰めている麗人を偶然覗き見てしまったような背徳感に満たされます。

 とても良いですよ。もっと指を大胆に動かしてみて下さい」

 普段の生活でも――といっても私的な時間というか、二人きりの時間が主だったが――祐樹の言うことに唯々諾々として従うのが殊更愛おしい人だが、愛の交歓の時はよりいっそう祐樹の言うことを聞いてくれるのも愛されて、そして信頼されているようで嬉しい。

「ああっ……ゆ……祐樹っ……」

 ガラスに肩を預けた最愛の人の肢体が悩ましく震えた、割と大きな動作で。

「どうしました?凝った場所と胸の尖りを――若しくはその一個だけでも――触れると乾いた絶頂を迎えることも有りますよね?それはそれでとても素敵な眺めですが。

 それとも、前が弾けそうなのですか?」

 乾いた頂点を迎えたのなら、最愛の人の肢体は制御不能になってしまう。

 愛の交歓の時にはどれだけ奔放に振る舞っても祐樹的には嬉しい限りだが、怪我をさせることだけは避けたいと思う。

 ホテルの密室に二人で居る時は祐樹だけの大切な人だ。しかし、勤務先には最愛の人の秀逸過ぎる手技を慕って集まって来た患者さんが数多く存在する。

 まあ、そのことは本人も自覚していて、指とか腕に過度の負担を掛けないように気を配っている気配は有ったが。

 ただ、愛する者の務めとして、怪我をさせないようにとか熱く甘く乱れた心と身体を保護しようという気持ちよりも、情動と衝動のままに動いてしまわないように注意を払おうとはしていた。

――時々、滅茶苦茶にしてしまいたくなったり、注意力よりももっと別の本能のままに振る舞おうとしてしまったりしたが、それも祐樹だけのせいではなくて、最愛の人が全霊全身で甘く誘うからのような気がする。責任転嫁のそしりを免れないだろうが――

「それはまだでっ……。

 ただ、祐樹が放ってくれた真珠が門から溢れて肌を滴っていく……。その熱さと感触が堪らなく悦くて……」

 そういえば細く長い指が奏でる粘度の高い愛の音が大きくなったとは思ってはいた。

 祐樹の放った放埓が指の動きと、そしておそらく花園の中の精緻な動きも本格的に息づいているだろうからそのせいだろう。

「そんなモノは、後からまた差し上げます、よ。だからご自分の指あ触れている場所がどんなに硬くぷっくりと膨れているのかを教えて下さい。

 聡のソコって、指などを跳ね返す弾力も魅力的で堪らないので……」

 孤閨を一人で慰めているといった風情も堪らなく良い。

 観覧車の静謐な青い光りに照らされた最愛の人の肢体は、深海の中でひっそりと息づく綺麗な魚のような趣きだった。

 それに、はっきりとは見えないものの、紅い門から溢れ出て、肌を滴り落ちて行く祐樹の真珠の放埓も海の泡のように綺麗なのだろう。

「ゆ……祐樹っ……。指で……凝った場所に触れるとっ……。

 胸の……尖りとかっ……、そして、指だけでは……物足りなく……て……。

 祐樹の熱くて硬いモノで凝った場所とかっ……もっと奥まで……貫かれたいっ……。

 甘く蕩けた言葉だけでなくて、最愛の人の全身がそう訴えているようで、指二本が挿って小刻みに動いている所を誇示するように突き出してきた。

 海から陸に初めて上がった人魚姫よりも艶やかで蠱惑に満ちた肢体が汗の雫を空中に撒くように震えていた。

 祐樹だけを欲して甘く震える肢体を見ていると、昼間の苛立ちが――完全に八つ当たりだとは自覚している――雲散霧消して完全にどこかへ飛んで行ってしまった。

 安楽椅子からゆっくりと立ち上がる。

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順次予約投稿して(くれているハズです、ライブドアブログが)タイムリミットまであと少しなので急いで投稿します。

