腐女子の小説部屋

創作BL小説を綴っています。ご理解の有る方【18歳以上】のみ歓迎致します

2017年06月

気分は下剋上《震災編》133

「……湯で濡らしたタオルをここに持って来るから、その時に……裕樹が拭って欲しい。顔を洗って、前髪も下ろした後に」
何度か唇が空回りしそうな感じだったが、最後まで言い切ってしまうと随分気が楽になった。
「それは構いません。というよりも、少しでも私を休ませようとしてくださっていますよね?
触れ合う人全てに向けられる貴方の優しさは今日一日ずっと拝見していましたが、今は私だけに向けられてとても嬉しいです。こういう黄金色の蜜のような時間を最愛の聡と過ごすことが出来るのも、不幸中の幸いですよね」
微かな衣擦れの音を立ててネクタイが巧みに解かれてから、唇が重ね合わされた。
ほぼ乱れのないスーツ姿の裕樹ーースラックスなどには自分が迂闊にもばら撒いてしまった白い雫が滴っているのは居た堪れない気分を助長してしまったがーーと何も身に着けていない自分の素肌にも羞恥を覚えてしまっていたものの、逆にその羞恥心が一時は収まったハズの身体の奥の炎が再燃させそうな慄きを感じて慌てて左腕には触れないように注意しながら裕樹の身体にさらに寄り添った。そうするだけでかなり落ち着くのは経験から良く知っていたので。
身動ぐたびに太ももを伝う熱い感触も裕樹の愛情の確かな証しだと思うと恥ずかしさよりも歓びの方がより勝っているのも事実だったし。
裕樹の左腕が動く気配を感じて、慌ててベットから降りてバスルームへと向かった。その後ろ姿を裕樹の太陽のような眼差しがずっと追ってきているのを背中全体で感じて、甘美な悦びの余り唇が自然と綻んでしまっていたが、裕樹には見えていないハズなので良いだろう。
「やはり何時もと異なりますね。普段なら紅に素肌全体が染まっている頃合いなのに、触れた部分しか紅くなっていません。もしかして体調が優れないとか?」
バスルームの扉に手を掛けた時に裕樹の心配そうは声がしたので、上半身だけ振り返って裕樹と視線を絡ませた。
「貧血などの自覚症状はないし、多分精神的なものだろう。もっと時間を掛けて愛の行為をしてくれれば、普段通りになるかと思うが」
人並み以上のメンタルは持っている自信は有ったが、裕樹に比べると若干弱いことも分かっている。地震のショックに加えて信号機の電気さえ消えた上にアスファルトがデタラメに隆起していた歩きにくい道を裕樹の安否だけを確認したくて歩いた記憶が一気に蘇って来て、唇を噛み締めた。それに比べれば裕樹の確かな存在を身体だけでなく魂まで刻み込んだような愛の交歓の後の微かな羞恥心など他愛のないものにも思えて、自然と笑みの形に口角が上がるのはむしろ当然かもしれない。
「それは是非ご要望にお応えしなくてはなりませんね。最愛の聡を悦ばせるのは愛する者の務めですから。三日間かけてじっくりと私の愛を教えて差し上げます」
強く揺るぎない真摯な眼差しとは裏腹に裕樹の男らしく整った唇は極上の笑みを浮かべていて、ずっと視線を絡めたい甘酸っぱい幸福な疼きが身体と心に沁み渡るようだった。
バスルームの大きな鏡に映った自分の素肌は確かに裕樹の言った通りーー紅く染まった胸の粒などは別にしてーー出勤前に慌ただしく身支度を整えるためにだけ見る「いつもの」自分の肌の色だった。汗の雫は纏っているものの。
裕樹の心配も心の底から嬉しかったが、体調に変化はないので多分一時的なショックが気を抜いてしまった今になって出てきただけのような気がする。
それに紅く色付いた素肌は裕樹にしか見せたくないので、却って良いのではと思えてくる。
正直シャワーを浴びたかったがそれでは甘すぎるペナルティーにならないので顔だけを洗って愛の行為でかなり湿った前髪を手早く下ろしてタオルを持って寝室へとなるべく音を立てないように戻った。
案の定、裕樹は目を瞑っていて、起こさないようにそっと慌てて床に脱ぎ捨てたジャケットから黒木准教授から分けて貰ったシロモノをクローゼットの中に移動させてからーーワイシャツだけでは隠しきれないほどに裕樹の愛で熟してしまった胸の粒は多分裕樹はジャケットで隠して欲しいと言うだろうからーー寝室へと再び戻った。
「裕樹……」
小さな声で呼びかけてみた。これで起きないようならリビングに備え付けてあったPCでもチェックしようかと思いながら。カメラマンからメールが来ているかも知れなかったので。
「ああ、すみません。つい微睡んでしまっていました」
そのまま休めば良いと口にする前に裕樹の長い腕や指が湯で濡らしたタオルに伸びた。
「なさることはお分かりですね?」
頷きで返して裕樹の手の届く場所までさらに歩み寄ってから予感と余韻に震える指を後ろへろ回した。









