腐女子の小説部屋

創作BL小説を綴っています。ご理解の有る方【18歳以上】のみ歓迎致します

リクエストの短編

気分は下克上  蛍光 14

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「満天の星空の下で恋に焦がれて乱れて飛ぶ無数の蛍もとても神秘的で蠱惑的でしたが、私の場合は聡限定での恋情に焦がれていますので、条件が全く異なりますよね。
 それに紅絹の艶めきが水晶の球を宿してしなやかに動く様子や、夜に人知れず輝く紅玉のように慎ましやかな光を放っている二つの胸の尖りとか、私の指を精緻に包み込む極上の花園の中にひっそりと隠されている蕾も私の愛の仕草を待ち焦がれているようにきっと蛍よりも艶やかな仄かな光を放っているのでしょうね。
 直接拝見出来ないのが残念ですが……そこは想像力で補いますので」
 祐樹の指で蕾の輪郭を確かめるように辿ると、紺色の乱れた浴衣の褥から浮き上がったしなやかな肢体が一際艶やかさをまとって強風に煽られた若木のように蛍の光りよりも煌めいた一瞬の光りの弧を描いて空中に瞬いたのをこの目で確かに見た。
「ゆ……ゆっ……祐樹っ……」
 蚊帳の白い布まで紅く染めるような声が普段よりも大きく聞こえるのは、祐樹との約束を律義に守っているのか、空間を埋め尽くした蛍の乱舞のように祐樹の愛の仕草に翻弄されて最愛の人の卓越した頭脳でも「愛する人間の名前」で以外は紡げなくなるほどの極上の悦楽に支配されているかのどちらかに違いない。
 風の向きと強さが変わったのか開け放った屋外に通じる扉から純白の蚊帳が天女の羽衣のように艶めかしさと神性さで揺れているし、蛍の乱舞の場所が川沿いからこの部屋に変わっていた。
「紅絹の艶やかさとか濡れた紅玉の慎ましやかな尖りが先程よりも蛍の光りに照り映えて、紅色の蝶のように跳ねる聡の綺麗な肢体が神聖な妖艶さを増していて……天上の美のように綺麗です」
 それに祐樹の――結局最愛の人の器用過ぎる指でも帯を解くのは難易度が高かったらしい――白い浴衣に当たっている最愛の人の先端部分からも月に煌めく水晶の大粒の雫で濡れて震えているのが布地越しに分かった。
「ゆ……祐樹っ……」
 蛍の仄かな幽玄の瞬きよりも艶やかに煌めいた唇が濡れた小さな甘い声を上げるのも身も心も祐樹の愛に焦がれて鳴く蛍のようで、紺色の褥から半ば宙に浮いた紅絹のようなしなやかな肢体が汗の雫を纏って蛍の仄かな光を千々の色に煌めかせているのも、そして祐樹の指全部を使ってバラバラな力で弾く愛の仕草の合間合間に夜の紅玉の艶やかで慎ましやかな光を放っているのも祐樹の愛に焦がれているような神秘的で蠱惑的な蛍の紅い瞬きを彷彿とさせて、この白い蚊帳の帳を隔ててごく近い距離を乱れ飛ぶ蛍よりも綺麗だった。
