腐女子の小説部屋

創作BL小説を綴っています。ご理解の有る方【18歳以上】のみ歓迎致します

気分は ホワイトデー2023

気分は下剋上 ホワイトデー狂騒曲 (I8禁)最終話

「一介の医局員に過ぎない私のような立場でなってしまっても良いのか若干悩みましたが、聡と出張扱いでご一緒出来る絶好の機会ですのでついつい引き受けてしまいました。
 東京以外には出張ってなかったですからね。これから旧国立大学所在地を二人で順番に回ることが出来るのは何よりも喜ばしいです……。
 『()()(ふく)』は私がコスプレをしたキャラがお勧めの『ずんだ生クリーム味』よりも……」
 祐樹が小児科のハロウィンのイベントを切っ掛けに知ったマンガだけれども、無類の甘党のキャラという設定だし、下戸(げこ)だと本人のセリフにもある。
 「ずんだ」とは祐樹の記憶が正しければ枝豆をすり潰した物だ。腕の中にいる最愛の人の(ほう)が断然詳しいので聞いてみても良かったのだけれども、そろそろ二回目の愛の交歓に突入すべく甘く低い声で紅色の耳朶(じだ)を弱く噛んでツンと尖って紅い光を放つ二つのルビーに指を絡ませて弾力を楽しんだ。
「あっ……()ぃっ……。祐樹は『ほうじ茶……生クリーム』の……(ほう)が……興味を……惹かれるのだろう……」
 必死に理性を保ちながら言葉を紡いでいる様子が健気で大層そそられる。その上身体は――いや天国のような花園が、かも知れない――欲望に正直なようだ。
 祐樹の意図を汲んだ最愛の肢体がより一層繋がりを深くするような感じで優雅に脚を開いていくのも艶めかしい。
 純白のシーツの海の下に手を滑らせて滑らかに濡れた背中をやや浮かした。
 それと呼応するかのように両の足が祐樹の腰にしっかりと絡んで来た。その細い足首が祐樹の腰の真ん中でクロスしている様子を見ることが出来ないのは大変惜しい……。
「そうですね……。ほうじ茶の(ほう)が好みですよ……。ただ、甘く薫る聡の肢体の方がもっと好みですが……。
 ずっとこうして抱き合っていたいと思います、心の底から。ホワイトデーを祝う日だけではなくて……」
 紅色のすんなりとした腕も祐樹の背中に縋って来る様子も艶やかだ。
 そして繋がったままの彼の極上の花園は蠱惑極まりない動きで祐樹の熱く滾った楔を強く弱く奥へと誘う動きを開始している。
「私も……祐樹と……ずっと、一つに……繋がっていたいっ……」
 蜜を零した花のような言葉が紅色の唇から紡がれる。
「こう申し上げると何だか早急というか……端折(はしょ)っているように思われるかも知れませんけれども……、愛の交歓でより艶やかな色香を放つ素肌にシルクは良く映えると思うのです。
 終わったらパジャマ代わりにお贈りした『ナイトウエア』を着て頂けませんか……。
 先ほどは汚れるのは嫌だと仰ったでしょう?いつものように一緒に浴室で後始末をしてからだったら構いませんよね?」
 花園の浅い部分の、凝った蕾を欲情の証しで小刻みに衝きながら甘く低い取って置きの声で懇願した。
 愛の交歓の後の壮絶な色香を放つ素肌にこそ妖精の羽根のようなシルクのランジェリーは良く似合うだろう。
「祐樹っ……()っ……。分かった……。
 せっ。折角……祐樹が……贈ってくれた……物だから……大切に……着るっ」
 祐樹の腹部に彼の花芯が当たって先端から零れ落ちた水晶の雫が淫らな水彩画を描いている、祐樹の身体のリズムに合わせて。
「良かったです。あれだけ色々な人をお騒がせして聡のためにやっと手に入れた大切な物なので、持って帰っても時々は身に纏って下されば嬉しいです……」
 重なり合う濡れた素肌が淫靡な狂騒曲、いや協奏曲を奏でている。それに、婀娜(あだ)めいた嬌声と甘く濡れた吐息が部屋の中に愛の花を咲かせているようだった。

  <了>





--------------------------------------------------
二個のランキングに参加させて頂いています。
クリック(タップ)して頂けると更新のモチベーションが劇的に上がりますので、どうか宜しくお願い致します!!