三が日の鬼投稿は(多分)明日の深夜で終わる予定……は未定です   泣

       こうやま みか






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気分は下剋上 横浜編 8 (I5禁)




「聡の綺麗な肢体は紅に染まって匂うような色香をふんだんに振り撒いていますね。胸の尖りはルビーよりも煌めいていますが……」

 もう少し、休憩というか先程の愛の交歓の余韻を愉しみながら、次の愛の交歓への前奏曲を奏でたくて、窓際に直ぐに行くのを少しだけ待とうと思った。

「ホテルは日本でも古い――と言ってもこちらはまだ比較的新しいですが、旧館の佇まいをあちこちに残していますよね。大阪のリッ○とは違った重厚さと豪華さでしたよね。

 ああいう、毛足の長い絨毯の敷かれた螺旋階段とか、厳粛な荘厳さを醸し出す場所で聡と愛の交歓をしたいのですが、流石にそれは出来ないですよね……。一応、公の場所ですし。誰が通るかも分からないですから……。

 しかし、ああいう場所にこの綺麗で紅色の色香しか纏っていない聡を押し倒したいです」

 腕の中にすっぽりと包まれて、両の胸の尖りを指でキュッと捻って強く押しながらそう言うと祐樹最愛の人は「その」光景を想像したのと弱い場所を愛撫された相乗効果か一際紅さを纏ってシーツの上から反って祐樹の腹部に育ち切って雫を零しているモノを押し当てている。

「ホテルの部屋ならともかく……廊下部分だろう……。それは流石に……」

 甘く蕩けた声で喘ぎ声混じりに言葉を紡いでいる、花のように。

 そんなことは分かっているので、言葉の遊びというか、ピロートークの積もりだったのだが。

「ゆ……祐樹……。このホテルほど古くはないが……昭和初期に建てられた――そして明治時代を模して……という別荘ならば、心当たりがある……。

 別荘なので……予め……言っておけば……二人きりに……なれるが?」

 え?と思ってしまう。ほんの戯言というか、最愛の人の心と身体を更に紅色に染めるためだけに告げた言葉だったので。

「そんな場所があるのですか?」

 嬉しさの余り胸の尖りに歯を当てて、甘噛みをしながら言葉を紡ぐ。

「ゆ……祐樹っ……もっと、強く歯で噛んで……欲しっ……」

 純白のシーツの波に背中を預けていた最愛の人は紅色の肢体が跳ねて、祐樹の腹部に育ち切って雫を零しているモノを押し付けてくる。

「ああっ……そうではなくって……」

 舌全体を使って先端を丸く転がした刺激では物足りなかったらしい。

 というか、それも焦らすための工夫だったが。

「悦くなかったですか?」

 そうではないことは紅色の花が開いたような濡れた声で分かっていたが、敢えて聞いてみることにした。

「さっきのは……、紅色の雲に包まれた……ような、柔らかい快楽でっ……。私が欲しいのは……金色の花火が爆ぜるような……感じなのでっ……」

 キツく噛まれるのが好きだとは知っていた。というより最愛の人のどこがどんなふうに感じるかは多分本人よりも祐樹の方が詳しいと思う。

 まあ、愛する者としては当然だったが。

 それに、祐樹の舌が立てる音がミルクを舐める猫のような音を重厚な寝室に微かに溶けていく・

「その別荘ってどなたの所有なのですか?そしてどこにあるのでしょう。この二つを教えて下さらない限り、花火が爆ぜるような悦楽は我慢して貰いますので、悪しからず」

 もう片方の尖りもごく狭い先端部分だけ指の腹で微細な動きしかしないことにした。

 ルビーのように硬く尖った場所が肌を弾いて気持ち良かった。ただ、最愛の人は物足りないらしくて、上半身を祐樹の顔により近付けようとしているのも物凄く扇情的だった。

「岩松氏が……軽井沢の旧華族の屋敷を……買って、現在でも……快適に……暮らせるように……手を加えさせたと……聞いたっ……。

 東京のマンションとっ……同じようにっ……使ってもっ……良いとっ……」

 旧華族邸だったら、余裕で螺旋階段くらいは有りそうなイメージだ。と言っても旧華族邸などは行ったこともないのであくまでも想像だったが。

 岩松氏は長岡先生の婚約者で、日本一の私立病院の御曹司だ。だからそういう屋敷も別荘として購入して病院関係者とか、各界の重鎮とか著名人のための迎賓館にでもする積もりなのだろう。