「ああ、もう白珠が今にも弾けそうな感じですよ、ね。お好きなだけばら撒いて下さって構いません」
 むしろその瞬間が見たくて仕方がなかったのは祐樹のいわば我が儘だった。最愛の人が同意してくれたのは僥倖以外の何物でもなかったが。
「ゆ……ゆう……きっ……」
 花園の中の凝った蕾を繊細な硝子細工を扱うように細心の注意を払ってゆうるりと輪郭を辿ったり最も感じ易いごく狭い蕾の上の琴線を軽く優しく撫でたりと乾いた絶頂を避けるための工夫はしていたが、その度ごとに露を纏った紅絹のような素肌が魅惑に満ちた弧を描いて祐樹の身体へと傾ぐ風情も絶品だった。
 それに愛に焦がれた声とか祐樹の浴衣に当たった最愛の人の愛情と欲情の象徴が放出の前兆に震えていたので、露を纏った素肌のあちこちに紅い愛の刻印を刻んでいた唇と、ひたりと密着していた素肌を少し離した。ただ花園の中の蕾と胸の尖りをいつもよりも緩やかな力と精緻な動きで前後に動かすことだけは止めなかったが。
「ゆっ……」
 束の間強張った肢体が甘く艶やかな声を出しながら白珠の熱い雫を一瞬だけ空中に煌めかせて蛍の光りよりも白く甘い煌めきを儚く散らせて紅絹のような素肌を白珠の飾りでよりいっそうの幽玄めいたほの紅さと白い珠の対照の美を蛍の光りだけが照らしている。
「最高の和の美しさを堪能させて戴きました。ここでしか味わえない絢爛豪華でいながらも仄かな艶めきで瞬く聡の肢体も最高に綺麗ですね。蛍の光りに『持て囃される』肢体とはこういうことを表現したのでしょうね、昔の人は。今まで知識上だけでしたが実感として味わえることが私の生涯に有るとも思っていませんでした
 これも聡の極上の肢体と、私の愛の仕草とそして蛍の乱舞のせいでしょうね。
 とても綺麗で私の聡に対する焦がれる愛がますます加速致しました、よ」
 弛緩した肢体を紺色の褥に宿らせている最愛の人は露や白珠の仄かな煌めきとか紅玉の艶やかで慎ましげな尖りがほの紅さを増していて魅入られてしまう。蛍の瞬きの仄かな光がその綺麗な肢体を音もなく照らしては美しさを増していく。こういう状態を「持て囃された」と昔の人は表現したのだろうな、朧げで仄かな光の饗宴に照り映えている最愛の人を見下ろしながら温度のない蛍の代わりを務めているような熱い息吹を零している最愛の人の唇に唇を重ねた。
                                    〈了〉













