758f2f15.png



「禁を放って……良いです、よ」
 祐樹が唆すように紅色の耳朶の甘い毒のような言葉を告げる。
「ああっ……大きな……ルビーが……爆ぜっ……でもっ……祐樹がっ……まだなのでっ……」
 精緻な動きの花園の中を一度蹂躙しただけなのに真珠の放埓を放ってシーツに零している最愛の人の感じやすさは、きっと「初夜」というキーワードにも敏感に反応したからだろう。
 必死に耐えている声も甘くてそして苦しそうだった。その健気な様子が堪らなく愛おしい。
「『初夜』は長いので……じっくり……ゆっくり……愛の交歓を……愉しみましょう……。
 先に、一度……極めても……全く……問題ないです、よ。愛する聡」
 一つになった身体の繋がった部分を上下に揺らした。
「ああっ……ゆ…祐樹っ……もっ……」
 普段以上に切羽詰まった高く甘い声が寝室を紅色に染めている。
 繋がった場所も妖しく熱い動きで祐樹を包み込んでくれていたし。
「逝くっ……」
 達している最中の極上の花園の動きは、天国よりも心地がよくて、祐樹までつられて真珠の放埓を放ってしまいそうになるのを必死で堪えた。
「一度、休みますか……?」
 ベッドに崩れ落ちた紅の肢体は先ほどよりももっと艶やかな赤に染まっていて、純白のシーツに瑞々しい花が咲いたように綺麗だった。うつ伏せになっているので背中しか見えなかったが。
 ただ、こういう状態になると休息を身体が欲することくらいは分かっていた。
「やっ……抜かないでっ……欲しっ……」
 花園の中全体で引き留めようと強く弱く包み込んでくれているのも健気で可憐だった。
 その精緻な動きだけで禁を放ちそうになるのを渾身の力で耐えながら繋がりを解いた。離れる時に名残惜しそうな音が淫靡に奏でられたのはお互いの気持ちからだろう。
「……聡の、今の状態では、後ろからよりも……前からの方が……良いかと思います……」
 力を失っている紅色の肢体優しく抱き上げてお互いの顔が見えるようにリードした。
「一人だけで……気持ち悦くなって……すまない……」
 そんな言葉を紡ぐ唇が愛おし過ぎて唇を重ねた。
「そんなことは気になさらないで下さい……。お互いの体調によって、そういう日もありますよ……。ここも、紅く尖ってルビーよりも綺麗ですね……」
 一回達した後はどうしても力が入らないのは仕方がない。けれども祐樹が丹精込めて愛した最愛の人の身体は華やかで淫らに開花している。
 今度はそっちを使ってみようかと咄嗟に判断して胸の尖りを強く摘まんでギュッと捻った。
「あっ……とてもっ……悦いっ」
 指を弾く硬さも心地いい。
「挿れて……良いですか……。聡の極上の花園は……私にとって天国よりも素晴らしい……場所なので……。
 ただ、無理にとは……」
 ベッドの上の紅の足が要を失った扇のようにハラリと開かれていく。
「祐樹……来て……欲しっ……」
 喘ぎ声と共に唇から銀の雫が滴ってとても綺麗だった。それに涙の粒も絶え間なく滑らかな肌を伝っているし。
「分かりました。なるべく……無理のないように……致しますから……」
 再び身体を繋げる肌の音が寝室の空気に淫らで神聖な感じで響いている。
「ああっ……。そこっを……衝かれると……紅色の……花火がっ……。ソコと、胸からっ……爆ぜるようでっ……」
 浅い場所を集中して衝きながら、胸の尖りを引っ張るように愛すると案の定甘くて高い声が純白のシーツを紅に変えるように響いている。
「聡の、凝った場所……普段以上に……気持ちが良いです……」
 繋がった場所からも熱く甘い濡れた音が聞こえてくる。
 それに祐樹の指の間から覗く尖りもルビーよりも紅くてピンと尖っていて、物凄く扇情的だった。
 いつの間にか最愛の人の下腹部のモノも花の芯のように重力に逆らって震えている。
「あっ……悦っ……いっ……大きな、紅い……波に……呑まれそうでっ……あっ……。
 ゆ……祐樹っ……またっ……先にっ……」
 甘く溶けた声が寝室の温度を上げるようだった。
「瞳を開けているのも……物凄く……艶めかしくて……綺麗ですが……。目を閉じて、快楽だけを……追うようにしてみてください……」
 繋がった花園も熱く妖しく動いて祐樹の先端部分をヒタリと包み込んでいる上に祐樹が胸の尖りをキュっと捻ると、凝った場所が祐樹の敏感な場所を弾いてくる。
「ゆ……祐樹っ……真っ赤な……波がっ……。もうっ………」
 切羽詰まった甘い声が悦楽の響きに酔ったような心もとなさで震えている。
「大丈夫です……私を……信じて……下さい……」
 敢えて奥処まで挿らずに――実際のところ、奥まで思いっきり貫きたいのはやまやまだったが――浅い場所を何度も衝いていたのも最愛の人の肢体の秘密を知っていたからだった。
「あっ……大きな波がっ……来るっ……」
 純白のシーツに紅い肢体がしなやかに反っているのも、そして育ち切った先端部分から水晶の大きな雫を零しているのも鮮烈に祐樹の目を射る。
 ただ、祐樹の読み通りに白い飛沫を撒き散らすことはなかった。
 花の芯のように震えては水晶の滴りを祐樹の動きに沿って撒いていたが。
 細い眉が寄せられた怜悧な顔も紅く染まって大粒の涙と汗の雫が流れているのも物凄く綺麗だった。
「乾いた……絶頂だと……体力を……消耗することは……ないと思いまして……。
 奥処まで……迎える準備が……出来れば、教えて下さい」





--------------------------------------------------
二個のランキングに参加させて頂いています。
クリック(タップ)して頂けると更新のモチベーションが劇的に爆発的に上がりますので、どうか宜しくお願い致します!!



にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ
にほんブログ村





小説(BL)ランキング




























最後まで読んで頂きまして誠に有難うございます。

       こうやま みか拝

















腐女子の小説部屋 ライブドアブログ - にほんブログ村