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ
にほんブログ村



小説(BL)ランキング
2ポチ有難うございました!!

















































腐女子の小説部屋 ライブドアブログ - にほんブログ村




PVアクセスランキング にほんブログ村

気分は下剋上 ホワイトデー狂騒曲 67

「そうです。今日までは内緒にしておこうと思いまして。
 救急救命室に行く前に病院を抜け出して百貨店に行きました。貴方のサイズは呉先生よりも若干大きい程度なので、呉先生で試着を。
 ちなみに、森技官も試着したラベンダー色の同じデザインを物凄く気に入って買っていました。きっと同じようなことをしていると思います、よ」
 汗の雫を宿した滑らかな紅い首がゆうるりと振られた、縦に。
「呉先生は紫系統の色が良く似合うからな……。
 そこまで祐樹が骨を折ってくれた点が私には嬉しいのだが……」
 花よりも綺麗に鮮やかな笑みを浮かべている最愛の人の唇にキスを落とした。
「ただ、本当に喜んで貰えるのか少し不安になりまして、長岡先生にも相談したのです、実は。あ!長岡先生の個室に入って驚いたのですが……?」
 日常の忙しさに紛れて言おうと思っていたことをすっかり失念していた自分を恥じた。彼が把握しているなら何の問題もないのだけれども……。
「長岡先生の個室がどうかしたのか?」
 愛の交歓の後の戯れの時に話す内容ではない気もしたけれども乗り掛かった舟だ。
「実は驚くほどに綺麗に整頓されていたのです」愛の行為の名残を色濃く残す甘く薫る表情が怜悧な雰囲気に変わった。……身じろぎしないでくれたのは彼の愛情(ゆえ)だろう、多分。
「ああ、その件か。実際に見たわけではないけれども、彼女が私の執務室に来て『田中先生から教授に申し上げた(ほう)が良いとアドバイスを頂きまして』と。
 内田教授には私の方からもお礼を言っておいたので大丈夫だ。
 祐樹が医局の細かい点まで気を配っていてくれて本当に助かっている。有難う……」
 そう言えば長岡先生は可及的速やかに上司でもある彼にその件を報告すると言っていた。私生活は色々とアレだけれども医師としては内田教授が自分の医局に欲しがるほど有能だし、事務処理能力も高い。
「ご存知でしたか。だったら何の問題も有りません。内田教授はあの通り気さくな人なので問題はないでしょうが、けじめはけじめですから……。
 それはそうと、長岡先生は聡には何を上げても喜ぶのだからと言われてしまいました……」
 22万円のランジェリーを爆買いした件はこの際、省略しよう。彼も濡れた紅い唇に笑みの花を咲かせている。
「その通りだな……。女性は勘が鋭いと良く言われるけれども長岡先生もその例に漏れないみたいだ……。
 内田教授で思い出したのだけれども、心臓外科医学会の次の開催地は仙台だろう?祐樹と観光も出来るだろうし、内田教授や浜田教授は羨ましがるだろうな……」
 花よりも綺麗で艶やかな極上の笑みを浮かべる最愛の人のしなやかな肢体の輪郭を指で辿った。
 ただ、何故話題に出ていた内田教授だけでなく小児科の浜田教授の名前まで咲きたての紅い花のような唇が紡いでいるのか気付くのに数秒掛かった。
「ああ、お土産(みやげ)に『()()(ふく)』を買って帰るのですよね?」
 浜田教授と知己(ちき)を得たのは祐樹がハロウィンで「呪いが廻る戦い」のコスプレをしたのが切っ掛けだった。そしてそのアニメ・マンガで主人公の出身地が仙台だった。そして祐樹がコスプレをしたキャラが初登場したのも主人公が通う高校の屋上だ。しかもお土産ではなくて「僕が帰りの新幹線で食べるんだ」と生徒の命の危機にも悠然と現れたのは衝撃的だった。
「杉沢第三高校は特に見るべき場所はなかったですよね。普通の公立高校ですから……」
 きっとネットで調べればモデルになった高校は直ぐに分かるだろうけれど、呪いを呼んで超危険な物だった特級呪物(じゅぶつ)宿儺(すくな)のミイラ化した指を間抜けにも百葉箱に「保管」してあったのを、主人公が「拾って」持っていたという謎しかない。
 ただ、作中には()(ろう)と書いてあったけれども、蝋のような脂っぽさはなかったので――といっても祐樹も考古学者ではない――ミイラだと思う。
 呪いに対抗するために主人公は猛毒でもある宿儺の指を食べて呪力を得、しかも難なく自我を保つことが出来る千年に一度の逸材だと判明して物語は始まる。
 腕の中の最愛の人が紅く濡れた唇を開いた。
「そうだな……。アニメで観たらとても美味しそうだったから機会が有れば是非食べてみたかったお菓子だし……。高校は割と良く有る感じの公立高校なので特に興味はないのだけれども……。
 しかし、祐樹も理事になってくれて本当に良かった……。とても嬉しい」
 紅色の秀でた(ひたい)にやや茶色掛かった髪を張りつかせて花よりも艶やかに笑う最愛の人の表情は祐樹にしか絶対に見せないし見せたくない類いのものだった。