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◇◇◇
都合により、一日二話しか更新出来ないーーもしくは全く更新出来ないかもーーことをお詫びすると共に、ご理解とご寛恕をお願いいたします。
やっとリアバタがー段落ついたので、次回更新分からは毎日更新を目指します!(目指すだけかも……(泣)

あと、熱烈リクエストがあった「蛍の光の下のデート」も超短編で書こうかと目論んでいます!ただ、ストーリー性が強いのは「夏」なので、そちらを優先したいのですが、予定は未定(泣)
最後まで読んで下さって有難う御座います。
                              こうやま みか拝

気分は下剋上 蛍光 13

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「分かりました。あの蛍の大乱舞よりも情熱的に私を求めてくださっているのは痛いほど分かるのですが、腰に回した両の脚をいったん解いて浴衣の褥に下ろしてくださいませんか。
腰を浮かせて暗闇でも仄かな煌めきを放つしなやかな若木のような脚を大きく開いてくださればさらに嬉しいです」
胸の尖りを指の爪で上下に強く弾きつつ歯で挟んだもう片方は動かさずに甘く噛むという愛の仕草に紺色の浴衣から艶めいた素肌が濡れた未知の深海魚のように跳ねるように乱れていくのも蚊帳に宿った蛍の光の瞬きと紅絹のように仄かな煌めきを放っている状態だけを光源にしているのも妖艶さよりも神秘さとか夢幻さをよりいっそう際立たせている。
「あっ……ゆ、裕樹……悦いっ……」
腰に縋っていた両の脚が紺色の褥に扇の要を失ったような感じで華麗に花開かれているのだろうが、あいにく見えないのが残念だった。扇は扇でもーー京都という古都に住んでいるせいで和の小物を扱う店が多いので存在だけは知っているーー日本舞踊で使うような金や銀がふんだんに使われた舞台用の特別な扇の煌めきを放っているだろうから。
最愛の人のこの愛の惑乱状態だと花園の門からは極上の近い蕾と胸の尖りだけの愛の行為で乾いた頂点に導くことは出来そうだし、その乱舞していた蛍の光りよりも目眩く天国にいる時間が長いことも承知している。ただその愛の行為では熱い白珠が爆ぜることはないのが悩ましい点だった。
しなやかに開く花園の門に指を二本忍ばせると熱い濡れた天鵞絨の花びら達が裕樹の指を強く弱く包み込んではさんざめく感じで密着してきて指で感じるだけでは勿体ないような極上の動きに花開いている。
「蛍の光のように儚い、一瞬で終わる天国と、海のように快楽の大波が次々と押し寄せる頂天の浮遊感のどちらをお望みでしょうか」
愛の交歓はあくまで最愛の恋人と身体のを使って愛情を表現するためにするものなので、裕樹の都合だけで決めてはならない。
「ゆ……裕樹っ……もう少しだけ……奥にっ。
今夜は……蛍の光の……儚い悦楽が……相応しい……かと。
それに……指ではなくて……裕樹の熱くて……確かな……愛の楔で……花園の奥処までっ……貫いて欲しい……のでっ」
裕樹との濃密な愛の行為を過ごしてきた最愛の人は裕樹が言わんとしていることも当然察したに違いない。両方の悦楽は経験済みだったので。
「分かりました。あの恋に焦がれて飛ぶ蛍よりも私を惹きつけて止まない聡がそう仰ってくださるなら、そう致します。
蛍よりも綺麗な聡を全て感じさせてくださいね。視覚は覚束ないので他の感覚が逆に研ぎ澄まされるでしょう、お互いに、ね。愛しています、聡だけを」
人知れず煌めいている紅球のような艶めかしく仄かに濡れた光を放つ胸の尖りもこの世のものとは思えないほど魅惑的だったし紅絹の艶めきに水晶の雫を所々に白露のように宿らせて煌めいている素肌も射干玉の闇の中で妖しい色香で裕樹の指の動きに撓んだ拍子に蛍よりも幻想的な紅や水晶の煌めきを放っている。
唇を交わして愛の音を派手に立てた後に瞼やまつ毛に戯れのような口付けを落として耳元で囁いた。
「ああっ……ゆ……裕樹……。とてもっ……」
乾いた絶頂を誘発しないように細心の注意を払って蕾に触れた。
一際跳ねる肢体が浴衣の褥から一瞬浮き上がって蛍の舞いよりも綺麗な軌跡で艶めいていた。










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諸般の事情で、クライマックス近くにも関わらず中断してしまっていた「気分は、下剋上」夏 ですが(プロットは流石に覚えていましたが、ちょっとした登場人物の名前などその場で思いついた名前とかは忘れてしまっていたため、復習に時間がかかりましたが、再開致しました!
あと、熱烈リクエストがあった「蛍の光の下のデート」も超短編で書こうかと目論んでいます!ただ、ストーリー性が強いのは「夏」なので、そちらを優先したいのですが、予定は未定(泣)