何だか長くお休みを頂いている間にYahoo!さんにも日本ぶろぐ村にも仕様変更が有ったらしく、メカ音痴な私はサッパリ分かりません(泣)

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◇◇◇
都合により、一日二話しか更新出来ないーーもしくは全く更新出来ないかもーーことをお詫びすると共に、ご理解とご寛恕をお願いいたします。
やっとリアバタがー段落ついたので、次回更新分からは毎日更新を目指します!(目指すだけかも……(泣)
早く「夏」も再開させないといけないですし。自業自得とはいえ宿題は山積みです。

気分は下剋上 ドライブデート 102

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「愛する裕樹に心配して貰うのはとても嬉しいが、そんなに疲れてはいないので立ったままでも大丈夫だ。私も明石海峡大橋を見ながら、裕樹に後ろから花園を開かれたいし……ただ……」
切れ長の潤んだ目が困惑と躊躇の煌めきを湛えて艶やかに揺れている。
職場ではーー特に患者さんの前や手術中にはーー絶対に見せない、最愛の恋人の当惑の表情、しかも壮絶な色香しか身に纏っていない肢体という素晴らしいおまけまでついている姿を見られるのは極上の特権を手にしたような気がして内心、誇らしさと精神の充足感で満たされる、もちろん尽きもしない愛情も。
「ああ、これを」
空のフルートグラスを手渡して、薔薇色の指が繊細なカッテングの施されたグラスの煌めきすらもアクセサリーのようでとても綺麗だった。
シャンパンを注ごうとボトルを傾けると困惑の色合いがさらに深まって瞳だけ見ると迷子の小学生のように無垢さが際立っているのも印象的だった。
「どうかなさいましたか」
眼差しの無垢な煌めきと胸の妖艶なルビーの輝きとの落差に目眩がするほど魅入られてしまう。
「いや、先ほど裕樹がワインを注ぐなと言っていたので……」
薔薇色の唇から健気で真摯な声が紡ぎ出される。ワザと言っているわけではない点も彼の魅力の一つだったが。
「私は良いのです。一番の理由は聡に焦がれて止まない哀れな恋の奴隷ですから。二番目は、些細なことではありますが聡の方が職場では雲の上の住人ですのでーー少しずつ近付いているとはいえ、医局内では一介の医師と教授というヒエラルキーは変わりません。下位の人間が上位に注ぐのはむしろ当たり前です」
最愛の人の眼差しがオパールのように複雑な色彩を放っていて、その基調の色は青い悲しみの色のような感じだったので慌てて言葉を続けた。
「年齢的に教授職は無理でしょうが、近いうちに聡も驚くほどの手技の冴えをお見せしますよ、それは確実にお約束します」
潤んだ艶やかな瞳が歓喜の薔薇色に煌めいている。言葉よりも雄弁な最愛の人の眼差しに惹き込まれて誓いの口付けを交わしたくて仕方がなかったが、唇での愛の行為の直後限定で抵抗感を抱いているのも知っていたので、かろうじて自制して額にキスを落とした。
最愛の人が内心では大学病院の医師なら誰もが羨む教授職に全く固執していないのも充分に弁えていたし、裕樹の手技のさらなる向上を誰よりも熱望していることも知っていたので。
大学病院では教授に一度選ばれるとーー不祥事を起こして退官する例を除いてーー基本は定年までその職に留まれるので裕樹に教授職が回って来ることはまずない。今の医局のメンバー全員に言えることだが。それこそ二十年以上先の話で最愛の人の次の心臓外科教授は、今は産まれたての子供、もしくはまだ産まれてさえいない人間が就任するに違いない。
細心の注意を払って注いだ黄金色のシャンパンに細かな泡が美しく儚く立ち昇っているグラス越しに慎ましやかではあるもののルビーの煌めきを放っている胸の尖りがより一層艶やかさを増しているのも魅惑的過ぎる眺めだった。
「その日を楽しみに待っている。多分、私にとっては自分の国際公開手術成功よりも嬉しい出来事だろうから」
裕樹ののグラスにもシャンパンを注いで「同じ」高さでグラスを触れ合わせると薔薇色の唇が花よりも綺麗に笑みの形に綻んだ。
薔薇色の形も秀麗な唇が白い細かな泡の立つ黄金色のシャンパンを飲むために開かれて、グラスを傾ける仕草も黄金色と紅いの粉を撒いたように綺麗たった。そして先ほどまで裕樹の愛情と欲情の熱い滴りを飲み干していた喉が蠱惑的に動くのも。
「もう抵抗はないでしょう?聡が大好きな愛の姿態を取るのにも」
最高に愛し合う二人にしか分からない睦言を耳元で低く囁いてから軟骨を甘く噛んだ。
「んっ……」
肯定とも矯正とも取れるーーあるいは両方だったかも知れないがーー最愛の人がスラリと立ち上がって窓際の方へと長い脚を運むのを視線の99%で息をするのも忘れて眺めながらちらっと時計を見た。