「そういうコトは聞いたらすぐに教えて下さいね。

 岩松氏だって、二人で使うこと前提で――私の耳にも直ぐに入ることを計算して仰って下さっているのですから」

 今の祐樹は岩松氏の病院で執刀をさせて貰っているし、何より最愛の人と祐樹をヘッドハンティングする機会を窺っているフシが有る氏なだけに、便宜を計ってくれるだろう、最大限に。

「え?そうなのか……。私はっ……単に、珍しいモノを手に入れた……報告かと……ばかり思っていたっ……」

 尖りへの弱い刺激がもどかしいのか、緩く噛んだ歯に側面部全部が当たるように上半身をごく小さな動きで動かしているのも物凄く扇情的だった。

「そうですよ。そんな別荘地に有るお屋敷で、しかも二人きりなら好きなだけ大きな声を出して乱れても大丈夫ですよね……。まあ、聡の達する時の良い声は淑やかな淫らさに溢れていて、そして少し苦しそうな色を滲ませた慎ましい声ですが。

 そういう小さな声も物凄く素敵ですが、ただ、重厚感と豪華さに満ちた部屋でしょうね、岩松氏の趣味が反映しているとなると。

 そういう場所に、色香だけを纏っている聡の姿を置くと、背徳感と禁欲的な感じが却ってそそります……」

 想像するだけで楽しみだった、二人きりで過ごす旧華族の別邸という小旅行も。

「早く教えて下さらなかったペナルティ……どうしましょうか……。

 ああ、聡はココを強く噛まれると……」

 歯に少しだけ力を入れて噛みながら頭を少しだけ上下に動かした。そして先端部分を舌で突く。

「ああっ……祐樹っ……金色の花火がっ……頭の中でっ……」

 先程よりも僅かに高くなった声がホテルの部屋を花のように彩っているかのようだった。

 紅色に濡れた愛の花を。

「ペナルティ……。良いことを思いつきました。

 立てますか?」

 最愛の人が立つことが出来ないくらいに感じているなら、観覧車に直面している感じの窓際ではなくて、ベッドの上でも良いなと思いながら言葉を紡いだ。



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最後まで読んで頂きまして有り難うございます!

この「横浜編」は、読者様のお一人からヤフー時代に内緒コメを頂きまして。「地震編」でちらっと出した防A大学の学生は「当たって砕けろ」で来ますよ!(だから一人では講演に行かせるな!)みたいなところから書き始めたものです。
ヤフーブログのデータ引き継ぎはサービスとして有ったのですが、コメントは削除されてしまったのが残念です……。


ライブドアブログでは同一ハンネで複数のブログが持てるのですが、うっかりというか想定外なことに「こうやま みか」をグーグルアカにも使ってしまっていて(泣)
ツイッターまでフォローして下さっている方(いらっしゃるのでしょうか???)は、「え?こんなブログもしているのか?」と驚かれたと思います。

よほどのことがない限り、こちらを休んであっちを動かすことはないですのでご了承頂ければと思います。

基本、お花畑BL小説ブロガーで居たいので。

軽井沢の別荘の話しが出てきたのですが、読みたい方とかいらっしゃるのでしょうか?

取り敢えず、横浜編はお正月企画ということで早く終わらせたいという野望だけはあります!!

