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 紅色に染まった唇に俺の息子を近づけると、薔薇色の舌が出されて、先端部分を舌全体で弾くように愛された。
 その直接的な快感と、俺の息子を愛おしそうに紅い舌全体で辿っている姿の両方に脳が痺れるような気持ちになった。
「いつぞやのように、歯は立てないで下さいね……。そう、そのような舌の動きで、出来れば喉を開くような感じで……」
 汗に濡れた後ろ髪をそっと掴んで固定した。そして舌とか口の中の熱さと感触を確かめながら腰を落としていく。
 俺の恋人は呼吸が出来ずにいるせいか若干苦しそうだったが、俺の裏側の筋を尖らせた舌先で辿りつつ口腔へと挿れてくれた。
 しかも、普段は半分くらいしか許してくれない口の愛撫だったが、今夜は「おもちゃ」のせいか、それとも温熱ローションのお蔭か健気にも全部飲み込んでは顔を水平に動かしている。
「今日の舌技『は』、最高にイイです。水平だけではなくって……そう、上手です……」
 唇と舌そして喉の奥までを使って俺の息子を一途に愛してくれているだけでも嬉しいのに、下の口は「おもちゃ」が最も強い動きで甘くきつく苛んでいるのだろう。
 そして、手で弄っていた恋人のモノも絶頂の予感に震えているのだろう。
 その震えが口の中にまで伝わってとてもイイ。
「そろそろ……放ちます……。唇から出して……下さい」
 熱くゾクっとした感じが背筋をブルっと震わせる。もうそろそろ限界が近い。
 それに俺の恋人は口の中を俺の息子に、そして下の口はおもちゃで塞がれていて、紅色に染まった細い身体を純白のシーツの波の上で淫らに泳いでいるようだった。
「んっ!!」
 顔を離そうとした俺の恋人だったが、あいにくそれは間に合わず、滑らかな紅色の素肌やもっと濃い唇にまで白い液体が滴っている。
「熱い……な。
 でも……もっと……熱い場所を、お前ので……鎮めて欲しっ……」
 紅色の顔に付いた滴りを手の甲で拭いながらの「可愛くて淫らなおねだり」が愛おし過ぎて、頭がくらくらしそうだった。
「ああっ……」
 甘く乱れた声が寝室に愛の花を咲かしているようだった。綺麗に反った乳首にはクリップが挟まっていて普段の愛の行為の時よりも更に紅さを増してジンといった感じで尖っているのが隙間から見えて物凄くそそる。
 その乳首の赤い花に恋人の放った白い液体が混ざるような錯覚を抱いた。
「あっ……悦くって……なんか……凄っ」
 一際大きく紅の身体がシーツの上で反った。
「可愛いモノを弄っている手を放してみて下さい。
 小さな穴から白い蜜を噴き出す様子を、見せて欲しいです」
 蕩け切った甘い表情とか、身体が淫らに動いている間隔が短くなっている点とかで分かってしまう。
 絶頂が近いことが。
「わ……分かったっ……」
 華奢な紅色の両の手が顔を隠しているのは、流石に恥ずかしいのだろうか? 
 ただ、滑らかな紅の素肌には俺の放った白い液体で彩られているし、細い眉が甘く苦しそうな感じで寄せられているのも最高にそそる。
「ああっ……んっ……」
 スミレの花の清楚さに似合わない淫らな声が、おもちゃの振動音に交じってシーツの上に滴り落ちていくようだった。
 ただ、育ち切って先端部分がしとどに濡れた可愛い穴から白い飛沫が飛び散ることはなくて虚しく震えているだけだった。
 ただ、表情とか声は甘くて最高に乱れているのは分かった。
「もしかして、ドライで達ったのでしょうか?」
 前立腺だけを刺激して、しかも精神状態などのコンディションが良ければそういうコトも有ると聞いていた。
 ただ、俺の初心な恋人がそこまでの状態に堕ちてくれることはなかったので「おもちゃ」と温感ローションに嫉妬を覚えるくらいだった。まあ、買って来たのは紛れもなく俺自身だったから誉めてやりたいような複雑な気分になってしまったが。
「……なんか……寸止めの……良さっ……が……ずっと……続く……感じでっ……」
 紅色に染まった可憐な顔が極上の艶っぽさを浮かべているのを見ると背筋が震えるほど感じた。
 それに俺の放った白い粒と絶え間なく零れる涙が物凄く綺麗だったし。
「抜いて、良いですか?
 そろそろ中に挿りたいので……」
 スイッチをオフにすると、俺の恋人が駄々っ子めいた仕草で首を振っているのも物凄く綺麗で艶っぽかった。
 振動音が一つ減っただけのベッドの上で、華奢な身体が俺の方へと向けられる。紅色に染まった両足を大きく開いて、震える指が膝の裏を持って更に入り口を広げてくれる様子は絶景だった。
「今度はもっと振動の激しいモノを買ってきますね。
 こんなに気に入って頂けるとは思っていませんでしたが、コレではなくて、俺のをココで感じて下さい」
 おもちゃをツプリと外すと、紅色に濡れた入り口がヒクリと物欲しげに動いていて、その様子も物凄くそそる。
 清楚な色なのに、何だか貪婪な艶っぽさに満ちた動きが却って妖しく淫らな可愛さに満ちていた。おもちゃと桜色の入り口にローションの細い糸が虹のように掛かっている。
 そして、クリップから覗く乳首も何だか秘密めいた背徳感を醸し出していて物凄く興奮を煽ってくれる。







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最後まで読んで下さいまして本当に有難う御座います。
「公認カップル騒動」の話の中で、寝室のテーブルに置きっぱなしになっていた「おもちゃ」ですが、何故そんなところに置くようになったのかまでを書いていきたいと思っています。


何話続くかは未定ですが、最後までお付き合い下さると嬉しいです。


  こうやま みか拝




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