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気分は下剋上《震災編》132(I8禁)

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「嫉妬なんて……全く……必要ない……のに。ああっ……」
裕樹と奥深くまで一つに繋がったという身体だけでなく魂までもが黄金色の充足感で震えるほど感じながら腰を回すとオレンジ色の煌めきを放っている一階のロビーにあるシャンデリアの水晶の透明さと太陽の光にも似た悦楽が背筋に何本も稲妻のように奔っていく。
それに裕樹が胸の二つの粒を強く摘んで苺を潰すように捻られたので、思わず甘い声を上げてしまった。
「それは分かっています、理性では、ね。しかし、恋愛はーーというより熱愛はーー理性を遥かに凌駕しますから……厄介なのです、よ。
ずっとこの部屋に……閉じ込めたく……なります……ね。……そうすれば、聡は……私のことしか……見なくなるでしょうから……」
剥き出しの独占欲が嬉しくて、そして硬さと熱を増した胸の粒を親指と人差し指の短く切った爪で下から上へと強く立て続けに弾かれて、同じリズムで腰を上下に大きく振ってオレンジ色の宝石が炎に包まれては弾けていく悦楽のダンスに酔いしれた。
「ああっ……ゆ……裕樹、もうっ……」
触られているわけでも腹部に触れたわけでもないのに育ち切った欲望が弾ける予感に震えながら限界を告げる。何を口走ったのかも分からないまま、大輪の黄金色の花火が脳の中で次々と爆ぜていることと、裕樹の確かな熱の楔を貪るように花園だけでなく身体全体が動いていることだけしか頭の中にはなかった。
「私も……そろそろですね……」
言葉が脳に浸透するより早く花園全体が裕樹の真珠の迸りの予感を察知して強く弱く裕樹を包み込んでは痙攣に似た動きで濡らされるのを待ち焦がれている。
「ゆ……裕樹……一緒にっ」
脳がスパークしたかと思うほどの大輪のトパーズ色の宝石が炎を纏って弾けたのと同時に、花園の奥処に熱い真珠の迸りがばら撒かれた。
力を失って裕樹の身体に凭れ掛かる時にワイシャツがいつの間にか脱がされていることに気がつくという体たらくだった。
「素敵でしたよ……。私の身体の上で……あんなに……艶やかで……淫らに……舞ってくださって」
息を整える時間も惜しいとばかりに裕樹の手が後頭部を優しく掴んで唇を重ねた。
お互いの熱い息を唇に感じながらの接吻も身体だけでなく魂まで重ねたような感じがして、つい裕樹の意外に柔らかい唇に舌で辿って輪郭を確かめずにいられなかった。舌も裕樹の熱い息吹に甘く痺れていく。
「完全に、理性が飛んでしまって……何を言ったのか……覚えていない」
右手だけを付け根まで深く絡めて、言外に何を口走ったのかを教えて欲しいと言ってはみたものの、裕樹は太陽のような笑みを大粒の汗の雫を宿らせた顔で「後でお教えします」としか言ってくれなかったが、向日葵を彷彿とさせる満面の笑みにヘンなことは言ってないのだろうということぐらいしか分からなかった。
「ネクタイだけというのも、意外にそそりますよね。私が最も気に入っているのはもちろんアレですが……」
「アレ」というのは明石海峡大橋近辺のドライブデートの後に二人で購入した例の代物だろう。以前の自分だったら、絶対に着用しない類いの衣服だったが、裕樹曰く「激し過ぎる愛の交歓」ーー裕樹は多分思い込みをしているか、それとも自分の体力の限界を低く見積もっているかのどちらかだろうが、気遣われるのも愛されているという実感がひしひしと湧いてくるので敢えて訂正はしていなかったーーの翌日の昼間に見た光景で気が変わったというか認識を新たにしたので、裕樹が百貨店に連れて行ってくれた時も、そして厳選に厳選を重ねたソレを買うことも、身に纏うこともさして抵抗はなかったのも事実だった。
「そんなに気に入ったなら、自宅に帰ってからは何度でも着用するが」
自宅マンションは惨憺たる有様だろうがーー地震発生時は停電していたので自分の目で確かめたのはごく僅かだったーー裕樹が一番気にしている鶴の折り紙は無事かどうか甚だ心許ないが衣類は多分無事だろう。
鶴の折り紙は道後温泉に連れて行ってもらえさえすればいつでも折れる代物だし。
「約束ですよ、絶対に着てくださいね。ああ、約束といえば……」
裕樹が両手を使って凭れかかっていた自分の身体を起こそうとしたので、慌てて手で制した。
「大丈夫だ。自分でするので、裕樹はそのままでいてくれれば」
繋がった部分をいささか名残惜しげに離すと、裕樹の真珠の迸りが太ももへと滴ってそれだけで震えるほど感じてしまった。
「バスルームで、拭いましょうか」
太ももの熱い感触に思わず目を瞑って震えてしまった自分を見て裕樹が見兼ねたように言ってくれる。ただ、地震発生まで自宅で眠っていた自分と異なり裕樹は救急救命室で勤務していたしそれ以降も自分以上に頭も身体も酷使していたので少しでも休ませたいのが本音だった。
「いや、それには及ばない、ただ……」
その次の言葉を口にするのは流石に恥ずかしくて言葉を切った。










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気分は下剋上 ドライブデート 101(I5禁)