最後まで読んで頂きまして有り難うございます。

         こうやま みか






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気分は下剋上 横浜編 7(I5禁)




「祐樹だって、アメリカの学会であんなに颯爽と出て来た瞬間に皆がどよめいていたし、カメラのフラッシュも焚かれていただろう……。あの場に行けずに私は同時配信を見るしかなかったが。

 祐樹だってあんなに注目を集めていたし、あの場では祐樹こそが高嶺の花で、私はそれを見るだけの一介の医師に過ぎなかった。

 だから、それはお互い様だと思う。

 祐樹のココとか……」

 しなやかな指が最も敏感な場所を愛おしげに辿っていく。しかも、感じる場所を精緻な力と良く撓る指で触られると、またその場所に血液が熱く集まってくる。

 細く長い指に真珠の白濁が絡みついて湿った淫らな音が部屋に小さく響くのも、堪らなく欲情を加速していく。

「私の――祐樹が丹精を込めて愛してくれた花園はもちろん祐樹専用だと決めているが、コレだって、私専用なのだろう。

 私だって万雷の拍手と煌めくライトの下で端整に佇む祐樹をPC越しの動画で見ていて、そしてその発表の内容も素晴らしいと思っていた。思ってはいたが、こうしてベッドの中で私だけを強く求めてくれて、腰を振ってくれるとか――胸の尖りを強く摘まんでくれるとかは、想像出来ないというか……。そういうコトをしなさそうな男らしく整った落ち着いた顔とか一分の隙もなく着こなしたスーツ姿からは禁欲的な雰囲気だった。

 アカデミックな情熱はPC越しに感じたが、こういう人間的というか生物の本能に従って情熱的に動いてくれる様子は毛ほども感じなかった。

 だから、一緒だと思うのだが?」

 そう言われてみるとその通りだな……と思う。

 ただ、祐樹と最愛の人の違いは「同性をも惹き付けてしまう」点をキチンと自覚して、「そのケ」の有る人間を失礼のないようにシャットアウトするのが祐樹で、そういう下心をあまり意識していないので少し無防備なところがあるのが最愛の人だ。

 まあ、その欠点とも言えないような僅かな瑕疵を祐樹が補えばそれでいいのだろうと思う。

 そのためにわざわざ休暇を取ってまで来たのだから。

 初志は一応貫徹したので良しとしようと思った。

 最愛の人の花園の奥に一度真珠の白濁を出したせいか、あれだけ頭に血が上っていたのが一気に冷めたような気がする。いや、この後の戯れというか、中休みの間に最愛の人が紅色に染まった指で巧みに祐樹の欲情と愛情の象徴を扱いてくれているせいで、頭の血が下腹部に下りて来たのかもしれないが。

「すっかり日が暮れましたね。ああ、この部屋からは横浜の大観覧車まで見えるのですよね。

 この観覧車ではないのですが、こういう性的嗜好も売ればお金になるということを知っていましたか?

 女性の場合でも春をひさぐ職業が有るでしょう?」

 最愛の人の場合、博学さとか暗記力も祐樹を遥かに凌駕しているが、意外なことに無知だったりするので一応聞いて見ることにした。

 最愛の人が指で祐樹の一度は力を失ったモノに指と掌を当てて愛おしそうに愛の行為を続けてくれているのを良いことにルビーよりも綺麗に煌めいている二つの尖りを親指の爪で強く弾きながらベッドの上で交わすのに相応しい甘くて淫らな話をしようとした。

 一回だけで済まないことは明言してあるので、最愛の人もその積もりだろうし。

「今、そういう商売が有るかどうかは知らないが、昔は有ったと『井原西鶴』の文章で読んだ。ただ『色好み』と自負する男性は女性も男性もどちらでも抱けるというのが普通だったようだが。

 女性だと吉原遊郭が有ったし、男性だと陰間茶屋という『そういう店』が有ったという話は読んだ覚えが……」

 胸の二つの尖りを下から上へと強く弾くと紅色に染まった肢体がベッドの上にしなやかに跳ねる。祐樹の腹部に半ば育った最愛の人の愛情と欲情の象徴が湿った音を立てているのも、何だか箸休めに出て来るアイスクリームのような蠱惑的な甘さを彷彿とさせる。