気分は下剋上 蛍光 12

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「絢爛豪華な蛍の乱れ飛ぶ川の近くよりも、蚊帳の白い布に数十程度の瞬きしかない二人だけの闇の中の方が視覚よりも他の感覚でお互いの愛情を冴え冴えと感じることが出来ますね。次の愛の仕草が紅絹のように仄かな光しか放たないのですから、聡にも分からないでしょう。
たまにはこういうのも素敵ですね。
それにこの旧家の天井の高さとか、愛の交歓に耽っていても人の気配が全くしなかったでしょう。ということは鳴かない蛍に代わって甘い艶やかな声でどこを愛して欲しいのか仰言ってくださいね」
仄かな紅さしか見えなかった胸の尖りを唇に軽く挟んで熱い息吹で言葉を紡いだ。
紺色の浴衣から覗く艶やかな白く紅く染まった素肌が紺の褥の上で蛍の光よりも鮮やかな艶やかさを纏って微風を受けた絹のように艶めいているのも普段とは異なった儚げで朧げな色香を放ち続けているのもこの蚊帳の中で愛を交わす秘めやかさに相応しかったが。
「ああっ……ゆ、裕樹っ……」
唇の代わりに歯で挟んで硬く尖った側面部を左右に揺らすとほんのりと紅く色付いたような艶めいた慎ましやかな嬌声が灯火のない部屋を染めていく錯覚に酔いしれた。
恋に焦れた蛍のように乱れた浴衣から練り絹のような艶めく腕が裕樹の旅館備え付けの浴衣の帯を解いてくれるのを視覚よりも最愛の人の素肌の方を念入りに拭いていたし、そもそも同じ浴衣といっても最愛の彼が行きつけの百貨店で購入したーー普段は和服を扱っている階には足を踏み入れないものの、京都の街は和服の需要が多いこともあって裕樹の勧め通りに購入したーー職人の匠の技で精魂込めて作ったものと、多分素材は同じでも単価の安そうな裕樹が身に纏っている物では素材すら異なるのではないかと思われるほどの雲泥の差がある分、腕の中の最愛の人の器用さを以ってしても素肌に纏わり付いたままだったが。
サラリと艶めいた素肌を微かな衣擦れの音も涼しげに練り絹のような艶めく素肌の面積を確実に広げていく最愛の人は夜に咲き誇る艶やかな大輪の牡丹の趣きでーー蛍の光よりも裕樹の愛に身を焦がしているようにーー仄かな光を帯びて艶やかに震える脚を裕樹の腰へと巻きついてきた。
「ゆ…裕樹っ…花園の……中の……蕾もっ……胸の尖りと……同じように……愛して……欲しっ」
温度のない蛍の煌めきよりも熱を帯びた艶やかな小さな声が風情の有る蚊帳の中を一際鮮やかに彩っていくような錯覚を覚えた。
裕樹のばら撒いた熱い白珠の雫を花園の外へと煌めく場所を変えさせた時に敢えて蕾を避けていたことに焦れたのだろう。もちろん裕樹も愛の具体的な行為をねだる最愛の人の甘く艶やかな声を聞きたかったので大歓迎だったが。
「指は何本お望みでしょうか」
指でも、そして裕樹の魂に一番近い場所ではないかと思える熱い楔でも知悉した極上の花園の最も弱い場所だったが、仄かな光しかない蚊帳で覆われた愛の空間では普段と異なる甘く乱れた肢体を視覚以外で愉しむのも新鮮な体験だったし、最愛の人も多分同じだろう。
裕樹の浴衣に宿った最愛の人の先端部分から溢れた水晶の雫が蛍の光よりも鮮やかに空間に煌めいた後に紅絹のような素肌に堕ちていくのも幽玄の幽けさに相応しい眺めだった。ごく一瞬の煌めきだけにより一層の鮮烈さと儚さで目を奪われてしまった。
「に……二本の……指で……愛して……欲しっ……」









