腐女子の小説部屋

創作BL小説を綴っています。ご理解の有る方【18歳以上】のみ歓迎致します

2017年06月

気分は下剋上 ドライブデート 105

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「今夜は、シャワーを浴びずに……このままの状態で眠りたいのだが、それはワガママだろうか。裕樹に心行くまで愛された素肌の余韻を洗い流すのが勿体なくて……」
最愛の人のワガママーーと本人は思っているらしいがーーは裕樹にとってはむしろ他愛のない愛らしさで裕樹の愛情をより深度を深めることに気付いていないのが肢体は淫らに咲き誇っているにも関わらず精神は無垢のままなのがハッキリ分かって唇に笑みを深く刻んでしまっていた。ほのかな明かりしか入って来ないので最愛の人には見えなかっただろうが。
「聡がそう仰るならそうします、ね。聡の言葉には逆らえない哀れな恋の奴隷でもありますし。
ああ、部屋の電気を点けても構いませんか?」
仄かな明かりで抱き合っているのも捨てがたいが、今夜は随分無理をさせたという自覚は有るので早くヘッドで休ませたいという理性の方がより勝っている。
「もちろん構わないが。恋の奴隷……裕樹がそう言うならそうなのだろうが……それだったら私だって同じだが……。裕樹が私を本当の奴隷のように捨てるとは思えないが、もっと私を裕樹の愛で縛って欲しいのは確かだ」
無意識な殺文句の達人という点も以前の彼と同様で、異なっている点は裕樹の誓った生涯に亘る愛を信じてくれたことだろうか。
ホテル特有のオレンジ色の照明を灯すと、大きなガラス窓も当然視認出切るようになった。
際あの人はガラスにばら撒いた真珠の迸りが鈍いオレンジ色の輝きを浮き上がらせている。
先程まではシゲシゲと見ていたようだが、俄かに羞恥心が蘇ったらしく、ベットサイドに備え付けられているテッシュを数枚取ってガラス窓を拭いていた。
最後の愛の交歓の甘い余韻で薔薇色に染まった素肌や瑞々しい双丘の門から細く長い脚を動かしたせいで薔薇色に染まった太ももに裕樹の真珠の雫が滴ってチラリと見える艶やかな愛の交歓の甘い余韻よりも、ガラス窓にばら撒いてしまった裕樹にとっては月の雫のような綺麗なモノの方が気になるらしい。
多分裕樹の愛の証しの真珠の迸りは最愛の人にとっては大切なもので自らが放ったものは恥ずかしさを煽るのだろう。
「私の足の上に乗ってくださいませんか。シャンパンもイチゴもまだ残っていますし、喉も乾いていらっしゃるでしょうから。ベットの上で食べさせて差し上げるのも良いかも知れませんね」
ガラス窓を拭き終わった最愛の人に声をかけた。最愛の人が極上の真珠のネックレスの糸ーー何で繋いであるかまでは裕樹の知識の中になかったがーーが千切れて思い思いに散ったような白を基調にしたオレンジ色の球体を回収している感じの最愛の人が身動ぎの度に薔薇色の素肌に真珠の滴りを見せてくれるーーいわゆるチラリズムの美の極致を見せて貰った御礼と、愛の交歓で裕樹好みの慎ましやかな嬌声を上げてくれた感謝と労りの気持ちからそう提案してみた。
切れ長の潤んだ目がソファーとベットを交互に見て揺れる眼差しも胸のルビー色に煌めく尖りよりも艶やかさでは僅かに優っているような気がした。
「そうだ……な。ベットで……というのも捨て難いが、ソファーの方が裕樹の素肌に密着出来るし、裕樹が色々考えて選んでくれた料理を全て食べるにはこちらの方が好ましいかも知れない、な」
鯛のカルパッチョのような鮮度が重視されるものは全部食べてしまっていたが、途中で愛の交歓に雪崩れ込んでしまったので。ルームサービス用のテーブルの上にはまだ食べかけの料理が残っている。最愛の人も手の込んだ料理を自分で裕樹のために作ってくれるだけに、ホテルのシェフが丹精込めて作ってくれたと思しき料理を残すのにも抵抗があることは知っている。
「どういう風に座れば良い?」
オレンジ色の照明に照らされた細い首を優雅に傾げて、愛の交歓の余韻甘やかな薫りを紅と銀の粉を撒いたように振り撒いて裕樹の目を見詰める最愛の人の眼差しはダイアモンドを彷彿とさせる透明な僅かな困惑とルビーの艶やかな紅に染まって揺れている。
愛の行為自体にはすっかり馴染んで艶やかに咲き誇った肢体を持ちながらも、些細な愛情表現にはまだまだ慣れていない不器用さも裕樹の愛情を深めることに多分気が付いていないのだろう。
「そうですね……聡の座りたいようにーーそして楽になるように適当に座ってください」
ワインクーラーに戻しておいたシャンパンのボトルを取って、フルートグラスに泡が綺麗に出るように細心の注意を払いながら注いでいると、最愛の人は思いも寄らないーーというか彼にしては大胆なーー形で裕樹の足の上にゆっくりと腰を下ろした。