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喉の奥の極上の締め付けに促されて真珠の迸りを弾けさせた。
弛緩する身体を必死に動かしてテーブルの上から苺の盛り合わせの中から宝石のように輝く一粒を指で取ってーーただ最愛の彼のルビー色に煌めく胸の尖りの方が瑞々しい艶やかさに溢れていたがーー薔薇色の唇に運んでから「素敵でした」と熱い息で告げた。
薔薇色の唇には生クリームも最高に似合うものの、愛の行為の後の小休止には苺の爽やかさが相応しいような気がして。
「やはり何時もよりも熱い口の中や舌は最高でした。病みつきになりそうです」
呼吸を整えてから前髪を梳いて愛の言葉を低い声で囁いた。低く掠れた声がより一層好きだと聞いてからは愛の交歓の時には半ば無意識に「そういう声」を出してしまうのは最愛の人への尽きもしない愛情ゆえだろう。
床に跪いていた最愛の人はついさっきまで裕樹の愛情と欲情の象徴を呑み込んでは大きく動いたり小刻みに動かしたりしたせいで濃さの増した薔薇色の唇が耳元で極上の言葉を紡ぐ。
「裕樹は口の中が熱い方が良いのか?だったら、これからは何か温かいモノを食べてからこういう行為をするが?」
裕樹の言うことを全て間に受ける最愛の人らしい発言に愛おしさが募るのは惚れた弱みだけではないだろう。それにーー裕樹の今思えばチャチな恋愛ごっこの相手はそれなりに唇での行為も上手い人間が居たのは事実だったが、どこかマニュアルっぽい動きしか施さなかったーー最愛の人は裕樹の反応だけを見て悦楽に表情を変えると次からはその部分への愛の仕草が念入りになったし、アメリカ時代に裕樹は一生手に入らないモノだと思い込んで裕樹に似ているとかいう男性と夜を過ごしたことは有ったと聞いているが、そしてその件は自分のーー今思えば欲望を手っ取り早く解放する手段が目的のーー疑似恋愛遍歴を経た裕樹に発言の資格はない。その時は唇での愛の仕草はしていなかったらしいので、裕樹一人のためのオーダーメイドの奉仕なのも最高に唆られる。マニュアル本とか動画などを参考にしていない分なおさらだったし、そもそも最愛の人の淫らに咲き誇った肢体とは裏腹に精神の無垢さを保っているのは、そういうシロモノには一切関心が無いせいもあるのだろう。
「いえ、何時もので充分過ぎるほど満足ですので、そんな作為的なことはなさらないでください」
左手で前髪を梳くと充分過ぎるほどの髪の量がパサリと音を立てる錯覚を覚えるほど秀でた紅い額へと落ちていくのも楽しみの一つだった。
右手で苺を取って最愛の人の唇へと運ぶのも楽しい。
「喉奥を衝かれたら、花園の奥も欲しくなるのでしたよ、ね?今もそうですか?」
ふとイタズラ心をくすぐられてしまい、苺を胸の尖りに近寄せて苺の一ミリにも満たない小さな粒をルビーの尖りの先端部分に当てて果実を潰さないように細心の注意を払って愛の仕草モードに入った。
「あっ……。もっと強く……して欲しっ」
今日一日かけて散散熱を煽った尖りは微弱な快感も敏感に取り入れているらしい。
「苺で、ですか?それとも指がお好みですか?」
左手も苺を摘んで先端部分に当てながら耳元で囁いて薔薇色に染まった耳朶の軟骨を強く噛んだ。
隠微かつ艶やかに煌めく胸の尖りに苺の瑞々しさが相乗効果のせいで裕樹の目だけでなく下半身も反応している。
「裕樹の指が良い、な。それに、こちらもすっかり育っているし」
薔薇色の細く長い指先が裕樹の幹から先端部分まで愛おしげで情熱的な動きで裕樹の熱をさらに育てようとするのも綺麗過ぎて目が離せない。
「立てますか?せっかくこのホテルを訪問したので、明石会場大橋に見せつけるような愛の形が良いのですが、無理ならそう仰ってくださいね」
今夜は愛したい衝動に駆られたとはいえ最愛の人の負担は大きいハズで。
「ベッドからも見えるので、そちらでも構いません、よ?」