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気分は下剋上 蛍光 11

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蛍の乱舞の下でいつもよりも艶やかさを増した素肌を手早く拭って甘く香る肢体に浴衣をさらりと着せ掛けた。
「愛の交歓の後の色香と蛍の仄かな瞬きの乱舞の灯火以外何も身に纏っていない聡もとても魅惑的でずっと眺めていたいのですが紺色の禁欲的な浴衣を乱す悦びも与えてくださいませんか?」
白い毛氈の上で紅色に艶めいた素肌が乱れ飛ぶ蛍の光りで神秘的な美しさを添えていたが、紅色の指が幾分気だるげな甘さを蛍の光りに映えさせながら紺色の浴衣を身に着けていく様子も壮絶な色香を放っていて、魅入られて魂が「憧れ」てーー最愛の人に寄って行きそうな錯覚を抱く。古文的な意味での「あくがれ」を実感したような古代めいた感慨だった。
端整で怜悧な容貌にも愛の行為の後の甘やかな艶めきと仄かな笑みを含んだ唇も乱れ飛ぶ蛍の光で幻想的な煌めきを飾りにしてさらに神秘的な大輪の花のような感じで艶めいている。実際の沙羅双樹の花ではなく、昔の日本人が夢見た空想かつ理想的な花の「沙羅双樹」の花の盛りのような神的な艶めきは多分蛍や旧家めいた作りの部屋の雰囲気のせいだろう。
「裕樹、蚊帳だ。初めて見た」
部屋に先に入った最愛の人が「見返り美人」の絵よりも鮮やかな笑みを浮かべて裕樹の方を振り返った。
「私も実物を拝見するのは初めてですよ。ただ、蚊帳が有るならこの扉は開けておいても大丈夫ですね。
聡の蜜よりも甘い素肌に寄って来る蛍はこの二人だけの空間の外でしか瞬かないでしょうから、愛の交歓を彩ることは出来ても邪魔することは不可能ですから」
蚊帳を釣る作業は具体的には知らないが、薄く透ける白い布に覆われた二人だけの空間を強調してくれそうで胸が期待に高まる。この旅館の顧客へのもてなしだろうが、行き届いているのかぞんざいなのかは意見が分かれるだろう。ただ、最愛の人もとても満足そうな笑みを瞬かせていたので全く問題ではなかったが。
「蚊帳の中で愛を交わすのは素敵でしょうね。しかも乱れ飛ぶ蛍の光の仄かな瞬きの下で。
二組みの布団がこんなに近くに敷いてあるのも何だか私達の愛を象徴しているようで……。道後温泉では『夜這い』の密会気分でしたが、この空間だと旧家の屋敷で公認の恋人同士のようで嬉しいです」
布団が密着しているのは多分蚊帳の総面積のせいだろうが、この際そんなことはどうでも良い。
薄い布地をそっと捲って最小限の空間を作って最愛の人の耳元で囁く。
「蚊がそんなに居るとも思えませんが、素早く入って布を下ろしてしまいましょう。それが蚊を入れないためには最良かと存じますし、それに二人だけの狭い場所、しかもこの上もなく愛し合う二人に相応しい白くて涼やかな風が愛の交歓の熱を冷ましてくれそうな趣きですし」
神妙そうな、それでいて楽しそうな無垢な笑みと浴衣から花の芯のように艶めいた甘い素肌が精緻な対照で照り映えていた。
普段よりもさらにしなかやかな身のこなしで蚊帳の中へと入る最愛の人の動作を飽かず見惚れた後に裕樹も素早く入ってごく薄い布を下ろした。
白い布団の上に紺色の浴衣に包まれた最愛の人をゆっくりと押し倒して、帯はわざと解かずに浴衣の襟の合わせ目を開いて淡く紅色に艶めいた素肌を徐々に露わにしていく。
部屋に迷い込んだ蛍の光を受けて紅く艶めく胸の尖りもいつも以上に儚げな慎ましい煌めきを放っていた。蛍の光よりも裕樹の愛を求めて焦がれたような趣きだったので、唇で確かめずにはいられない衝動に駆られてしまって性急に唇を落とした。










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諸般の事情で、クライマックス近くにも関わらず中断してしまっていた「気分は、下剋上」夏 ですが(プロットは流石に覚えていましたが、ちょっとした登場人物の名前などその場で思いついた名前とかは忘れてしまっていたため、復習に時間がかかりましたが、「ドライブ~」か「震災編」が終了次第再開する予定ですのでもう暫くお待ちくだされば嬉しいです。
あと、熱烈リクエストがあった「蛍の光の下のデート」も超短編で書こうかと目論んでいます!ただ、ストーリー性が強いのは「夏」なので、そちらを優先したいのですが、予定は未定(泣)