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◇◇◇
都合により、一日二話しか更新出来ないーーもしくは全く更新出来ないかもーーことをお詫びすると共に、ご理解とご寛恕をお願いいたします。
やっとリアバタがー段落ついたので、次回更新分からは毎日更新を目指します!(目指すだけかも……(泣)
早く「夏」も再開させないといけないですし。自業自得とはいえ宿題は山積みです。

□□
今夜は疲れが溜まっていたらしくウッカリ爆睡してしまったせいで更新時間が大幅に遅れてしまったことをお詫び致します。
□□

気分は下剋上《震災編》135

「なるべく普段とはかけ離れた服を買って来ることにする」
裕樹が車を買って以来、休日に家で過ごすよりも一泊二日の小旅行をすることが格段に多くなっていて、ラフな服もそれなりに増えたが今回は「ローマの休日」ごっこなので全然別の人になりきらなければならない。病院長命令があったとはいえ、そして各地の病院からの助っ人が駆け付けて来てくれたものの一人でも多くの医師が必要だと考えるーー自分も北教授に指揮権を移譲した後は一外科医としてスタッフに加わるのがスジだと思っていたのでなおさら大学病院の旧弊なヒエラルキー制度を知らない人間には職務放棄と取られかねないーー映画のヒロインの王女様は髪の毛を切ったと記憶しているが、前髪を下ろすと裕樹が褒めてくれるほど雰囲気が変わる自分と異なり、裕樹の場合普段も髪は普段は乾かしただけでそれ以外のことはしていなかったので、髪型を少し変えるのもアリかもしれない。一階のホテルのショップにはーー裕樹がタバコを買うとかで何度も立ち寄ったことがあるのでーーラインナップは大体覚えている。確か整髪料も置いてあったハズだった。
普段の裕樹も充分過ぎるほど自分だけでなく多くの人間の目を惹きつける男らしく凛とした端正な顔立ちだったが、前髪を上げたら秀でた額がより男らしい印象を強めるだろう。シャワーの後などに水分で前髪を後ろに流している姿は見たことがある分、随分印象が変わることも知っていた。
脱ぎ捨てたジャケットをボタンを全部外して羽織って最後の仕上げをしてから裕樹の横たわったベッドに近寄ると満足そうな笑みで見つめられた。
「だいぶ印象が変わりましたね。聡の花園の門が意思の力で堅く閉ざされるのは存じていますし信頼もしていますが、私の差し上げた愛の証しを零したらお仕置きです、よ」
裕樹の睦言めいた言葉を間近で聞くと背筋に甘い痺れが奔って極上の蜂蜜のような黄金色の甘さが心を満たしていく。額に口付けられて幸福感と甘酸っぱい気持ちが込み上げた。
「では行って来る。部屋に戻って来たら裕樹も着替えるのだから、服を脱いでリラックスした方が良いと思うのだが……」
怪我の痛みは今のところ出ていないようだったが、いくら自分よりも非常時に強いと言っても一晩中救急救命室で勤務をして、休む間もなく非常事態宣言の優秀過ぎるほどの補佐を務めてくれた後だっただけになるべくならゆっくり休息を取って貰いたいのも本音だった。裕樹なりのデートプランはあるようだったし、それはそれでとても嬉しいが、部屋で休んでーー微睡みではなく本格的に眠ってしまった傍でずっと見守っていても充分過ぎるほど幸せなのだから。
「そうですね。スーツは脱いで少しは休みます」
ベルトに手を掛ける裕樹を見てからーー出来れば手伝いたかったがーー踵を返して寝室を出ようとした時にフト思い付いて携帯を取り出した。
「裕樹のお母様に電話を掛けても良いか?テレビで無事な姿をご覧になってはいらっしゃったようだが、やはり裕樹の元気な声を直接お聞きになりたいだろうから」
ジャケットを脱いでワイシャツ姿になった裕樹が広い肩を優雅な感じで竦めている。
「ああ、そういえばすっかり忘れていましたよ。聡の優しい気配りがウチの母まで網羅してくださるののも純粋に嬉しいです。私が掛けるよりも母は聡からの電話の方が喜ぶでしょうから、聡が
ヘリから見下ろした限り、京都の街や京都寄りの大阪の被害状況に比べると、大阪のビジネス街の中心地のこの辺りはまるで別世界だったので電波も通じるだろう。北教授から聞いた覚えがある阪神淡路大震災の時も被害甚大だった神戸を含む兵庫県の海に近い場所はこの地震よりも惨憺たる有様のようだったが、今自分達が居る大阪の梅田は日常そのものだっらしいし。
胸ポケットから携帯を出して、裕樹がワイシャツ一枚羽織ったきりになっているヘッドのへりに腰を下ろして電話を掛けた。
裕樹は口では皮肉は感じで実のお母様のことを自分に告げるが、肉親の情が篭っていることは分かっていたし、それに何より天涯孤独の自分に遠慮している節も口には出さないものの何となく分かっている。ただ、性的にマイノリティの自分に「肉親の情」を惜しみなく注いでくれる人の存在を与えてくれたのは裕樹の優しさだろうし。
『ああ、聡さん。わざわざ電話をくれて有難う。忙しいのに時間を割いて電話してくれたということはメールは届いたと言うことね。怪我とかはしていないのでしょうね』
普段よりも幾分早口かつ心配そうな声が電話越しに流れてきた。
「私は怪我一つ負っていません。ご心配有難う御座います。それにあくまでも私は臨時の指揮官で、本来の責任者が病院に帰着しましたから、私はお役ご免になりまして、今は病院にすら居りません。
医学部長兼病院長に臨時休暇を頂きました。メールを頂いて心の底から嬉しかったです」
安堵のため息が電話越しに聞こえた。
『ウチの愚息は聡さんの役に立ちましたか』
幾分心配そうな口調には自分の息子を案じるお母様の確かな愛情がこもっていいるのは聞き違いではないだろう。怪我の件を言うべきかどうか少し悩んでから言葉を続けた。
「充分過ぎるほど役に立ってくださいました。ただ地震発生時にメスを握っていたので……患者様に被害が及ばないように咄嗟の判断で腕にメスを突き立ててしまっていてですね……」
息を飲む感じが伝わってきた。裕樹同様憎まれ口は叩くもののーーもしかしたらそういう性格はお母様からの遺伝か高校卒業まで一緒に暮らしてきたので似たのかもしれないーー裕樹もお母様もお互いを気遣っていることも知っている。
容態をありのままに告げて良いかどうかは分からずに、途方に暮れて裕樹を見詰めた。







