襟ぐりの深いサマーウールの背中はかなり広く開いていてクッキリと浮かび上がった肩甲骨の上の紅色の素肌まで見えるようになっていて、最愛の人が祐樹のスラックスを細心の注意を払って――先程の屋外での際どい行為の際に昂ぶってしまっていたので――乱していくのを象徴しているように大粒の汗の雫が一滴ランプの灯りに煌めいて指の繊細な動きに従って紅く黄色く彩りを変えるのをただ魅入られたように凝視していた。下手に身動ぎすると紅く染まった細くて長い指が震えながらも手際よくスラックスから昂ぶりを取り出すという――手技とは異なるものの難易度は高い――両の手の動きを邪魔してしまって、最悪の場合祐樹の灼熱の愛の象徴がチャックに挟まれるという考えるだに痛い惨状を引き起こしてしまいそうなので。
昂ぶりが空気に触れて幾分熱を冷ましてくれるが、その程度で鎮まるわけがない。
瑞々しい果実のような双丘を最愛の人の指が開いていくのを目ではなくて感じやすい先端部分とか紅色の腕の動きで察した。
「聡の極上の花園もそんなに待ち焦がれて下さっていたのですね。嬉しいですよ」
濃い紅色に染まった耳朶にだけ聞こえるように小さく囁きながら、先端部分で小さな円を描いて花園の門を潤していく。
同時に胸の両の尖りの側面部を強く挟んで下半身と同じように円を描くように回した。
「あっ……」
しなやかな肢体が若木のように撓んで肩甲骨の汗の雫が空中に煌めいて墜ちていく。
しどけなく開いた花園の門が祐樹の先端部分を熱く濡れたベルベットの極上の動きで迎え入れようと強く緩く包み込んでくれている。
「その艶やかな嬌声を誰かに聞かれたら嫌でしょう?
私はむしろ聞かせたい、ですけれども……ね」
双丘を自ら開いていた指が慌てたように唇へとあてがわれたのを気配で察した。
忍び音さえ漏らしてはならない――と最愛の人が思い込んでいるだけだが――愛の交歓は久しぶりで、羞恥と悦楽に薔薇色に染まった素肌が汗に濡れて薔薇花びらよりも綺麗だった。
危なっかしい感じで繋がっている先端部分をもう少しだけ進めて胸の尖りと同じような弾力を持つ蕾を緩く衝いた。
胸の両のルビーの尖りが祐樹の指のせいではなくて小刻みに震えている。実際に見ることが出来たらさぞかし紅くて艶やかに煌めいていることだろうと少し残念だったが、花園の浅い部分の蕾と胸の尖りへの愛撫、そして羞恥心が揃わなければこうはならないので、また別の機会を考えようと密かに思いつつ、胸の尖りを五本の指と掌まで総動員して強く丸く円を描いては弾いて硬度と感度を愉しんだ。
その度ごとに、しなやかな背中が綺麗に弧を描きながら小刻みに動いて花園の蕾に当たっている祐樹の先端部分を更に深く味わうように薔薇色の大輪の花が雨に降られて動いている姿を彷彿とさせる。
祐樹が丹精込めて淫らに咲き誇らせた花園の中も甘く厚いシルクの薔薇の花びらがバラバラに動くように緩くきつく包み込んで先端部分の濡れた感触を蕾が充分に味いたいような魅惑と蠱惑に満ちた薔薇園の佇まいと天使の羽根の貪婪さで動くのも最高だった。
魅力に富んだ薔薇色の誘惑に負けて蕾を強く衝きながら胸の二つの尖りの側面部を強く摘まんで先端部分をソフトなタッチで宥めるように円を描いた。
「あっ……んっ」
朝露に濡れた紅いミニ薔薇のようなごく小さなため息交じりの嬌声が狭い密室に咲き誇る。
