腐女子の小説部屋

創作BL小説を綴っています。ご理解の有る方【18歳以上】のみ歓迎致します

気分は~健康診断

気分は下剋上 健康診断 11

「ああっ……ゆ……祐樹っ……大きな……熱い……波がっ……来るっ」
 最高に艶っぽい声がルビーの紅さと苺の甘さで無機質な室内を深紅に染めていくようだった。
 ただ、祐樹が口で受けるハズの真珠の放埓は弾けなかったが。
 しなやかにしなる艶やかな肢体は、祐樹が巻き付けた白い糸が弾けそうなくらいにツンと尖った二つの粒が緑色の検診衣に良く映えていて、物凄く淫らでそして瑞々しい花のように咲いている。
 最愛の人は胸の尖りと花園の凝った場所を刺激されると渇いた絶頂を迎えるのも知っていたので、多分そっちだろうと判断した。
 その絶頂の時の艶やかで瑞々しい艶っぽさは絶品なので、是非とも見たい。
「聡、立ったままでは辛いでしょう?床に横たわった方が良いと思いますが?」
 最愛の人のしなやかな肢体は風に煽られた若木のように撓り続けていた。
 その身体を宝物のように床へと導いた。
 ふと思い立って、机の上から事務用のハサミを手にして戻った。
「床、寒くないですか?」
 紅色に染まった端整な顔とか甘く熱い喘ぎ声を零している艶やかな唇も物凄く綺麗だった。そして祐樹が白い糸で丁寧に巻いた胸の二つの尖りも普段の愛の交歓の時以上に大きくなっているような気がした。まあ、糸で括り出されて強調されているからそう思えたのかも知れないが。
 そして、先ほどまで祐樹が口で愛していた場所も虚空にピンと立って可憐に震えては水晶の雫を緑色の生地の上に宿しているのも、そして紅色に染まった形の良い脚も可憐かつ淫らに震えながら祐樹の熱く滾ったモノを待ち望むかのように徐々に開いて行く様子も、何だか散らされるのを期待して待っている花のように綺麗だった。
「冷たくは……ないっ……。それよりも……火照った……身体が、ほどよく……冷えて、気持ちが……良いくらいでっ……」
 床の上で弧を描く最愛の人の痴態は、悦楽に煌めいた表情が天使のように清らかで、堕天使のように艶やかだった。
「布地が邪魔だと思いませんか?
 いえ、そのままでも充分綺麗なのですが。
 そして乾いた絶頂でいつも以上に甘く乱れた聡のお顔を拝見出来るのも随分と久しぶりなような気が致します……」
 検診衣が使い捨てだということくらいは最愛の人も知っているのだろう。
 紅の花の芯のような首筋が優雅で艶やかな感じで縦に振られた。
 ハサミを動かすと、蝶の羽化、いやセミの幼虫が羽化を迎えて妖精の羽のように脆くて神秘的な感じの素肌が徐々に露わになっていく。
「白い糸で括り出された可憐な胸の尖りもとても素敵でしたが、こんなに紅く煌めいている場所には、赤い糸の方がお似合いだと思います。
 巻いても良いですか?
 聡が嫌がることはしたくないので、先に聞いておきますね……」
 ほぼ露わになった紅色の滑らかな素肌に汗とか先端から零れた雫が宿っているのも、そして、セミの抜け殻の――空蝉(うつせみ)と言うらしいが――ように緑色の検診衣が虚ろに床にはだけられているのも紅色の素肌には良く映えている。
「ゆ……祐樹っ……。糸を……巻くのは……構わない……というか、凄く……悦いっ……のだが、もっと……きつく……縛って……欲しいっ……。
 ああっ……爪でっ……弾くとっ……こちらにも……響くっ……。それに……触りたくて……」
 乾いた絶頂は長く続くことは知っていたので――というか最愛の人に教えてもらった――今も理性は宇宙にまで飛んで行ってしまっているのだろう。
 普段は祐樹の許可がない限り絶対に自分の指では開かない花園の門を腰を浮かせて指で開いて中指を極上の花園の中に挿れているのも壮絶に色っぽかった。
 何だか、一人きりで自分を慰めている様子を――そういうコトは一切しない人なのは知っていたが――の覗き見しているような興奮も味わえてゾクゾクした。
 胸の尖りは白い糸できつく結わえたせいで普段以上に紅さを増して熱さと硬さで疼いているのが見ているだけで分かってしまう。
 ルビーよりも深紅に染まった慎ましやかな尖りに赤い糸を巻き付けていくのは心躍る作業だった。
「この程度の強さで良いですか?」
 ごくごく小さな側面部のルビーの色に赤い糸が食い込んでいるのも物凄く綺麗で、そして何だか背徳めいた気持ちまでもが昂ってしまう。
 S気質だとは自覚しているものの、本物(?)のそういったプレイはしたことがないし、最愛の人にそんな手荒なことをする積りもなかったが――と言っても最愛の人が是非ともと望むならば話は別だったが、多分そういう愛の行為は望まないだろう――そういう遊びに耽ってしまう人種の気持ちも分かるような気がした。
 切れ長の澄んだ目から涙を零して紅色の素肌を滴っていくのも物凄く艶っぽくて背筋が震えるほど感じてしまった。
「ゆ……祐樹っ……もっと……強く……結んで……欲しっ……」
 紅色に染まった唇が甘くて高い嬌声と息継ぎのために閉じられなくなっているらしく、紅色に染まった薄い唇の端からも銀の糸が滴っている。
「こうですか?それとももっと強くした方宜しいですか……?」
 ルビー色に染まった慎ましやかな尖りに祐樹が結わえた赤い糸がきつく絡んでいるのも壮絶に綺麗な眺めだった。ルビーの側面部が赤の糸で括り出されてその色の落差も最高だった。
 祐樹の知る限り、尖りを愛され続けていると乳首が大きくなったり形が崩れたりすることが多いのに最愛の人は敏感さと紅の色こそ増したとはいえ、形は元のままの慎ましやかさだった。
 そんな無垢な形に赤い糸が食い込んでいるのも物凄くそそられる。
 それにしどけなく開いた足の間からは指を出し挿れする微かな音が聞こえている。
 その度ごとに甘く蕩けた紅色の艶やかな声が無機質な部屋の空気を愛の空間に変えていくような気がした。
「このくらいの強さで良いですか?何ならもっときつく縛りますが?」
 最愛の人のリクエストに応えることの出来る手先の器用さを持っていて本当に良かったと思いながらそう聞いてみた。