「今でもこっそりそういう商売をしている人も居ます。

 ま、気に入った人からはお金を取らずに『そういう行為』をして、気に入らない人からはお金を取るという人もいるらしいのですが……」

 爪で強く弾いて煌めくルビーよりも綺麗な場所に見惚れつつ話を続けた。

 先程は奥処に真珠の放埓を放ったので、比較的浅い所にある凝った場所が疼いて来ているだろうなと思いつつも。

「吉原でも時間制限が有ったようですけれど、観覧車一周分で幾らと決めている人も居るらしいですよ……。

 一周回って埒が明かなければ、追加料金を取るというシステムらしいですね」

 この話は最愛の人と知り合う前に――最愛の人は祐樹のことを大学生の時に一目惚れしてくれていたらしいが、祐樹には姿を見せないようにしていたとかで全く知らなかった――行きつけのゲイバー「グレイス」で聞いた話だった。

 ただ、あくまでウワサなので真偽のほどは不明だが。

「『愛の交歓』をお金に換算しようとは思わないが……、時間きっちりに終わったか終わっていないかをタイマーで計るよりもロマンティックな感じがするな。観覧車だとキチンと時間は定められて動いているのだから」

 最愛の人の指が祐樹の二つの果実を長い指と掌で一つに纏めて微細に動かしてくれていた。

 その感触も物凄く感じる。

「それに、観覧車の中って丸見えですよね?しかも高さが有るので滅多にない興奮も味わえます。

 ほら、聡も人の気配とか視線を気にして、必死に快楽を我慢していたり、羞恥心で却って肢体が熱くなったりしますよね。

 しかも高いところで、揺れるという点も燃えるらしいですよ。だからその人は大体が観覧車一周分で埒を明けて手軽に稼げるらしいです。

 今度、観覧車の中で、そういうコトをしてみませんか……っと、痛いです……。もう少し力を緩めて下さい」

 動揺したように――いや実際に心が激しく動いているのだろうが――指の力が強くなってかなり痛い。

 最愛の人の愛の仕草は――全て祐樹が教えたことだったが――痛みとかを感じさせることなどなかったのに、観覧車でするというのが最愛の人的にNGだったらしい。まあ、気持ちは分かるし――それこそ遊園地を借り切ってとかいう場合以外する積もりはない。

「ただ、観覧車に乗っている――この時間ですから観光客よりも恋人同士の方が多いと思いますので――人に見せつけて……いや、大丈夫です。どうせ、大阪の観覧車に乗った時のようにお互いのことで夢中で、こんなホテルの一室をじっと見るような奇特な人はいないですよ。しかもご存知の通り、動いていますから見続けることは不可能です。

 大阪の観覧車は赤い色でしたが、横浜のは青色で綺麗ですよ。

 二回目は、観覧車を見ながら、そして部屋の灯りを消して青いライトで照らされた聡のしなやかな背中を見ながら『愛の交歓』をしたいと思うのですが、如何でしょう?」

 ライトに照らされたという点では、昼間の講演とか、聡がご覧になった私の学会での発表と重なると思うのですが?」

 紅色に染まった耳朶に思いの丈を述べた後に、甘く噛んだ。

 すると、腹部に当たっていた最愛の人の茎がしっかりと立ち上がって、先端から零れる水晶の雫が腹部を熱く濡らしていく。

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この話しは、アップし忘れていて←バカです 泣

あ!ちょっとPCの中を整理しよう!と思ったら出て来ました。

時系列的には、祐樹がアメリカの学会から帰って、地震編の時にちょこっと言及した防A大学での講演の後に横浜のホテルに泊まっている時の話になります。

お正月だし、クリスマスの特別企画とかもしなかったのでちょうど良いかなと。

最後まで読んで下さいまして有り難うございます。

            こうやま みか





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気分は下剋上 横浜編 6 (I8禁)