--------------------------------------------------
二個のランキングに参加させて頂いています。
クリック(タップ)して頂けると更新のモチベーションが劇的に上がりますので、どうか宜しくお願い致します!!


にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ
にほんブログ村




小説(BL)ランキング
2ポチ有難うございました<m(__)m>















































腐女子の小説部屋 ライブドアブログ - にほんブログ村




PVアクセスランキング にほんブログ村

気分は下剋上 ホワイトデー狂騒曲(I8禁)66

「愛する聡と……こうしている時が、最も敏感な……場所で、かつ私にしか許して……下さらない場所で繋がって……いる感じが……最高に……幸せです、よ……」
 根本まで花園の中に()れるとそれだけで真珠の放埓をばら撒いてしまいそうになるのを必死で耐えつつ言葉を告げた。
「ああっ……。祐樹っ……。私もっ……こうしてって……。私の身体をっ、祐樹のっ……熱くっ……硬い……モノでっ……愛されて……いるっ、時間が……最も……幸せだ……。祐樹、お願いっ……動いて欲しっ……」
 祐樹の知る限り、()れたら動くのが当たり前だったのだけれども、最愛の人の極上の花園は祐樹自身が動かずとも熱く厚いシルクがヒタリと密着して花びら達が強く弱く締め付けてくれる。
 こういう身体を持った人は知らない。
 ただ彼の場合は生来の素質も有ったかもしれないが、祐樹とこういう関係にならなければ花開かかずにずっと眠り姫のままでいたことも知っている。
 そんな彼が堪らなく愛おしくて快楽という愛情をもっと感じさせたくなる。そんなことを考えているのも真珠の放埓をばら撒いてしまいたくなる衝動を必死で耐えていたからだ。
「分かりました。動きますよ……、聡……」
 胸部に回して尖りごと掴んだ手に硬い感触を掌で転がしながら花園の奥処へと一気に貫いた。紅色に染まって汗の雫を纏った艶やかな肌が祐樹の蹂躙(じゅうりん)にシンクロして下半身を上へと掲げてくれる。
「あっ……。ゆ。祐樹っ……祐樹っ……とてもっ……()っ……。青いっ……花火が……爆ぜているっ……ようでっ……。ああっ、そこっ……」
 慎ましやかな声が純白のシーツの上に濡れた紅い花びらを撒いているような気がする。
 花園の奥処の奥に祐樹の先端部分がすっぽりと入る天国以上に甘美な場所がある。その場所に包まれるともう限界だ。
「聡の……極上の……場所が……あまりにも気持ち良すぎて……私も……限界です……」
 濡れた粘膜が奏でる淫らで熱い協奏曲が寝室の中に響いている。そんなことを思った瞬間に頭の中が白く激しく爆ぜた。
「あっ……祐樹っ……。奥処が……濡らされて……気持ちっ……」
 紅色の肢体が強張った後に弛緩した。最愛の人も真珠の熱い迸りを放ったのだろう。崩れ落ちそうになる身体を必死に動かして繋がったままの肢体を「まだ」濡れていないシーツの上へと導いた。
「いつも最愛の聡の肢体は素敵ですね……」