 

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最後まで読んで下さいまして有難うございます。

古くからの読者様はご存知だと思いますが、旧ヤフーブログサービス終了でこのブログに引っ越しをしたのですが、何故か古い記事は反映されてませんでした。
だから泣く泣く諦めていたのですが、ミラーブログを作っていたのをすっかり忘れていまして……。
懐かしさの余りエブリスタ様に加筆の上、本編をアップすることに決めました。

今はこんな二人ですが、出会った時のことを知りたいと思った方はこちらからお願い致します。
暇を見つけてチマチマと更新しようと思います。

    こうやま みか拝














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気分は下剋上 健康診断 10(I5禁)

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「祐樹……私のジャケットの右ポケットに……裁縫セットが……入っているので……それを取って……」
 紅色の細くて長い指がツンと可憐に布を押し上げている側面部をキュっと捻りながら薄紅色の唇が甘く蕩けた声と普段よりも高い喘ぎ声交じりの声が部屋の空気を淫らな華やかさに変えていくようだった。
「そんなものを持ち歩いていらしたのですか?有り難く使わせて頂きますね」
 感謝の口づけの積りで唇を重ねると、最愛の人の唇が花のように開かれて祐樹の唇を熱い舌先で輪郭を確かめるように辿られた。
 祐樹も唇を開いて最愛の人の舌を誘い込むと、嬉々として入って来た舌の先を前歯で軽く噛んだ。
「あっ……」
 しなやかに背筋が反ったのを見て、背中に手を回して抱き留めた後に彼の衣服を置いた場所に足早に近付いた。
「ああ、大阪のリッツに置いてあったヤツですね。備品を持って帰るのは私の十八番ですが、貴方もなさっていたとは思いませんでした」
 開けてみると、白や赤、そして需要の高そうな黒色とかの糸がコンパクトにまとめられている。こういう持ち運び用の裁縫セットには――と言っても祐樹はじっくり見た記憶はなかったが――必需品なのだろう、小さなハサミまで入っていた。
「ボタンが取れてしまった時のためとか、そういうイザという時のために最適かなと思って持ち歩いていた。
 祐樹との愛の行為で使えるとは今の今まで思っていなかったが……。
 あっ……んっ……悦っ……いっ……」
 裁縫ではなくて、手術では当然医療用の糸を使う――しかも医療用のハサミでもあるクーパーなどを使って糸を巻き付けることくらいお手の物だった。そして、清潔で整った身だしなみはボタンが外れてしまった服を着ていると大きくマイナスになるので、最愛の人らしい心配りだった。
「もっと強く巻いた方が良さそうですね。糸がキュっと食い込むくらいに左の尖りは工夫しますね。ああそうだ……胸の真ん中でエックスのように絡ませると、同時に二つの尖りを愛することが出来ますよね?
 硬く尖って熱を持っている聡の慎ましやかな粒が白い糸に強調されてとても綺麗で、そして物凄く淫らで可憐ですね……」
 糸で巻かれていない先端部分を親指で強く弾くと、切なそうな口調で「もっと」と強請るのも、そして胸をせり出すようにする仕草が瑞々しい花のようだった。