「ああっ……ゆ、祐樹っ……とても、悦いっ……。

 深くまで……届いてっ……、いてっ……。あ、そこっ……すごく……感じるっ……。その……動きを……続けてっ……欲しっ……」

 最愛の人の花園の中で一際、貪婪な感じで動いては包み込む場所が感じるのではないかと思って突いたらビンゴだった。

 純白のシーツに跳ねる紅色の肢体が半ば浮き上がって、祐樹の腰に回した足で辛うじて身体を支えている。

 真っ白なシーツの上に舞う紅い蝶のような最愛の人の姿を見ることが出来るのは祐樹だけだと思うと、愛しさが加速してしまって、浅く深く花園を蹂躙していた。

「あっ……その……凝った……場所っ……そんなにされたらっ……花火が連続して……爆ぜて、しまっ!あっ」

 見下ろした最愛の人の紅色に染まった端整な顔が法悦に歪んでいるのも物凄く艶っぽくて、ついつい動きを止めて見惚れてしまいそうになる。

「あっ……もうっ……」

 一際甘くて切羽詰まった声と共に長い睫毛から零れ落ちる涙の雫が大粒になっている。

 しかし、予想していた腹部に飛び散った感覚は無くて、その代わりというか花園の中が熱くて厚いベルベットがヒクリヒクリと大きく動きながら包み込んでくれている。緻密で繊細な動きと嵐に吹かれた布のような感じも相俟って祐樹をこの上もなく愛おしげに、そして熱い物狂おしさに駆り立ててくれる。

「乾いた頂点にいらっしゃる……聡の……そのお顔は……、普段よりももっと……艶やかさと紅い瑞々しさに……満ちていて……素敵過ぎます……。

 そのお顔だけでなくて、極上の花園の……精緻な動きで、私を昂ぶらせて……下さっているのも、天国に……近い場所……ですね。

 油断すると、直ぐに……爆発してしまいそうです……。

 どちらが良いですか?奥処にばら撒くのと……凝った場所に……当てるのと……では?」

 今回の場合は、祐樹一人の勝手な嫉妬と独占欲だと理性では分かっている。

 最愛の人に何ら落ち度が有ったわけでもないし、独りよがりというか勝手な「一目惚れ」を――まあ、あれほどの勢いで来られるとは思いも寄らなかったが――冷淡かつキッパリと断って良いのは高校生の時くらいだろう。

 社会人として普通の対応をしていただけだとは分かっている。まあ、屋上に誘われた時には警戒していなかったのは物凄く気になるが、最愛の人のある意味「鈍感さ」も加味すれば仕方ないのかもしれない。

 だから、その贖罪の代わりに最愛の人の望む形で、一回目の愛の行為はピリオドを打ちたかった。

「奥の奥まで……濡らして欲しい、祐樹の……でっ」

 紅色に染まった頬に水晶のような涙の川が流れているのもとても綺麗だった。

 そして紅いシルクのような唇から甘い声を紡いでいるのも。

「分かりました……」

 いったん門の辺りまで退いて、凝った場所の心地よい弾力を先端部分で二回味わっていると最愛の人の唇がシルクを引き裂いたような妙なる声を零している。ついでに唇の端からも水晶の雫も転がり落ちている。

「聡の……極上の花園……いつも以上に、素敵な動きで……包み込んで下さって、いますね。もう、限界です」

 ベッドの軋む音が一際高く部屋に響いた。

「ああっ……悦っ……。頭の中っ……真っ赤と真っ白の……」

 祐樹の腰にクロスした最愛の人の脚の力が強くなったかと思った瞬間に、祐樹も禁を放った。

 同時に腹部にも暖かい白い蜜が飛び散ったのを感じた。

「すみませんでした。大人げなく嫉妬してしまって……」

 嫉妬の理由を説明しようかと一瞬思ったものの、何だか言い訳がましくなるような気がして、唇を重ねるだけに留めた。

「どうしてだ?嫉妬は愛情の裏返しなのだろう……。だから逆に嬉しかった。

 ほら、世界の名言集にそういう言葉が書いてあった。『愛情の反対は無関心』とかも有ったな……。世界中の誰でもなくて、祐樹だけにこんなに愛されているのかと思うと嬉しかった。

