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「愛する聡の、そういう無防備というか……私の蹂躙を待って下さっている肢体全てがとても神聖で、そして物凄く淫らで……そそられます。
 薔薇の花びらよりも紅い花園の中から白い蜜を零しているのも……何だか甘い樹液で私を誘っているような感じがしますね……」
 独り言の積りで言ったのに、最愛の人は更に足の角度を広げて真珠の雫が宿っている極上の花園を開いていってくれた。その動きに花園に宿っていた真珠の雫がポトリと純白のシーツに零れ落ちた。
「ゆ……祐樹っ……早く……来て……、愛して……欲しい。
 奥処まで割り割いて……祐樹の熱くて硬い楔を……私の身体の中で……感じさせて……」
 言っている内容は物凄く淫靡で目くるめく快楽を期待している妖しさを孕んでいたものの、甘く蕩けた声は水色の宝石のように瑞々しい無垢さに満ちていて、そのギャップまでが心と身体を熱くさせてくれる。
 特に祐樹の最も敏感な場所は既に臨戦態勢だった。
「差し上げます、よ。
 聡が『感じすぎてもう嫌だ』とおっしゃっても止めませんから、覚悟して下さいね……。
 極上の花園から滴り落ちている真珠の雫も物凄くそそられますし……。
 真っ赤に染まった花園の動きも淫靡でありながら無垢な感じで堪らないです……。
 その花びらの上に真珠の雫が照り映えて極上のオパールのような煌めきを放っているのも……」
 先端を挿れたら、湿った淫らな音がベッドの上に濡れた紅い花を咲かせているような甘美な音が響いている。
 祐樹が丹精込めて愛した花園の中は甘い凶器だった。
 元々の素質も有ったのだが、それ以上に祐樹を喜ばせようとして淫らに開花してくれた。
 だから、最愛の人が「もう嫌だ」と言う前に絶頂を迎えてしまって、真珠の飛沫を撒き散らすのは必然のような気がしたが、それは黙っておくことにしよう。
 何と言っても「初夜」なので最愛の人の期待値を上げる方が重要だったし。
「ああっ……ゆ……祐樹が……挿ってくる……。その……開かれる感じが……堪らないっ……。
 それに……胸の尖りを……強く……押されて……ルビー色の……大きな……花火がっ……脳の中に……打ち上げられて……いるようでっ……」
 今度はゆっくりと身体を繋げた。
 ただ、淫らに咲き誇った花園は濡れた熱く分厚いベルベットの心地よさだった。
 そしてベルベッドが包み込んでいる上に花びらがてんでバラバラに愛の動きを祐樹の敏感な場所に仕掛けてくる。
 強く弱く心地よく包み込んでいる場所が妖しく動いているのも最高に悦い。
 こんな天国よりも心地の良い場所に迎えられて、そして祐樹が動く前に真珠の放埓を放ってしまっては、前言撤回というより全面敗北してしまうのは恋人としても恥ずかしいような気がした。
 ただ、最愛の人は祐樹が施す愛の技を嬉々として受け入れてくれるし、文句らしいことを言ったこともなかったが。
 しかし「初夜」の愛の交歓なので、祐樹も一方的に高められるのは不本意のような気もした。
「動きますよ。
 一気に貫いて……そして直ぐに抜くという愛の技と、挿ったまま……腰を……前後左右に揺らすのとでは……どちらが……良いですか……」
 繋がった場所から淫らな協奏曲がベッドの上に大きく響いている。愛の白い花や赤い花びらが降りしきっているような気がした。
 ――頼むから前者と言って欲しい――と切実に思ってしまう。
 一気に貫いて直ぐに引く方が花園の精緻かつ淫靡な愛の動きを充分に堪能出来ない。つまりは真珠の放埓を撒き散らすリスクはまだ少なかったので。
「嫌と言うまで感じさせる」と豪語した手前、祐樹が直ぐに果ててしまうのは何としても避けたいのだが、天国よりも気持ちのいい花園の中なので正直自信は皆無だった。
「祐樹の……したいように…愛して……欲しっ……」
 甘くて普段よりも高い声が健気な淫らさで寝室に愛の花びらが舞っているような気がした。
 そして「花園の中にずっと居て欲しい」と言われなかったことに内心で安堵の溜め息を零してしまった。
 「初夜」だからか、それとも「披露宴」の余韻なのか、極上の花園はいつも以上に妖しい愛の動きをしているので、油断すると直ぐに放ってしまいそうだったし、それならば熱くて厚いベルベットに包まれているよりは奥処まで衝いて、直ぐに抜く方がまだマシだったので。
「……聡の……極上の天国に……長く……留まるのも、とても素敵なのですが、やはり激しく……出入りした方が……『初夜』に……相応しいような……気がします……」
 花園の中に暫く居ただけで真珠の熱い放埓をばら撒いてしまう危惧を感じて、勢い良く引き抜くとしどけなく開いた門から祐樹が先ほど放った真珠の雫がつられて出て来て、紅い場所と祐樹の先端部にオパール色の虹が一瞬だけ掛かった。
 その淫らで綺麗な愛の交歓の余韻を見ることが出来るのも時間が比較的ある「初夜」の醍醐味だろうな……と思ったのは、祐樹の意識を下半身から逸らす目的が有るのは内緒だ。
「あっ……悦っいぃ……。
 凝った……場所を……祐樹ので……擦られたら……ルビー色の爆発が……。
 神経が……むき出しに……なったように……とても……感じるっ……」
 普段から最愛の人の「その時」の声は慎ましやかで、少し苦しそうな響きだったが、今宵は何だか声の小ささは同じだったが、苦しそうな感じでは全くなくて単純に悦楽を告げているような感じだった。
 多分「初夜」とうことでタガが外れているのだろう。
「私の……真珠の雫で……濡れそぼった……ココを、衝き続けている……方が良いですか?
 それとも……奥処まで……思いっきり……割り割く……方が?」
 凝った場所を衝くと、先ほど祐樹が放った白い飛沫と祐樹の愛情と欲情の象徴、そして最愛の人の花園が奏でる真っ白な愛の協奏曲がベッドの上で奏でられては白く、そして紅い花びらが舞い散っているような気がした。





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