 祐樹にはいわゆるSとかMの趣味は皆無だったが、緑色の検診衣を身に着けた最愛の人が胸の両の尖りを強調するかのように巻いた糸とか、中央部でエックスの形に結わえた淫らな肢体を見ると「そういう」プレイが好きな人の気持ちも分かるような気がした。縄などで縛る趣味は祐樹にはないが。
 それに、胸の可憐な粒を祐樹の指よりも細い糸でキュっと締め付けられていたせいで、最愛の人の下半身も育ち切って布地を押し上げている様子も物凄く綺麗だった。
「そちらもしっかりと反応して下さっていて嬉しいです。
 口で愛しても良いですか?それとも指で……」
 白衣姿と検診衣という――と言ってもここはAiセンターなだけに患者さんはいない。祐樹が診るのはあくまでもご遺体だけだし、白衣は医局では滅多に着ない――恰好では何だか患者さんに悪戯をするとんでもない医師のような気がした。
 実際に患者さんをどうこうする趣味は一切なかったけれども、図式としてはそんな感じなのが背徳感を醸し出していて興奮の度合いを高めてくれる。しかもここはセンター長室で、兼務で忙しくてそんなには居ないものの一応は祐樹の「城」だったので尚更だった。
「祐樹の……唇で、愛して欲しっ」
 熱く蕩けた声が砂糖菓子の甘さに満ちている。検診衣は撥水性なので確かめようがないが、最愛の人の身体のことは祐樹の方が良く知っているので先端からは水晶の雫を零しているのは確実だった。
 それにこの検診衣の良い所はハラリとめくりあげれば全ての愛の行為が出来る点だ。
 膝を床に付けて、重力に逆らっている部分から布を上げた。
 愛撫の期待からかフルリと震えた先端から水晶の雫が床に滴って行くのも物凄く綺麗でそそられる。
「物凄く綺麗ですよ……。ああ、聡は胸を弄られると、花園の中の凝った場所もより一層硬くなるのでしたね」
 先端の括れに痛さを感じないギリギリのラインで軽く歯を立てて、そう告げながら胸の中央のエックスの真ん中を指で押し上げた。
「ああっ……悦っいっ……。
 何だか……ルビーの欠片が……直接……神経に……触れている……ような、感じ……」
 どう感じているかを祐樹に伝えてくれる最愛の人の律儀さも殊の外に愛おしい。
 口いっぱいに最愛の人の熱く滾った物を挿れて首を水平に動かしながら、指は後ろへ回して双丘を揉みしだいた。
「ああっ……悦いっ……けれどもっ……、中の、凝った場所を……弄って……欲しっ……。
 祐樹の……指で……直接っ……」
 甘く強請る声がルビーの色に彩られたように無機質な部屋に束の間の煌めきを放っているようだった、濡れた甘い輝きを。
 祐樹がずり上げた検診衣は若干細い腰も外気に晒されている。
 紅色に染まった滑らかな素肌が汗の雫を纏ってとても綺麗だったし、祐樹の唇の動きに従ってヒクリと動く平らな腹部から空中に小粒のダイアモンドの粉を撒いたように散っていく雫もとても艶やか過ぎて脳が沸騰しそうだった。
 双丘を両手で割り開くと、秘められた門がしどけない動きで祐樹の指を包み込んでくれる。
 せかすような妖しい動きが欲求に素直過ぎてとても愛らしい。
「ああっ……とてもっ……悦っいっ……。
 ソコ……もっと……強く……押してっ……。
 頭の中でルビーが爆ぜる……ようでっ……。すごっく……悦っ……い」
 凝った部分を強く押すと、しなやかな肢体がヒクリと跳ねた。そして祐樹が唇で横笛を吹くように愛している箇所も大きさと硬さを増している。
「ああっ……もうっ……頭の中で……大きな……ルビーの爆発がっ……」
 せめて最愛の人がいつもしてくれているように白い飛沫を口の中で受け止めようと気管に入らないようにだけ気を付けて「その時」を待った。