「今、音を立てているのは聡の唇だけ、ですよ。甘くて小さい声ですが……、窓の下に人が居たらどうします?」
ジャズの音が祐樹の目論見通りに聞こえているので、最愛の人の紅い忍び音は聞こえないだろうが、この人との愛の交歓の時に羞恥心は最高のスパイスなのも知悉している。
それに先端部分だけで充分過ぎるほどの悦楽を感じている祐樹と異なって、両の胸の尖りと花園の中の蕾という弱点を三つも悦楽の真紅の深淵に突き落とされている最愛の人とでは気持ちの余裕も異なっていて、汗の雫が紅色の背筋に幾粒もメレダイアか細かいルビーの煌めきを宿している人にはジャズの音は耳に入ってはいないだろう。
「一度、ココで真珠をばら撒いてみますか?ただし、声や気配は極力殺して下さい、ね」
薔薇色に染まった細く長い首が大きく横に振られて、汗の雫が薔薇色の細かい雨のように散っていく。
同時に花園の中も大輪の濡れた花びらが開くように華麗かつ大胆に綻んでいく。
祐樹の灼熱の楔を包み込んで精緻に動く花びらたちも奥処へと導く動きへと変わった。
「強く衝きますので、しっかり壁に手をついていて下さい、ね。中途半端な力だと肢体が壁に当たって不自然な音を立てますから。
あ!ドアの外で人の声がしました、よ。
私は気配を感じられても痛痒はさほど感じませんが、聡は違うでしょうから」
更に紅く染まった耳朶に口から出任せを熱く吹き込んだ。しなやかな肢体が祐樹の方へと縋るように傾いだ。
「手は強く壁に付けていて下さいね。
ああ、手が滑りますか……。それは困りましたね」
薔薇色の唇を固く引き結んでいると思しき最愛の人は後ろ手に祐樹の腕へと合図めいた感じで縋ってきた。
言うまでもなく掌の発汗は精神的な理由から引き起こされるので、祐樹のウソ八百にコロッと騙されているのだろう。それでなくとも祐樹の言うことは無条件で信じてくれる人なだけに僅かな罪悪感を覚えながらも、羞恥という最大のスパイスを効かせた愛の行為――しかも「密会」とか「禁断の場所」という、最愛の彼の大好きなシュチュエーションなので、薔薇色の悦楽も普段よりも深いのだろうが。
最愛の人の汗で滑る細く長い指を絡ませたまま胸の二つのルビーの尖りを親指と人差し指の爪の先で硬い輪郭を弾きながら中指で先端部分を押しつぶす勢いで愛の行為を加えていく。
連動して動く薔薇色の腕が金と銀の粉を撒いたように妖しく震えていて、それも絶品だったが。
昂ぶりが空気に触れて幾分熱を冷ましてくれるが、その程度で鎮まるわけがない。
瑞々しい果実のような双丘を最愛の人の指が開いていくのを目ではなくて感じやすい先端部分とか紅色の腕の動きで察した。
「聡の極上の花園もそんなに待ち焦がれて下さっていたのですね。嬉しいですよ」
濃い紅色に染まった耳朶にだけ聞こえるように小さく囁きながら、先端部分で小さな円を描いて花園の門を潤していく。
同時に胸の両の尖りの側面部を強く挟んで下半身と同じように円を描くように回した。
「あっ……」
しなやかな肢体が若木のように撓んで肩甲骨の汗の雫が空中に煌めいて墜ちていく。
しどけなく開いた花園の門が祐樹の先端部分を熱く濡れたベルベットの極上の動きで迎え入れようと強く緩く包み込んでくれている。
「その艶やかな嬌声を誰かに聞かれたら嫌でしょう?
