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「少し待っていて下さいね……。この日のために用意したチョコレート――聡に戴いた物は後で一緒に食べましょう――を取ってきますので」
 手際の悪さも「初めて」感が強いので、純白のシーツの上に真紅の煌めきとか濡れた紅い薔薇や水晶の雫を浮かべた最愛の人の身体を強く抱き締めていったんベットから離れた。
「ああ、早く戻って来て……欲しい……」
 薔薇色の濡れた声が甘く鼓膜を染めていく。
「ええ、こういうのも必要だろうと思いまして」
 脱ぎ捨てたジャケットの内ポケットからミニボトルを取って掌に液体を載せて最愛の人の甘く乱れた端整な容貌に近付けた。
「『初めて』には必需品でしょう?それにコレを舐めて見て下さい。少しだけで良いので」
 紅色の唇から花弁のような濡れた舌が祐樹の掌を、ミルクを舐める臆病な猫のように辿っていくのも初々しい魅惑に溢れている。
「チョコの味と香りなのだな……透明なのに。あっ……」
 ルビーの尖りに透明なシロップを落とすと更に煌めきが強くなる。油分も充分含まれているので指を細かく動かすだけで紅色の肢体が更に甘く咲き誇っていく、愛撫を強請る花のように。
「こちらにもシロップで充分濡らさないと……。『初めて』ならばなおさらです」
 唇と舌で大粒の水晶の雫を零している場所から付け根まで辿る愛の行為にしなやかな上半身が紅色の弧を描いてシーツから浮き上がる。その動きを利用して指に纏ったシロップごと「深く繋がる」場所を濡らしていく。
「ああっ……、祐樹の……指の動きも……とてもっ……」
 潤滑油がなくとも柔軟で繊細な動きで祐樹を虜にする場所ではあったが、油分で滑りの良くなったせいかよりいっそう甘く濡れた声が寝室に秘めやかに響いた。
「そう……もう少し足を開いて……。ああ、目も開いたままにして下さいね。
 愛の行為は『誰と』するのかが重要なので……ちゃんと視覚でも確認していて下さい」
 涙の雫を纏った睫毛も極上の瑞々しさで煌めいているし、甘く蕩けた怜悧な眼差しも薔薇色の蠱惑に満ちてとても綺麗だった。
 扇の要を優雅に外したような感じで紅色の足が開かれてシーツの上を乱していく。
「あっ……、そこ……とてもっ……感じっ」
 花園の中の弱い場所を指で愛すると、純白のシーツの上の紅色の肢体が鮮やかで優雅な動きで撓って両のルビーが更に硬く尖って煌めいている。
「聡の肢体はどこもかしこも綺麗ですね……。綺麗なだけにより乱したくなります。
 純白の雪を踏み初める喜びにも似て……。
 私の色で染まって下さいますか?ココで繋がって……」
 三本まで増やした指を九の字に曲げると、花園の中が歓喜にさざめいているように吸いついてくる。
「ゆ……祐樹っ……来て……私の中に……」
 緋色の白魚のような肢体が優美かつ妖艶な感じでシーツの波から跳ねては海の余韻のような汗の雫をベッドに降らせるのも、そして愛の行為に焦れた感じに綺麗な眉が寄せられているのもこの上もなく無垢さと恍惚感に満ちている。
「少し腰を上げて下さいね……正面から抱き合う形を取りたいので。そうすれば指のリングも触れ合えるでしょう……」
 瑞々しく甘く薫る肢体が全て祐樹の目に晒されて極上の眺めに愛情と欲情が更に募った。
 チョコよりも甘く蕩けた極上の花園へ祐樹の濡れた先端部分を当てて、左手を繋いだ。
「挿ります、よ。大丈夫そうですから」
 魂まで薔薇色に染まるような熱く甘い花園へと身体を進める。普段よりも濡れた音が淫らに寝室に響いた。
「ああっ……祐樹ので……。開かれる感じが……堪らないっ……。
 右の尖りをっ……強く……弾いてっ……。そうっ……。それ……とても感じるっ……」
 紅色の唇が甘さを増した薔薇色の声を小さな花のように咲かせているのも、そして閉じられなくなった口から蜜のように滴っている雫もどこもかしこも極上の色を宿して鮮やかに咲き誇っている。
 両脚が祐樹の腰に縋るように回されるのも初々しい淫らさに満ちていて、愛の律動の呼び水になった。
「愛しています……永遠に……。聡だけを……」
 濡れた素肌が立てるお互いを求める水音も愛の響きを奏でている。そして甘いキスで塞いだ唇が解けて歯が奏でる音も部屋に艶やかさを増していく。
「私もっ……祐樹だけ……愛している。今までも……そして……これからもっ……、ずっと。
 ああっ……祐樹っ……もうっ……」
 半ば浮き上がった薔薇色の肢体がしなやかに震えて限界を訴えている。腹部に当たった最愛の人の愛と欲情の象徴も淫らな文字を描いて祐樹に素肌を濡らしつつ一際大きさを増していた。
「一緒に……聡の中は……最高で……いつまでも……留まって……いたいのですが……」
 花園の中もきっと真紅の薔薇色に染まっているだろう。
 左手を繋ぎ直して、愛の律動をより深く強く穿つ。無垢な魂まで祐樹の色に染めるように。
「ああっ……もうっ……」
 強張った肢体に細かな汗の雫が蠱惑的に煌めいている。祐樹の動きを反映して。
「一緒に……」
 祐樹の身体から滴り落ちる汗の雫も最愛の人の素肌をより薔薇色に染めていく。
 魂に一番近い場所に、絶頂の証しを放ったのと当時に腹部に熱く甘い飛沫を感じてこの上もない多幸感に包まれた。
 最愛の人の肢体の上に弛緩した身体を重ねる悦びに震えつつチョコレート味のキスを交わした。
                         <了>














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バレンタイン編、待っていて下さる方がいらして嬉しいです!!
ただ、私のバカな頭が時系列を滅茶苦茶にしてしまったのを更に多くの皆様に晒してしまうようで大変気が引けるのですが(汗)とにかく、完結だけはします。暇を見つけての不定期更新になりますが宜しくお願いします!!

こちらは、諸般の事情で凍結せざるを得なくなった前ブログからの続きになりますが(私の作品としては)短いので、前が気になる方はこちらへ飛んで下されば嬉しいです!


ややこしくて申し訳ないのですが、書庫は「バレンタイン(クリスマスの後)」です。

こちらは「夏」→クリスマス→バレンタインという時系列です。(ただし辻褄が合っていないという致命的なミスをやらかしてしまったという黒歴史が……)18話まで有る話の続きになります。







最後まで読んで頂いて有難う御座います。
           こうやま みか拝