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「私に惚れ直してくださって有難うございます。
ただ、私も聡に惚れ直しましたよ。それに、おっと」
早く早くと急かす身体の奥の炎に逆らって、裕樹の熱い生の証しを理性ではゆうるりと味わいたくて徐々に繋がり深くする過程でうっかりと身体のバランスを崩しそうになったのを裕樹の両手が胸の尖りからすかさず伸びて両手を深く繋いでくれた。
「大丈夫ですか?何が有ってもこの手を繋いでおきますが?それでなくともこのベットのスプリングが効きすぎているだけでなくて……精神的にも肉体的にも意図しない疲労が溜まっていらっしゃるでしょうから」
裕樹の大きくて節張った指と自分の指が絡み合うだけで涙が溢れそうなほど嬉しかったが。
もともと手を繋ぐとか唇に触れるだけのキスも大好きだったが、今日は敢えて首を横に振った。
「裕樹の気持ちは心の、いや魂の底から歓喜の震えが止まらないほど嬉しいが……今はともかく……理性が飛ぶような予感がする……ので、裕樹の……身体に……手をついて……私の身体を……支えても……良いだろうか?」
愛の交歓は恋人との最大のコミュニケーションだと裕樹が教えてくれたので、ありのままの気持ちを悦楽に喘ぎそうになる震える唇が言葉を紡いだ。
「ああっ……またさらに大きくなって……とてもっ……悦いっ……」
昼間の光が薄いカーテン越しに燦々と降りしきる中での愛の行為は初めてでは当然なかったが、今まで居た場所とはまるで異なることとか、裕樹を求めて疼く身体の熱がいつもよりも激しいこととかが影響しているのだろう。自宅以外の愛の巣として馴染んだホテルなのに、何だか二人だけが別世界に飛ばされたような気がしてならない。
「聡がね、今後理性を飛ばすなら執務室かと思っていたので、嬉しい誤算です、よ。こういう関係になった当初は聡の本音を聞き出したくてワザと……」
花園の奥処近くまで受け入れた裕樹の確かな熱い質量を花びらが強く緩く包み込む動きと締め付ける動きをしているのを裕樹の情熱の熱い塊の確かさで知った。見下ろす愛の形なので裕樹の男らしく整った凛とした眉が快楽のせいで顰められているのも、そして大粒の汗の雫が意外に柔らかい顔に散っているのも背筋にーー今日は見ていないがーーメインエントランスのシャンデリアの黄金ちオレンジ色の電流が奔ったように感じて背筋を反らしてしまう。
「ワザと?」
腰を落として、裕樹の硬いスラックスが開ききった双丘に触れるのも、一番深くまで繋がった場所から微かで淫らな濡れた音が奏でられることにもーーそして奥処の抑えられない炎のような疼きに当たることへの充足感で酔ったような曖昧な感じとオレンジのシャンデリアが弾けるような鋭い稲妻が背筋から脳へと奔って行く。
