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射干玉の闇はほんの一秒程度だったが、気を抜くと弛緩しそうな最愛の人の肢体を繋がった場所と両腕で強く抱きしめていると、放出の後の気怠さよりも魂までが密着しているような充足感で力が蘇るような感触の方が強かった。
「この時間に愛の交歓を終えたかったのです。ライトアップの終了時間ぴったりに、ね。何だか特別な感じがするでしょう。最高に愛し合っている恋人同士には相応しいかと思いまして」
飛行機などのために橋の上部だけの仄かなライトの光で照らされる最愛の人の陰影に富んだ魅惑的な顔や肢体のラインは妖精の首飾りのようなーーライトアップされている時は女神のネックレスのようだったがーー光に相応しく繊細な感じがより強まっている。元々が裕樹の好みの怜悧で端正かつ秀麗な大輪の花のような容貌の持ち主ではあるものの、今夜の愛の行為で薔薇色に染まった素肌が微かな明かりだけで浮かび上がると涼やかさを増してとても綺麗だった。
「そうなのか。今回もとても感じた。裕樹、愛している」
熱い囁きを告げる息吹と共に唇が重なり合う。ひとしきりシャンパンゴールドに甘く香る唇を交わした後で、二人して床に頽れてしまっていたが。
「今日は聡の魅惑的過ぎる肢体全部を心行くまで堪能しました。三国一の幸せ者だと想います、よ」
繋がりを解きながら熱く囁いた。
「だったら、私は世界一の幸せ者だと思う。三国とは日本と中国とインドのことだろう?私の方が勝っているような気がする。んっ」
完全に引き抜くと裕樹のばら撒いた熱い真珠の迸りが薔薇色に染まっていると思しき素肌に滴っているのだろう、満足そうな感じの甘いため息を零す唇に引き寄せられるように唇を重ねた。
「聡の悦楽、いや幸せの証しがガラスに残っていますね。深海にひっそりと息づく宝石のようでとても綺麗で神秘的な煌めきです、よ」
かろうじて見えるほどの明かりしかないものの、ガラスに滴った真珠ともブラックオパールともつかない最愛の人の絶頂の証しは冴え冴えとした光を放っていた。
最愛の人の性格からして恥ずかしがるかと思いきやーー無意識での殺し文句の達人なのは知ってはいたものの、実は語彙の豊富さで負けたことが少し悔しかったのも認めざるを得ない。愛らしい、他愛のない勝負ではあったので心の片隅でしか思わなかったがーーしなやかな肢体の上半身を起こしてしげしげと眺めているのを闇に慣れて来た目に映った。
汗の雫が慎ましやかなーーまるで月の雫のようなーー光を放って幾分華奢ではあるものの見事なバランスの取れた肢体のラインを際立たせている姿に魅入られてしまって言葉も出ない。
ただ、最愛の人の青い月の光に照らされても、今では月に攫われそうな心許なさを感じることがない分、二人の間の愛情が揺るぎないものになった証拠のようで嬉しかったが。
「裕樹に愛された証拠だと思うと、羞恥心よりも誇らしさが勝るな、今夜の私には」
愛おしさの余り衝動に駆られて背後から抱き締めて胸の尖りを指で辿った。
「ココも、二人の愛で少し大きくなりましたよね。二人きりの夜を重ねて、次第に開花を遂げる肢体には目を見張るほど大輪の花を咲かせてくださいました。これからもどんな華麗な花に咲き誇るか、とても楽しみです。もちろん極上の花園の中も、ね。ずっと触っていたいほど私の指を心地良く弾く感じと適度の熱さを帯びた胸の尖りです。私の愛に心だけでなく肢体も応えてくださったのかと思うと、なおさら、ね。
シャワーを浴びに行きましょうか?」
耳元で熱く囁くと、一瞬肢体が強張ってから月明かりに照らされた細い首が裕樹の方へと向けられて、冴え冴えとした光を纏った唇が意外な言葉を紡いだ。







何だか長くお休みを頂いている間にYahoo!さんにも日本ぶろぐ村にも仕様変更が有ったらしく、メカ音痴な私はサッパリ分かりません(泣)

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リアル生活にちと変化が有りまして、更新時間も日付けが変わる頃が一番投稿しやすいので、その頃に覗いて頂ければと思います。誠に申し訳ありませんが、1日何話かは更新します。iPad更新に泣く泣く切り替えたので、文頭の余白を空けると、レイアウトが崩れます(泣)
◇◇◇
都合により、一日二話しか更新出来ないーーもしくは全く更新出来ないかもーーことをお詫びすると共に、ご理解とご寛恕をお願いいたします。
やっとリアバタがー段落ついたので、次回更新分からは毎日更新を目指します!(目指すだけかも……(泣)
早く「夏」も再開させないといけないですし。自業自得とはいえ宿題は山積みです。