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気分は下剋上 ドライブデート 104

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射干玉の闇はほんの一秒程度だったが、気を抜くと弛緩しそうな最愛の人の肢体を繋がった場所と両腕で強く抱きしめていると、放出の後の気怠さよりも魂までが密着しているような充足感で力が蘇るような感触の方が強かった。
「この時間に愛の交歓を終えたかったのです。ライトアップの終了時間ぴったりに、ね。何だか特別な感じがするでしょう。最高に愛し合っている恋人同士には相応しいかと思いまして」
飛行機などのために橋の上部だけの仄かなライトの光で照らされる最愛の人の陰影に富んだ魅惑的な顔や肢体のラインは妖精の首飾りのようなーーライトアップされている時は女神のネックレスのようだったがーー光に相応しく繊細な感じがより強まっている。元々が裕樹の好みの怜悧で端正かつ秀麗な大輪の花のような容貌の持ち主ではあるものの、今夜の愛の行為で薔薇色に染まった素肌が微かな明かりだけで浮かび上がると涼やかさを増してとても綺麗だった。
「そうなのか。今回もとても感じた。裕樹、愛している」
熱い囁きを告げる息吹と共に唇が重なり合う。ひとしきりシャンパンゴールドに甘く香る唇を交わした後で、二人して床に頽れてしまっていたが。
「今日は聡の魅惑的過ぎる肢体全部を心行くまで堪能しました。三国一の幸せ者だと想います、よ」
繋がりを解きながら熱く囁いた。
「だったら、私は世界一の幸せ者だと思う。三国とは日本と中国とインドのことだろう?私の方が勝っているような気がする。んっ」
完全に引き抜くと裕樹のばら撒いた熱い真珠の迸りが薔薇色に染まっていると思しき素肌に滴っているのだろう、満足そうな感じの甘いため息を零す唇に引き寄せられるように唇を重ねた。
「聡の悦楽、いや幸せの証しがガラスに残っていますね。深海にひっそりと息づく宝石のようでとても綺麗で神秘的な煌めきです、よ」
かろうじて見えるほどの明かりしかないものの、ガラスに滴った真珠ともブラックオパールともつかない最愛の人の絶頂の証しは冴え冴えとした光を放っていた。
最愛の人の性格からして恥ずかしがるかと思いきやーー無意識での殺し文句の達人なのは知ってはいたものの、実は語彙の豊富さで負けたことが少し悔しかったのも認めざるを得ない。愛らしい、他愛のない勝負ではあったので心の片隅でしか思わなかったがーーしなやかな肢体の上半身を起こしてしげしげと眺めているのを闇に慣れて来た目に映った。
汗の雫が慎ましやかなーーまるで月の雫のようなーー光を放って幾分華奢ではあるものの見事なバランスの取れた肢体のラインを際立たせている姿に魅入られてしまって言葉も出ない。
ただ、最愛の人の青い月の光に照らされても、今では月に攫われそうな心許なさを感じることがない分、二人の間の愛情が揺るぎないものになった証拠のようで嬉しかったが。
「裕樹に愛された証拠だと思うと、羞恥心よりも誇らしさが勝るな、今夜の私には」
愛おしさの余り衝動に駆られて背後から抱き締めて胸の尖りを指で辿った。
「ココも、二人の愛で少し大きくなりましたよね。二人きりの夜を重ねて、次第に開花を遂げる肢体には目を見張るほど大輪の花を咲かせてくださいました。これからもどんな華麗な花に咲き誇るか、とても楽しみです。もちろん極上の花園の中も、ね。ずっと触っていたいほど私の指を心地良く弾く感じと適度の熱さを帯びた胸の尖りです。私の愛に心だけでなく肢体も応えてくださったのかと思うと、なおさら、ね。
シャワーを浴びに行きましょうか?」
耳元で熱く囁くと、一瞬肢体が強張ってから月明かりに照らされた細い首が裕樹の方へと向けられて、冴え冴えとした光を纏った唇が意外な言葉を紡いだ。