 最初は正直戸惑ったが……。

 ただ、私も祐樹が綺麗な男性に囲まれていて、しかも満更でないような笑顔を――今は祐樹が内心どう思っているか何となく分かるようになったが――浮かべていたら、心が物凄くざわめいてしまうだろうから、お互い様だと思う」

 一つの枕の上で額がくっつくほどの距離で向かい合っていると、それだけで幸せだった。

 心も身体もお互いで満たされていくような。

「今夜の愛の交歓で思い知りました。

 貴方が公的な場所で涼しげで端整な雰囲気を纏った『高嶺の花』として誰もが称賛を浴びせるのはある意味当然なのですが、こういうふうに瑞々しい艶やかさとか乱れた肢体を見せるのは私限定なのですよね?」

 「当たり前だ」という答えを期待していたが、祐樹の腕に頭を載せた最愛の人は戸惑った表情をしている。

 そういう無防備な顔を見るのは心が弾むものの、何故そこで戸惑うのかが分からない。

「もしかして、他の人にも見せたいのですか?」

 それはないだろうと思ってはいたが、愛の行為の後の戯れの一環として聞いてみた。


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何とか瀕死のパソが動いているウチにと書きました。

雑談記事とかなら、アイパッドで大丈夫なのですが、小説はやはりPCでしか書けないです。

最後まで読んで頂き有り難うございます!!





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気分は下剋上 横浜編 5(I8禁)





「ココのホテルの枕――まさか狙っているわけではないかと思いますが、羽毛では無いのが良いですね。これが日本の老舗の誇りなのかも知れませんが……」

 腰を高く上げて欲しかったので、お互いが生まれたままの姿になってから、枕を取りあげた。

 第二の愛の巣ともいうホテルもその例には漏れないが、枕は殆んど羽毛製だが、このホテルは1927年だかに産声を上げたホテルだ。確か大正時代と書いてあったのをチラリと見た。ただそのレリーフの傍を通り過ぎた時には「いわれのない」嫉妬で心が大嵐の中の火事のように揺れ動いていたので一瞥しただけなので定かではない。

 ただ、GHQ総司令官として有名なマッカーサー元帥が若い頃に新婚旅行に訪れてとても気に入って、厚木基地だったかに総司令官として降り立ったその足でニューグランド・ホテルに来たというのは小説で読んだ覚えが有る。

 建物は増築されているし、特に上層階は今時の高級ホテルの佇まいだが、もしかしたら枕などは昔ながらの蕎麦などを使っているのかもしれない。

 そう言えば、予約を入れる時に、赤くて大きなフォントで「蕎麦アレルギー 有  無」とチェック項目が有ったことを思い出した。

「これを使って、腰を高く掲げて下さい。なるべく大きく足を開いて下さいね……。純白のシーツに紅色の肢体がとても綺麗に艶めいていますよね……。しかも人魚姫みたいにお顔には真珠まで飾っていて、とても素敵です」

 祐樹が視線と言葉で煽ると、最愛の人は――プライベートでは物凄く従順で、祐樹に異を唱えたのはお堅い仕事に従事しているとは思えないほどお茶目な杉田弁護士が「大人のおもちゃ」を送りつけて来た時くらいだと記憶している――その従順さは愛の交歓の時に更に拍車がかかることも。