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最後まで読んで下さいまして誠に有難うございます!

今宵の更新はノルマを達成出来そうです。

雨が続いていますし、九州では大変なことになっていますが、読者様も足元などに気を付けて下さいね。

    こうやま みか拝




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気分は下剋上 健康診断 9

「お疲れ様。これらの画像は念のために野口准教授にも見せますが、特に異常は見つかっていないです。
 貴方のことですから、お身体の異常を感じたら即座に仰って下さるとは思いましたのでそれほど心配はしていませんでしたが、自覚症状のない症例も多数ありますので心配はしていましたが、全く問題がないみたいで本当に良かったです」
 健康には気を付けているし、体調管理も仕事のうちなので律儀に守っている最愛の人だったが、人間何が起こるか分からないのも事実だった。
 ミイラの相談をしたのも、そして検診衣に着替えた最愛の人の――下心満々の「そういう意味」での触れ合いという意味合いも当然あったが――健康診断を少しでも後回しにしたかったからというのは内緒にしておこう。
「祐樹も特に何の異常もなくて良かったな……。私『も』一瞬神に祈ってから結果を見たので、そう思ってくれると本当に嬉しい」
 内緒にしていたのだが、どうやら最愛の人にはお見通しだったようだ。
「ああ、私はいつ受けることが出来るか分からなかったので、お昼休みを5回も犠牲にしてまで職員の義務を果たしましたよ。
 もう結果は出揃っていたとは存じませんでしたが」
 病院内でまことしやかに流されている「病院一の激務の医師」は大袈裟だとは思ってはいたものの、多忙なのは確かだった。
「ああ、全部が正常値の範囲内だったし、レントゲンやCT、MRIも異常なしだった。念のために私も読影してみたが大丈夫だった。
 結果は全員のが出揃ってから手渡しされるだろうな」
 最愛の人が太陽に照らされている花の綻ぶような極上の、そして瑞々しい笑みを浮かべている。
「健康で長生きしないと二人の共通の夢のクリニック経営が頓挫してしまいますからね。忙しい毎日ですが、息抜きというか休憩を適度に挟みながらメリハリを付けながら一緒に仲良く暮らしていきましょうね。私にとって一番のストレス解消……付き合って貰えますか?」
 可憐に尖って緑色の布を押し上げている両の胸を掌全体で転がすと、甘い溜め息が零れて来た。
「ゆ……祐樹っ……センター長室に……連れて行って……欲しいっ……」
 誰も来ないとは分かっているとはいえ、矢張り公共のスペースなので気になるのだろう。
 切なげに揺れる涼しげな眼差しには艶やかな光が混じっているのが魅惑的だった。
「承りました。貴方の衣服とか持ち物一式はセンター長室に運んでおきました、よ。
 その方がゆっくりと愛の時間を心行くまで堪能出来るかと思いまして。
 愛しています、よ。心の底から、そして永遠に……」
 緑色の検診衣に身を包んだ最愛の人は祐樹の言葉を聞いて耳朶までが紅に染まってとても綺麗だった。
 そして、ワンピース状の緑色の裾から露出しているすんなりとした両の足も薄紅に染まっていた。
「私も祐樹を愛している。未来永劫……」
 歩きながら最愛の人が指を絡めてきた。付け根まで絡め直して、唇を重ねた。