 熱く荒い息が収まった後にそう告げて紅い唇に啄ばむようなキスを落とした。そして汗の雫を纏っている前髪を優しく梳き上げた。
「とても……()かった……。祐樹と激しく愛し合うのも大好きだけれども……。その後に、こうして優しく触れてくれる時間もこの上もなく幸せなので……」
 紅く染まった濡れた唇が祐樹の唇が離れた瞬間を狙って重ねられた。二人きりの熱く甘い夜を重ねたせいで最愛の人も随分と積極的になってくれたことは嬉しい限りだ。
「あのシルクのナイトウエアですけれども、サイズが分からなくて……」
 濡れた艶やかな眼差しが祐樹の視線と絡み合った。
「私の服のサイズなら……祐樹も知っていると思っていたのだが……?あっ……」
 ルビーよりも蠱惑的な光を放つ尖りを優しく摘まむと繋がったままの花園の凝った蕾が祐樹の敏感な場所を弾くように動いた。
「実はあのシルクは女性用なのです……。抵抗感を抱かれるのではないかなと今まで内緒にしてきたのですが……」
 そろそろ種明かしをしても良いような気がして言葉を続けた。艶やかに濡れた眼差しが紅い光を放っている。
「そうなのか?祐樹が私のために選んでくれた物なのだろう……。女性用なのか……。ただ、今まで贈ってもらった指輪とかアクセサリーも厳密には女性に贈るプレゼントだろう?
 だから抵抗感など全くないな。祐樹が私に似合うと思って選んでくれた物だから……」
 指輪とランジェリーでは異なると思っていたのだけれども、最愛の人はそう思わなかったようで安心した。
「愛する人にシルクのランジェリーを贈ったら良いと柏木先生にアドバイスされまして。ただ、シルクは伸縮性には欠けるのでサイズが分からないと贈れませんよね?
 それにご存知の通り女性用の衣服は全く分からないですし、あのブランドは森技官のお姉さま御用達のお店です」
 最愛の人の紅色の肢体が驚いたように身じろいだ。
「……あまり刺激させないで……くださいませんか?また欲しくなりますよ。思いっきり揺さぶってもう一度花園の中に真珠の白濁を放ってしまいたくなります……」
 宥めるように頭頂部をポンポンと叩いた。
「森技官にまで聞いたのか?私のために……」
 最愛の人は愛の交歓よりも今は話をしたいらしい。
 そして彼は森技官と祐樹が仲の良い喧嘩友達だと知っているけれども基本的に関わり合いたくないという点まで知悉している。
「そうです。背に腹は代えられませんから。ただサイズが分からないという点は依然として存在しました。ですから呉先生にお願いして試着をして貰おうと思ったのです。森技官が病院長に上手く話を通してくれて……」
 最愛の人が艶めいた眼差しに納得したような光を浮かべていた。
「そう言えば、三日前に廊下ですれ違った病院長が『田中先生は随分厚労省に気に入られていますね』と言って来たことが有って……、何のことだろうと思っていたのだけれどもそういうことか……」
 濡れた紅い唇が鮮やかな笑みを浮かべている。





--------------------------------------------------
二個のランキングに参加させて頂いています。
クリック(タップ)して頂けると更新のモチベーションが劇的に上がりますので、どうか宜しくお願い致します!!


にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ
にほんブログ村



小説(BL)ランキング
2ポチ有難うございました<m(__)m>




















































腐女子の小説部屋 ライブドアブログ - にほんブログ村




PVアクセスランキング にほんブログ村

気分は下剋上 ホワイトデー狂騒曲 (I8禁)65

 薄紅色の花びらの中につぷりと指を()れると厚く熱いシルクがひたりと包み込んでは奥へと誘ってくれる。
「あっ……」
 満開に咲いた花の満足げな溜め息のような婀娜(あだ)めいた声がシーツの波を紅く染めるようだった。
「聡の花園の極上のシルクの感触には、私が差し上げたプレゼントなんて足元にも及びません……。凝った硬い(つぼみ)此処(ここ)……」
 最愛の人の弱い箇所を二本の指で摘まんでもう一本の指で軽く叩く。
「ゆっ……、祐樹っ……。そこっ……()っ」
 中指を微細に動かすと紅に染まった肢体が切なげに揺れている。すっかり育ち切って先端から大粒の水晶の雫を絶え間なく零している花芯も期待に戦慄(わなな)く感じで震えている。
「祐樹っ……。とても悦くて……、ただっ……」
 紅に染まった肢体がシーツの波の上を跳ねて濃い紅色の粉を撒いているような錯覚を覚えた。
「ただ、何ですか?」
 指だけでこんなに気持ちが良いのだから、祐樹の最も敏感な場所で感じたら即座に絶頂を迎えそうだ。
 最愛の人の極上の花園の中は祐樹にしか許されていない天国のような場所でもあり、蠱惑に満ちた魔性の場所でもあった。
 この愛しい人の最高の花園の感触を知っているのは祐樹だけだと思うとなおのこと愛おしさと優越感がこみ上げてくる。
 指で熱く厚いシルクの感触を、目では艶やかな肢体が乱れていく様子を味わうと祐樹の欲情の証しも徐々に滾ってくる。
「そこを……弄られると……こちらもっ、愛して……欲しくなるっ……」
 背筋がしなやかに反って、ルビーの艶やかさで煌めいている二つの尖りが祐樹の身体の(ほう)へと傾げられた。
「先ほど愛して差し上げましたよね……。今度はご自分で弄って下さい」
 乳液の助けを借りたとはいえ、すんなりと三本の指を迎え入れることが出来るようになった花園は祐樹の丹精の賜物と生来の資質だろう。
 ただ、初めての夜からずっと最愛の人は祐樹の許しがないと何もしない無垢さは変わっていない。そういうギャップにも物凄くそそられる。
 濃い紅色に染まった長く細い指がおずおずといった感じで二つの尖りへと差し伸べられて祐樹の中指が凝った蕾を軽く叩くリズムに合わせて先端部分のみ円を描いている。その微かな指の動きも次第に速さを増していく。羞恥めいた戸惑いよりも悦楽に全てを委ねた感じがとても良い。
 濃い紅色の細い指がルビーの光沢を辿っている様子は独りで慰めているような背徳の淫靡さに満ちている。
「あっ……。ゆ……祐樹っ……。頭の中で……花火がっ……爆ぜている……ようでっ……」
 先ほどよりも鮮やかな紅に染まった肢体が若木のしなやかさで反った後に動きを止めた。
 嬌声を紡ぎ続けていた濡れた紅い唇と、先端部分から水晶ではなくてオパールの乳白色も混じっている花芯が震えているだけだ。
 花園の蕾と胸の尖りの愛撫だけで乾いた絶頂を迎えることが出来る最愛の人が今まさにその状態に至ったのだろう。
 普段は理知的で怜悧な印象を与える端整な顔立ちも紅く染まって涙の粒が魅惑的に煌めいている。
 こういう滴るような色香を醸し出している顔を見ることが出来るのも祐樹だけだと思うと愛おしさが募る。初めて夜を共にした日はまだ硬質さを色濃く残していたなと懐かしく思い出してしまう。
 ただそう思ったのは一瞬だけだった。
 彼への愛おしさだけではなくて、指をキュっと包み込んで大胆かつ繊細に動く花園の感触を祐樹の最も敏感な場所で感じたいという衝動に駆られる。
「そろそろ、私の愛情と欲情の象徴を愛する聡の極上の天国に()れて良いですか?」
 紅色の耳朶(じだ)に切実な言葉を注ぎ込んだ後に甘く噛んだ。
「祐樹っ……。私の中に……早くっ…‥来て欲しっ……」
 涙の雫を宿した扇のような睫毛が開いて艶やかな眼差しが切実な光を放っているのも無垢さと淫らさに満ちていて視線を釘付けにする吸引力だった。
 指を抜こうとすると厚く熱いシルクが引き留めてくれるのも愛おしい。
「愛していますよ……聡。うつ伏せになって腰を高く上げて……」
 特別な日だからこそ繋がった場所をこの目で見たくて淫靡な示唆を耳朶へと流し込んだ。
 最愛の人は純白のシーツの波から艶やかに染まった肢体を蝶のように翻した。そして思い付いたような感じで祐樹の顔に艶やかに濡れた顔を近づけてキスをしてくれた。濡れた唇が驚くほどの熱を孕んで祐樹の唇にも火を点けるような甘美な感触だった。
 愛の交歓の時にも祐樹の指図で動く人が自発的にそういう行為をするのは珍しくてそして愛おしい。
 熟した桃のような双丘がベッドの上に高く掲げられすんなりと伸びた脚も大きく開かれている。
 祐樹は両手を彼の胸へと回して肢体を固定しつつ尖りの硬さを掌全体で感じつつ、祐樹の愛情と欲情の証しをゆっくりと()れていく。
「あっ……、開かれる……感触が……とても()っ……」
 彼の花園の中は祐樹を迎え入れて花びら達がヒタリと密着しているものの、弱く強くバラバラな動きで祐樹の楔を締め付けてくれる。
 身体だけでなく魂まで繋がる湿った音が寝室を愛の色に染めていく。
 先ほどよりも紅く染まった花園の門へと祐樹の滾った楔が埋め込まれていく様子も絶品だった。