 また、祐樹の知る限り「行為」の時は身体が柔らかくなるのは誰でも同じだと思っていたが、最愛の人が最も綺麗に曲がったりしなやかに反ったりする。

「ゆ……祐樹っ……。早く来て……欲しいっ……」

 甘く切なく紡ぐ切羽詰まった声だけでなくて、真珠の雫を宿した薔薇色の頬にも水晶のような涙が絶え間なく流れては煌めいている。

 そして零れた真珠の珠が胸のルビーの尖りを扇情的に飾っている。

「もう少し、足を開いて下さい。しどけなく開いた花園の門が可憐で艶やかな赤に染まりながら動いているところを見せて下さい。

 こういう行為は私とだけ愉しむと先程仰って下さいましたよね。

 でしたら、もっと華麗に大胆に誘って下されば嬉しいです」

 ルビーに宿った真珠の雫を塗り込むような感じで強く押した。

 すると、しなやかな肢体がシーツから綺麗に反って祐樹の指に尖りを押し付けようとしてくるのも物凄く綺麗だった。

 そして祐樹の要望通り、要を失った扇のように開かれた両脚はシーツの上に足の裏を付けているという大胆で奔放な姿を曝け出してくれた。

 しかも、口と咽喉を使った愛の仕草で立ち上がった最愛の人の花の芯のような欲情の象徴が水晶の雫を垂らしているのも絶品だった。

 花園の門は更にしどけなく開いていて、雨に打たれた紅薔薇の花弁の健気さを思わせるように動いているのも。

「綺麗過ぎて、限界です……。

 ただ、貴方を憧れと愛情の混じった熱い視線で見詰める人間が居ても、それは完全にスルーして下さい。

 そうでないと、私の嫉妬の炎で心が焦げてしまいますから。

 聡が無自覚な魅力を振り撒いているのは重々承知しています。しかし、今日のように『当たって砕けろ』とか『玉砕覚悟』のように貴方目当てで押しかけてくるのを目の当たりにしたのは初めてで……。貴方に落ち度はないのですが、それでも私の心の平安が保てなくなりますので」

 厚労省などに赴く時には――かつてはバカで厚顔無恥なナンバー2だかが居たが、それ以外は「そういう」感情ではなくて、純粋に憧れているとか手技向上のための勉強になるので大変楽しみにしているという「普通」のモノだ。

 まあ、医局でも同じような感じなのでそういう類いの人間まで気にしては居ない。

「分かった。失礼のないようにキチンと断るから……。

 それに祐樹が嫉妬しないように……出来るだけ一人にならないようにする。

 だから……早く……抱いて欲しっ……」

 祐樹の勝手な嫉妬心すら嬉しい感じの最愛の人の薄紅色の唇が紡ぐ言葉は紅いシルクのような光沢を放っているようだった、そして、祐樹も他の人間には「普段」の彼を見せつけるだけ見せつけて、こんなに魅惑的に乱れた姿を独り占めしていると思えば良いかと思えてくる。

 今日の防○大学校での学生のように「その気」で見る人間は居ても、ここまで淫らな蝶のように羽ばたいているとは思いも寄らないだろうから。

 あっ……悦いっ……」

 腰を進めると湿った肌の音がホテルの部屋に妖精の囁きのように響いた。

「聡の極上の花園も……とても……良いです……。直ぐに……放って……しまいそうで……」

 シーツと背中の狭間に手を回して肢体を固定する。若木のような艶やかな肌がしっとりと濡れている。

 最愛の人は祐樹の唇に深く唇を重ねて来た。普段は口での行為をしてくれた後はそういう愛の仕草を拒むのに、今夜の彼は物凄く積極的でとても嬉しい。

 決して美味なモノではないけれど、最愛の人の唇とか舌が触れたモノだと思うと何だか愛おしく思えてくる。

 唇を強く吸いながら腰を水平に動かしていると、甘く蕩けた声が部屋に淫らに響いている。

 衝動のままに深く大きく動くと、最愛の人のすんなりとした足が祐樹の腰に回されてクロスの形になっている。

 それほど深く、そして奥処に届いて欲しいという最愛の人の切なる願いだろう。

 最愛の人と耽る「愛の交歓」は常に嬉しくて魂まで一つに融け合いそうな時間だったが、今夜の彼はよりいっそう健気な愛の仕草を披露してくれる。


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