身体いっぱいに裕樹を感じた満たされた感じと、まだ足りないという矛盾した快楽の坩堝に巻き込まれないように必死で言葉を重ねた。
「羞恥心の強い……聡の理性が飛ぶようは……場所でことさら貴方を求めたのは……覚えておいでだと……思いますが、本音を聞き出す方法が……あの当時は……それしか思い浮かびませんでした……。そrれに……聡の本質を存じ上げなかった……ので」
繋いだ手を名残惜しげに離して、スーツ姿の裕樹の胸に両手を置いた。清らかなーー自分にとっても馴染みの深いーー消毒薬の薫りが漂ってくる。
「執務室で慌ただしくお互いを……求めあって……いるようですね……」
先程自分も想ったことを裕樹も想ってくれるのが何となく嬉しくて、腰を小刻みに上下させながら笑いと涙が込み上げてしまっている。
「私も先程……そう想った……同じことを……想うことが……こんなに……嬉しいとは」
悦楽の涙かそれとも裕樹の愛を身体だけでなく魂まで受け入れていることへの感謝の涙かは自分でも分からないが、雫が目尻から頬へと滴っていく。
「やはり何時もと異なりますね……。私を精緻に包み込んでくださる時の聡は滑らかな頬やまぶたまで……紅色に染まっていらっしゃるのが常ですが……今日は極上の純白の陶磁器のように……白皙なままで……しかし、全体は艶やかな色香を放っています。
ここも……ルビーの煌めきですが……素肌は白いままですし。ただどちらの聡も綺麗で……魅入られずには……いられないです。
まあ、聡はどれだけ私との夜を重ねようと……肢体はともかく……精神は無垢なままですから、貴方らしいと言えば……そうなのでしょうが……。
そういう聡だから……私の魂を惹きつけて……止みません……。
それに、聡の分け隔てをしない……優しさとか……。笑顔の練習を……なさっている……健気な姿に……惚れ直しました、よ。
どれだけ……私を骨抜きになさって……くださるのか……嬉しさ半分……嫉妬半分ですね……」
胸の尖りを形を確かめるように優しく辿られる動きに合わせて裕樹の灼熱の愛情の象徴を包み込んでいる花園の最奥だけでなく全てで感じたくて腰を動かした。
理性が飛ぶような激しい動きで裕樹を感じたいのはやまやまだったが、トロリとした黄金色の陽射しの元では何だかそうするのが相応しいような気がした。多分、直ぐに裕樹のくれる快楽の奔流を隅々まで堪能したくて激しい行為に雪崩れ込んでしまうだろうけれども。








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