--------------------------------------------------
二個のランキングに参加させて頂いています。
クリック(タップ)して頂けると更新のモチベーションが劇的に上がりますので、どうか宜しくお願い致します!!


にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ
にほんブログ村



小説(BL)ランキング
2ポチ有難うございました<m(__)m>



















































腐女子の小説部屋 ライブドアブログ - にほんブログ村




PVアクセスランキング にほんブログ村

気分は下剋上 ホワイトデー狂騒曲 64

「脱ぐっ……。あのヒロインも……自分でっ……脱いで……いただろうっ……」
 精緻な白いレースを押し上げている紅い尖りがより一層の煌めきを放っている。
 尖りの下から上へと爪で強く弾くと(あで)やかな小さな声がリビングに紅色の粉を撒いたように煌めいては溶けていく。
「ゆっ……祐樹っ……。脱ぐのでっ……待っていて……欲しいっ」
 紅を()いたシルクよりも滑らかな頬に涙の雫が零れている。意志の力ではどうすることも出来ないハズの生理現象を必死で我慢しているような苦し気で、妖艶な表情が濡れた蠱惑に満ちている。
 ただ、映画の感想として戯れに交わした約束を彼が覚えていてくれた点が――もともと記憶力の良い人だけれども、知識面はともかく睦言めいた言葉まで覚えて実行しようという気持ち――とても嬉しい。
 渋々ながら指を外すと()椅子(ウチ)からすらりと立ち上がった肢体が濡れた紅色に艶めいている。
 しかも、紅色に染まった素肌に薄い緑色のシルクが身体の隆起に沿って濃く薄く濃淡が出来ていて最高の眺めだった。
 二つの胸の尖りとか、若干育ちかけた花芯とかは生唾モノだった。祐樹が半ば外した艶やかな緑色の肩ひもを薄紅色の震える指で持ち上げて肩から外すと艶めかしい艶を纏ったシルクが紅の素肌から艶やかな生き物のように滑り落ちていくのも圧巻だった。
「やはり私の聡は色香以外、何も纏っていないお姿が最も綺麗で、そして物凄くそそられます……。愛していますよ……」
 抱き締めてキスをしようとすると、紅色の指が祐樹の胸を優しく押して拒否の仕草をした。
 成る程……と祐樹も衣服を脱ごうとしたら、スラックスのベルトを器用に外してくれる。紅色の素肌が祐樹の視線に全て晒されたことで、育ち切った先端部分が水晶の雫を溢れさせていた。
 祐樹が贈ったランジェリーも――最愛の人はそのことはまだ知らないみたいだったけれども――濡らすのを嫌がった愛しい人は祐樹のスーツも同様なのだろう。
 紅色の細い指が震えながらも的確に動いて祐樹の下半身を露わにさせてくれた。
「積極的な聡も大好きですよ……。ああ、それと……もう一つホワイトデーに相応しいアイテムを用意しました」
 ジャケットのポケットから小さなプラスチックの容器を取り出して指に載せていると、濡れた眼差しが更に紅さを増している。
 その香りを纏った指を彼の顔へと近づけた。二人が最初の夜を迎えた時に使ったこのホテルに備え付けられていた「思い出」の乳液で今は使用されていない。
 ただ、メーカーなどはスタッフから聞いていたのでここぞという時には使っている。先ほどの食事とかその後の心臓外科医学会の宴席では酔いの気配は露ほども感じさせなかった最愛の人が酩酊したような眼差しを祐樹に向けている、期待に煌めかせて。
「ゆ……祐樹っ……早く、ベッドルームに……行こうっ……。そうでないとっ……」
 艶めいた小さな声に切羽詰まった感じを纏っている。
「そうでないと?」
 お互い何も身に纏っていない状態で抱擁を交わして唇を重ねた。