私はむしろ聞かせたい、ですけれども……ね」
双丘を自ら開いていた指が慌てたように唇へとあてがわれたのを気配で察した。
忍び音さえ漏らしてはならない――と最愛の人が思い込んでいるだけだが――愛の交歓は久しぶりで、羞恥と悦楽に薔薇色に染まった素肌が汗に濡れて薔薇花びらよりも綺麗だった。
危なっかしい感じで繋がっている先端部分をもう少しだけ進めて胸の尖りと同じような弾力を持つ蕾を緩く衝いた。
胸の両のルビーの尖りが祐樹の指のせいではなくて小刻みに震えている。実際に見ることが出来たらさぞかし紅くて艶やかに煌めいていることだろうと少し残念だったが、花園の浅い部分の蕾と胸の尖りへの愛撫、そして羞恥心が揃わなければこうはならないので、また別の機会を考えようと密かに思いつつ、胸の尖りを五本の指と掌まで総動員して強く丸く円を描いては弾いて硬度と感度を愉しんだ。
その度ごとに、しなやかな背中が綺麗に弧を描きながら小刻みに動いて花園の蕾に当たっている祐樹の先端部分を更に深く味わうように薔薇色の大輪の花が雨に降られて動いている姿を彷彿とさせる。
祐樹が丹精込めて淫らに咲き誇らせた花園の中も甘く厚いシルクの薔薇の花びらがバラバラに動くように緩くきつく包み込んで先端部分の濡れた感触を蕾が充分に味いたいような魅惑と蠱惑に満ちた薔薇園の佇まいと天使の羽根の貪婪さで動くのも最高だった。
魅力に富んだ薔薇色の誘惑に負けて蕾を強く衝きながら胸の二つの尖りの側面部を強く摘まんで先端部分をソフトなタッチで宥めるように円を描いた。
「あっ……んっ」
朝露に濡れた紅いミニ薔薇のようなごく小さなため息交じりの嬌声が狭い密室に咲き誇る。
「今、音を立てているのは聡の唇だけ、ですよ。甘くて小さい声ですが……、窓の下に人が居たらどうします?」
ジャズの音が祐樹の目論見通りに聞こえているので、最愛の人の紅い忍び音は聞こえないだろうが、この人との愛の交歓の時に羞恥心は最高のスパイスなのも知悉している。
それに先端部分だけで充分過ぎるほどの悦楽を感じている祐樹と異なって、両の胸の尖りと花園の中の蕾という弱点を三つも悦楽の真紅の深淵に突き落とされている最愛の人とでは気持ちの余裕も異なっていて、汗の雫が紅色の背筋に幾粒もメレダイアか細かいルビーの煌めきを宿している人にはジャズの音は耳に入ってはいないだろう。
「一度、ココで真珠をばら撒いてみますか?ただし、声や気配は極力殺して下さい、ね」
薔薇色に染まった細く長い首が大きく横に振られて、汗の雫が薔薇色の細かい雨のように散っていく。
同時に花園の中も大輪の濡れた花びらが開くように華麗かつ大胆に綻んでいく。
祐樹の灼熱の楔を包み込んで精緻に動く花びらたちも奥処へと導く動きへと変わった。
「強く衝きますので、しっかり壁に手をついていて下さい、ね。中途半端な力だと肢体が壁に当たって不自然な音を立てますから。
あ!ドアの外で人の声がしました、よ。
私は気配を感じられても痛痒はさほど感じませんが、聡は違うでしょうから」
更に紅く染まった耳朶に口から出任せを熱く吹き込んだ。しなやかな肢体が祐樹の方へと縋るように傾いだ。
「手は強く壁に付けていて下さいね。
ああ、手が滑りますか……。それは困りましたね」
薔薇色の唇を固く引き結んでいると思しき最愛の人は後ろ手に祐樹の腕へと合図めいた感じで縋ってきた。
言うまでもなく掌の発汗は精神的な理由から引き起こされるので、祐樹のウソ八百にコロッと騙されているのだろう。それでなくとも祐樹の言うことは無条件で信じてくれる人なだけに僅かな罪悪感を覚えながらも、羞恥という最大のスパイスを効かせた愛の行為――しかも「密会」とか「禁断の場所」という、最愛の彼の大好きなシュチュエーションなので、薔薇色の悦楽も普段よりも深いのだろうが。
最愛の人の汗で滑る細く長い指を絡ませたまま胸の二つのルビーの尖りを親指と人差し指の爪の先で硬い輪郭を弾きながら中指で先端部分を押しつぶす勢いで愛の行為を加えていく。
連動して動く薔薇色の腕が金と銀の粉を撒いたように妖しく震えていて、それも絶品だったが。
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