 無機質な部屋で交わすキスと繋いだ手だけが薔薇色に染まっていくような気がした。
「どうぞ。職務上散らかっていますが……」
 昔ながらの重厚さと由緒有り気な教授執務室とは異なって、近未来的な感じの部屋に招き入れた。
「祐樹の部屋って感じで何だか懐かしい気がする……」
 ドアの鍵をワザとカチャリと音を立てた。
 そして最愛の人の腰を引き寄せて強く引き寄せてから啄ばむようなキスの雨を落とした。
「早くこうして抱き締めたかったです。貴方の香りも何だかとても心が安らぎます」
 背中を手で辿るように愛撫すると、しなやかな肢体が祐樹の方へと凭れ掛かってきた。
「祐樹の白衣の消毒液の清らかな香りも普段っぽくなくて、何だかとてもドキドキする。
 心臓を触って確かめて欲しい……な」
 確かに祐樹が白衣で居る時の方が珍しい。ただ最愛の人の愛らしく強請る口調は心臓ではなくてツンと押し上げている尖りを愛して欲しいのだろうなと微笑ましく思った。
「本当ですね……。心拍数が標準値を超えています。
 もっと、ドキドキしてもらえるかは分からないのですが、こういうので尖りの側面を巻くというのは如何でしょう?」
 あからさまな「おもちゃ」は生理的に無理なので、祐樹が用意したのは昔ながらの書類を綴じる時に使う黒い紐だった。
「あっ……とてもっ……悦っいっ……」
 可憐かつ淫らに布地を押し上げている場所の側面部をキュっと摘まむとせがむように背筋が撓って祐樹の指の方へとより密着してくる。
「……んっ……え?それで、ココを……?」
 見開いた瞳が紅色に染まっているような艶やかさだった。愛の交歓への期待からだろうが。
 紐を持っている祐樹の片方の手が離れたので薄紅色に染まった指で自らの尖りを弄っているのも最高に淫らな眺めだった。紅色の細く長い指が緑色の検診衣の色によく映えていたし、その上硬く尖った場所がツンと布地を押し上げていて、ソコを弄っている指の動きも艶やかさと健気さに満ちている感じだった。自分で弄るというのは祐樹が唆さない限りあまりしない人だったけれども、検査の前に祐樹が散々煽った上に検査の時に様々な体勢を取るために必然的に擦れてしまって熱く甘い疼きを持て余していたのかもしれない。
「それも良いけれども……。もっと細い糸の方が……多分もっと感じると思う……」
 予想外の乗り気な提案だったが、あいにくこの部屋には糸などはなかった。
「確かに、白い糸とかの方がビジュアル的にも物凄く魅惑的ですよね。硬い尖りをより一層強調して括り出すのですから。
 それに、細い糸の方がより締める力が強くなりますよね……。
 しかし……」
 この黒い紐よりも細い糸の方が最愛の人が感じる度合いが増すことは分かっている。単純な例えだが、1㎠程度のピンヒールで40キロの女性が踏むとその圧は40キロが一点集中で掛かる。その点男性の靴の場合たとえ100キロの巨体であっても靴の表面積で体重が分散されるので踏まれてもさほど痛くないのと同じ理屈だった。
 何を思ったのか最愛の人は堕天使のような妖艶な笑みを薄い唇に浮かべていた。
 何か考えでもあるのだろうか?




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最後まで読んで下さいまして誠に有難うございます。

本日の更新は(「公認カップル~」は投稿予約済みです)三本を目途にしていますが、寝落ちしてしまったら済みません!!