「この場で……祐樹がっ……欲しくなるっ……」
 濡れた唇が紅色に戦慄(わなな)いているのも無垢な妖艶さに満ちていた。
「今夜はホワイトデーのお祝いですので、ベッドルームでゆっくりと愛の交歓を致しましょう……。最愛の聡と性急に求め合うのも大好きですけれども、こういう特別な日はやはりベッドで心行くまで愛し合いたいです……」
 祐樹の胸部に二つの硬い尖りが当たっていたり、育ち切って雫を零している花芯が下腹部の肌を押していたりするのも最高の感触だった。
「……分かった……」
 折角、指に一滴垂らした白い油が勿体なくて、ルビーの煌めきを放っている先端部分に宿らせた。
「あっ……()っ……」
 しなやかに反った肢体を抱き締めて寝室へと向かおうとした、紅い尖りに宿った白い液体の煌めきに魅了されながら。
「少し待って下さい。この瓶は持っていかないと……」
 最愛の人の扇情的な肢体に見惚れてしまって折角用意した白い乳液を危うく置き忘れるところだった。
 白いシーツの波の上に紅色のしなやかな肢体を横たえると、秀でた額が汗の雫で紅く艶めいている。
 愛の交歓の始まりの具現化のような深い口づけを交わした。
 白いシーツの波に紅い肢体が白魚のように跳ねて徐々に紅い足を広げていくのも積極的で扇情的だ。
「枕を腰の下に敷いた(ほう)が良いですね。聡の極上の花園の門を今夜は目と指でじっくりと……えっ?」
 祐樹が動くよりも早く紅色の指が枕を掴んで撓む腰の下に(しつら)えてくれたのだから。
 今夜の彼は普段以上に情動に支配されているのかも知れない。
 花芯から幹を伝って流れてくる水晶の雫を口で愛したいという気持ちは有ったものの、最愛の人が求めているのはむしろこちらだろうと熟した桃の風情を漂わせている双丘を左手で割り割きながら右の指にはたっぷりと乳液を纏わせる。
 祐樹にしか拓かせない秘められた花園の門が戦慄くような、そして花開くような感じでせわしなく動いているのも最高の眺めだった。
 愛の交歓の(あと)は真っ赤に染まる場所も今は綺麗で無垢な桃色だ。祐樹との夜を重ねたせいで淫らに花開いた肢体だったけれども、最初の夜と見た目は変わらないのが彼の精神の無垢さの表れだろう。
「指を挿れます、ね」





--------------------------------------------------
二個のランキングに参加させて頂いています。
クリック(タップ)して頂けると更新のモチベーションが劇的に上がりますので、どうか宜しくお願い致します!!


にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ
にほんブログ村




小説(BL)ランキング
2ポチ有難うございました<m(__)m>



















































腐女子の小説部屋 ライブドアブログ - にほんブログ村




PVアクセスランキング にほんブログ村

このブログには
このブログにはアフィリエイト広告を使用しております。
Twitter プロフィール
創作BL小説を書いています。ご理解の有る方のみ読んで下されば嬉しいです。
最新コメント
アニメイト
ギャラリー
  • 有難うございます!
  • 有難うございます!
  • 遅ればせながら
  • お詫びとかお知らせとか
  • Happy New Year!
  • 気分は下剋上 クリスマス編 3 (2023年)
  • 有難う御座います~!!
  • 気分は下剋上 クリスマス編 2 (2023年)
  • 気分は下剋上 クリスマス 1 2023
人気ブログランキング
にほんブログ村
カテゴリー
資産運用
楽天市場
  • ライブドアブログ