気分は下剋上 蛍光 10

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清らかなお湯に濡れて真紅の薔薇のように艶めく胸の尖りを蛍火が空中から仄かな光の瞬きで飾るのは大歓迎だったが、ルビーの煌めきはに直接触れるのはーー裕樹だけの子供じみた独占欲だと我ながら呆れてしまうがーー裕樹の指や唇だけにしたかった。
歯と舌、そして指で強めにルビーを甘く噛みながら弾く。
「ああっ」
慎ましやかな嬌声混じりのため息は空中を乱舞している蛍ーー発音器官を持ち合わせていないーーが恋い焦がれて啼いているような錯覚すら抱くほど幽玄の絢爛豪華さだった。
もう片方の手をお湯に浸けて若木のしなやかな艶やかさで仄かに光っている素肌を辿って、先ほど最愛の人の指が自ら開いて見せてくれた場所に行き着いてしどけなく開いた門から二本の指をゆっくりと裕樹だけの天国に忍び込ませる。最も感じやすい蕾の辺りは注意深く避けて。
「お湯が入って不快ならばそう仰ってくださいね」
濡れたルビーに熱い息を吹きかけると、愛の交歓で艶やかな紅さに染まった肢体が乱舞する蛍の瞬きを飾りにして仄かな光を放ちながらしなやかな若木のように撓むのも夢のように綺麗だった。
「暑過ぎないお湯なので、むしろ花園の熱を冷ましてくれる感じだ。それに裕樹の指の感触も心地良い。もう少し奥処まで来て欲しいくらいだ」
裕樹のばら撒いた白珠の粒を指先で集めて門の外へと出す動きなのは最愛の人も分かっているのだろう。指を包み込む厚く濡れた真紅の花びらの密着感は相変わらず精緻かつ絶妙の動きで迎え入れてくれていた。
「このお湯だと私の聡への愛情と熱情の証しでもある白珠が白い泡のように煌めきながらお湯の中をシャンパンの泡みたいに立ち上っていく様子が拝見出来るのに、この位置では不可能なのが残念です」
蛍の光に煌めいている透明なお湯の表面も、そしてそのお湯から胸の尖りのルビーから上の部分を出している最愛の人の仄かな蛍の光の瞬きに染まった艶めいた素肌も幽玄の艶やかさを纏っている。
ただ、お湯の中で白珠の雫が滔々と湛えられて、悠然たる大河のように石畳の上を流れていく天然の贅沢さーーしかも蛍の仄かな瞬きが無数に乱舞して、テレビでしか観たことがない曜変天目茶碗を彷彿とさせる綺麗さも加わっているーーだったが、さらに綺麗なのは白珠のうたかたを深海を思わせる綺麗な水に零しては立ち上っていく最愛の人と裕樹との愛の行為の名残りだろうから。
幼い頃に読んだ竜宮城の美しさよりもきっと二人の愛の証しの白珠の煌めきの方が綺麗で儚いだろうから。
「裕樹が私にくれた愛の証しなので……私も出来るなら見たいが……無理だろうな。第一蛍の乱舞の光や満点の星の煌めきがあるとはいえ、この暗さだし……」
銀河まで見えるこの豪華な星空の下でも最愛の人の煌めきと甘やかさの混じる声が最も輝いて聞こえるのは言うまでもなかったが。
「あの辺りの石畳にお湯が流れて行く様子もとても綺麗ですよ、尤も聡のお顔や肢体には敵いませんが」
白珠のうたかたをほぼ花園から清らかなお湯へと移し終えてーー二人の愛の行為は数え切れないほど交わしていたので大体のことはきっと最愛の人よりも裕樹の方が詳しいはずだーー蛍の乱舞が薔薇色に染まった濡れた肌を豪華に彩る幾分華奢な肩を抱いて向きを変えた。
「本当だ。黒い石が僅かな湯気を伴った水分で艶めいた上に蛍の光が瞬いていてまるで曜変天目のようだな、テレビでしか観たことはないが」
最愛の人も同じ感想を抱いてくれたのが妙に嬉しかった。
「私も同じように考えました、よ。最愛の人が同じ感想を持ってくださると、親近感がわきますね。身を焦がすような愛情に加えて」
艶やかな唇に唇を重ねながら清らかな水と蛍の乱舞に照らされた奇跡のような煌めきに見入った。
「さて、と。夜はまだまだ長いので蛍の求愛行動に負けないように、私達も愛の交歓の続きを致しましょうか?」
蛍の舞い散る空間に立ち上って最愛の人に手を伸ばした。










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