  こうやま みか拝




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気分は下剋上 健康診断 8

「んっ……悦っ……。ただ、これ以上されたら、検査など……どうでも良くて……。祐樹の執務室に……連れて行って欲しくなるので……止めて欲しい……」
 唇で吸うだけの愛撫に最愛の人は祐樹の髪の毛をかき乱して胸の尖りの熱を散らしているようだった。 
 普段はもっと強い刺激でこういう甘く高い声になるのだが、検診衣の粗い織りに尖りが当たっているせいも有ったのだろう。
「愛らしくて、つい唇と指で触ったり弾いたりし続けたくなる部分ですけれど、検査が終わってからゆっくりじっくり愛して差し上げます。断腸の思いですが……」
 検査は一時間も有れば充分終わる。
 しかも病院指定の検査の中には身体を捩って割と無理な体勢を取らないと写すことが出来ないようなモノも数枚有った。
 しなやかな肢体に相応しく身体能力にも秀でている最愛の人にはさして苦にもならない体勢だろうが、ご遺体しか扱わないAiセンターの機械を使うことへの抵抗感がある職員の方が多いので、祐樹が無理やり頼める相手には放射線科ではなくて――職員の検診は義務なので皆が受けないといけないし、放射線科もそれほどヒマではない――こちらで受けて貰っている、ほぼ無理やり。
 久米先生などは外科医に求められる身体能力に「も」優れているものの――だから祐樹も将来の脅威として密かなライバル心を持っていることは内緒だ――夜勤の時に好物だけをしこたま食べていたツケが回って来てぜい肉のせいで無理やり身体を捩ったら筋肉痛になってしまったというオチが付いた。
 祐樹最愛の人はそんな無様なことにはならないことは知ってはいるものの、布地が擦れて今でもツンと愛らしく尖っている場所が更に硬くなることは想像に難くない。
「そうですね……。先に検査をさっさと終わらしてしまいましょう。
 お愉しみはそれからに致しましょうか?ああ、良いことを思い付きました。
 もっとココが感じて下さるような……」
 ツンと緑色の布地を愛らしく押し上げている場所を二つとも指で挟んで捩じる。
「ああっ……ゆ、祐樹っ……悦いっ…けど、我慢が……出来なくなるので……。止めてっ……」
 最愛の人が愛の行為をしている時に「止めて」と言うのは物凄く珍しい。
 生理的に受け付けない「おとなのおもちゃ」などは予め言ってくれていたし、祐樹もそういう物には頼りたくないというか、ハマっている呉先生と森技官はどは当人同士の勝手なので何も言う積りはないけれども、自分の身体を使って愛の交歓に耽る方が好みだった。過去の一夜の恋人にもそんな「おもちゃ」は使ったこともない。
 だから検査の後のお愉しみに期待ということで名残惜しげに指を離した。
 「おもちゃ」が苦手なのは知っていたが、祐樹がふと思いついたモノはどうなのだろうか?
「あのう、呉先生が言っていたような『製品として売っているようなおもちゃ』は苦手なのは存じています。
 しかし、指とか唇よりももっと快楽を得ることが出来そうな『日常品』もダメですか?」
 タンと一歩下がって最愛の人の全体の肢体をしげしげと眺める。
 検診衣は男女兼用ということもあって、太ももが半分露出しているワンピース型だった。
 白磁のような滑らかな肌の持ち主なのは知っていた。
 その白色が仄かな桜色に染まってすらりとした足も物凄く綺麗だったし、緑色の検診衣をツンと押し上げている胸の二つの尖りも物凄く可憐でそして淫らだった。
「日常品?モノにもよるな……。
 クリップと言ったっけ?呉先生が言っていた乳首に挟む『おもちゃ』だが。ああいう物に類似したモノは苦手だが……。
 あからさまにそういうコトを連想させるようなモノでなければ構わないと思う。
 しかし、実物を見てみないと何とも言えない……興を削ぐようで申し訳ないのだが……」
 考えながら話している感じで、時々薄紅色の唇が止まるのもとても色っぽい。
 多分祐樹のリクエストには何でも応えたいとは思いつつも、彼自身が抵抗のあるモノを受け入れたくないという葛藤からだろうが。
「貴方が嫌がるようなことは致しませんよ。
 もし、私の見せたモノが嫌ならはっきりと断って下さい。二人が気持ち良くて楽しくなるようなモノしか取り入れたくないですし。
 貴方を不快にさせる気も毛頭有りませんので。ただ、最高の悦楽を感じて下さればそれで良いと思っています。
 抵抗感があるようなモノだったら、肝心の最高の悦楽とは程遠くなってしまうので先に仰って下さいね。
 さてと、では検査を始めますか?
 要領はお分かりですよね?毎年放射線科でしている検査なので……」
 普通の人間なら一年に一度の検査の内容などは覚えていない。しかし祐樹最愛の人は驚嘆すべき記憶力の持ち主なので祐樹がマイクで指示しなくても去年のことを全て覚えているだろう。
「ああ、それは大丈夫。去年は野口准教授が指示してくれた通りに身体の向きを変えれば良いのだろう?」
 野口准教授は放射線科所属でもあり、兼任が標準仕様になってしまっているAiセンター所属の医師だった。
「そうです。では始めますね。写りにくいと思ったらスピーカー越しで申し上げますのでご協力宜しくお願い致します」
 一応放射線を扱っているので、重いドアを開いて最愛の人を中に入るように促した。
「スリッパを用意していなくて済みません。来年には容易しておきますので……」
 律儀に全てを脱いでいる最愛の人の蝶のように綺麗な足の裏が少し寒そうな感じだったのでついつい弁解口調になってしまう。
 そう言えば久米先生は靴下を履いたまま検査を受けていたなと己の不明を恥じた。
「別に冷たくない……というか、祐樹がココを愛してくれたので体温が上がっていたので却って気持ちがいいくらいだし。
 それに、この機械類を使うのはご遺体がメインなのでそんなモノは必要ないだろう?
 検診のためにここに来る人にはスリッパ持参を促したらいいことだし」
 振り返ってそう告げる最愛の人の細い首筋が花の芯のように綺麗だった。




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感想(757件)

















最後まで読んで下さいまして誠に有難うございます。

更新お休みしてしまい申し訳ないです。肉体的にも精神的にも慣れないことで思っている以上に消耗しているみたいで、アラームに気付かず寝落ちして気付けば朝だったりしております。


また、ヤフーブログからお引越ししてこのブログにも機械的に入っている「心は闇に囚われる」ですが、エブリスタ様にも上げています。現在65話まで予約投稿済なのですが、あちらの方がルビとかも付けられるので読みやすいと思っています。興味のある方は下記リンクからお願い致します。

どの程度の読者様が待っていて下さっているのか分からないのですが、ミステリーなのでこれは絶対に完結させたいと思っています。

エブリスタ様に既出部分を全部投稿し終わったらこのブログと並行して書き始める積りですので、読んで下さったら嬉しいです。

   こうやま みか拝




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気分は下剋上 健康診断 7

 以前は医局の皆とも必要最低限しか話さなかったが、今では割と気さくに話しかけたり、相談に乗ったりしている流れで雑談として「彼女はいますか」などのプライベートな話題を振られた時のために祐樹が贈ったシンプルなデザインのプラチナリングは左手の薬指にしっかりとつけてくれていた。

 医局員とかそういう職階が最愛の人よりも下の人間には「居ないこともないのですが、色々と事情がありまして。ただ、これは約束の印です」と言っておけばそれ以上の追及はなくなると祐樹が判断した通りだった。

 「色々な事情」と言う時に悲しそうな顔をして下さいともアドバイスをしたので「なるほど」とかしか相槌は打たれなかったと聞いている。

 ただ、最愛の人は祐樹が贈った物を殊更大切にしてくれるのは心底嬉しかったが、無くすことを極端に恐れていることは知っていた。

「ああ、有難う。あ、時計と財布そしてスマホもお願いして良いか?」

 金属類とかカード類がNGなことくらい最愛の人程度の知識量ではなくとも常識だった。

 ただ、祐樹にそれら一式を渡してくれる最愛の人はワイシャツのボタンを全部外していて身じろぎに従って絹よりも滑らかな素肌が見えてしまう。

 思わず固唾を呑んで見入ってしまった。祐樹の視線に気付いた最愛の人は思い当たることがなかったのか怪訝そうな表情を浮かべていたが、それでもある一点に釘付けになってしまうほどの吸引力だった。

 先ほどの祐樹の指で弾いたり摘まんだりしたせいで清楚な紅色ながらもツンと硬くなった尖りが上品な感じの水色のワイシャツからチラリと覗いている。

 何も着けていないしなやかな肢体も物凄く魅惑的だったが、週刊誌か何かで読んだ「背徳のチラリズム」という感じがして思わず心拍数も上がってしまった。

 ここでは出来ない検査だが、今の祐樹の心電図を撮るときっと異常値が出てしまいそうなほどに。

 祐樹の視線の熱に煽られたのか、最愛の人の尖りが更に硬度と紅を増しているような気がした。

「――その状態で検診衣を着たら擦れてかなり痛いと思いますが――」

 生唾を飲み込むか咳払いをして誤魔化すかの二択のうちの後者を選んでからそう告げると、最愛の人はわずかに紅く染まった頬や、口づけの余韻で口紅を薄く塗ったような唇が瑞々しく花開く。

「確かにこの荒い感触だとそうかも知れないな。

 しかし、CTMRIを撮ったら祐樹が愛してくれるのだろう?

 それを思うと少しくらいは――といっても一時間くらいは掛かるだろうが――我慢する。

 甘い疼きもMRIの中に入ったらあの騒音に気を取られてしまって忘れ果てそうな気もするし……」

 愛の交歓の期待に満ちた艶っぽい口調とは裏腹に細く長い指が器用かつ事務的に動いて着衣を脱いでいく。

 多分、手術の前に着替える時にはこういうふうに身に着けている物を無造作に脱いでいくのだろうなと思ってしまった。

 ただ、硬く尖った薄紅色の二つの粒は手術前にこういう状態になっていないだろうけれども。

「そういう『日常的』に服を脱ぐ姿を拝見するのは新鮮ですね。

 まあ、私が夜勤などで居ない夜とかは浴室とかパジャマに着替えるとかでそうなさっているのでしょうが。

 私と居る時にはもっと切羽詰まった感じで衣服を落として行きますよね?

 なんだか覗き見を――古式ゆかしく垣間見と表現したほうが良いかもしれないです、その露を乗せた薄紅色の素肌の瑞々しさには――している感じの後ろめたさもあって逆に興奮してしまいます。

「垣間見とは……あれは十二単とかの平安時代の貴族の女性を貴公子が見に行くモノだろう?

 そんなたいそうなものではないが……。

 ああ、そういえば今で言う覗きが平安時代に許されたのか知っているか?」

 淡々とした感じで全ての衣類を脱ぎながらそんなことを薄紅色の唇が紡ぐのは、多分何も言わないでおくと変な……空気が流れるからかも知れなかった。

 そして検査に臨む前だったので出来るだけ――といっても今回の検査はCTMRIだけなので体の中の異常しか分からないが――普通の精神状態で居たかったからだろうなと。

「貴方に指摘されるまでそんなことは考えたこともなかったですね。寝殿造りの貴族のお屋敷にはお仕えする人間もたくさん居たでしょうし、侍という言葉の原型になっていたボディガードも当然抱えているハズですから」

 古文なんてセンター入試で満点を取ればそれで良かった科目なので読解とか文法はキチンと学んだものの、背景まで考えていないし興味もなかった。

「男性の貴族の服は今の値段で換算すると一千万円とからしい。もちろん諸説はあるが。

 そんな物を身に着けられる人は限られていて、しかも平民というか庶民は紙で出来たボロボロの服くらいしか身に着けていなかったらしい。つまり服装で身分とか財力とか地位が直ぐに分かるようになっていたので、姫君がいるお屋敷に貴族の男が入って行ってもお付きの人は止めなかったらしい。少なくとも上級貴族は絹の直衣も良い物を着ているので、そういう人はフリーパスだったらしい。

 そういえば、先程祐樹が見てくれていた、ココだが……。

 平安時代にも透ける絹で作ったのを夏はただ羽織っているだけという感じだったらしいな」

 怜悧な声でそう紡いでいる最愛の人の言葉を聞いていて、そういえば忘却の彼方に追いやったハズの知識が蘇ってきた。

「ああ、藤原道長でしたっけ?天皇だか皇太子だかのお妃様になった義理の妹がその人以外の子供を懐妊した疑いが有ったとかで親や兄弟しか入れない几帳だか御簾だかの中に入って、妊娠しているのが分かる体つきと胸の張りを見て、思わず吸ったそうですね。

 そうしたら、母乳が出たとかいう話は高校の時に読んだ覚えがあります。

 こんなコトをしたのでしょうね、きっと」

 緑色の検診衣を着た最愛の人に近づいて、背中に手を回しながら目的の場所に唇を近づけた。検診衣をツンと可憐に押し上げている場所に。




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