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気分は下剋上《震災編》134

白く薄いカーテンから健康的な陽射しが降り注ぐ中で、奥処はまだ熱を持って疼いている花園の門を開くのは背徳的な昏い悦びと集中に指先が震えてしまう。
指の動きに従って太ももを伝う裕樹の真珠の迸りをまざまざと感じて、声を上げてしまいそうになるのをため息でごまかした。
「花園の中も胸の尖りと同様に真紅で、とても綺麗ですよね。いつも以上に紅さを増しています。真紅の薔薇の花びらに真珠の雫が宿ってとても蠱惑的な眺めです。
……それに聡の爪の色からは貧血は認められません……一安心しました、よ」
裕樹の強い眼差しの光が花園を焼くような勢いで凝視されているだけで花園の中が勝手に動くのを止められなかったが、裕樹の満足そうな低い明晰そうな声を聞くと心が愛情の甘い蜜で満たされるような気分が羞恥心を上回るのも事実だった。
自分が裕樹の怪我を心配しているのと同じ量で裕樹も自分の体調を案じてくれたかと思うと苺の甘酸っぱさを彷彿とさせる気持ちも湧いてくる。
「心配してくれるのはとても嬉しいが、本当に大丈夫だから。愛する裕樹と二人きりで過ごすのが私に取っては一番の薬だと思う」
花園の開いた部分をお湯で濡らしたタオルで丁重この上ない仕草で拭われてから太ももに下りていく厚いタオルの感触がとても気持ちが良かった。先程までの目眩く悦楽の炎のような快楽ではなくて甲斐甲斐しく世話を焼かれている乳幼児になったような気がして安らぎで心が凪いでいく類いの心地良さだった。
「二人きりで部屋に篭って過ごすのも捨て難い魅惑的なプランですが……そうしましょうか」
裕樹の声に僅かな不満の響きをーー多分今までの自分だったら気付かなかった程度で、これ以上好きになることはないと思っていた、昨日までの自分ではなく「惚れ直した」今だからこそ分かるのだろうーー察知して首を横に振りながら答えた。
「どこに行くにせよ、裕樹が連れて行ってくれるなら、そこが私の居たい場所だから。二人だけで散策するのも大好きだし、その辺りは裕樹に任せる」
付き合い始めてからずっとデートプランは裕樹に考えてもらっていて裕樹もそれを苦にしている様子は全くなく、むしろ嬉々としてプランニングしている感じだったが、これからは裕樹の喜ぶような場所を自分でも考えないといけないなと密かに決意した。
「最愛の聡に喜んで頂けるような場所にお連れしますよ。聡は前髪を下ろすと随分印象が変わりますが、念のために貴方が最もカジュアルだと思われる服を買って来てくださいね。二人の自宅まったりデートの時に一緒に観た『ローマの休日』ごっこを楽しみましょう」
あちこち濡れた場所を全て拭き取られてからワイシャツまで着せようとしてくれる優しい恋人の手を制止した。
「裕樹、この神様の贈り物のようなこの休日の間は……私のことだけではなくて、左腕のことも考えて欲しい」
腱などの重要な場所の怪我ではないものの鋭利なメスで切った傷なので安心は出来ない。
「ああ、この怪我ですか?大丈夫ですよ。最愛の聡が傍に居て下さりさえすれば、精神力で治します」
病院で打った鎮痛剤が効いているのだろう。裕樹の明晰な声には痛みを堪えている感じも全くなかったし、太陽を彷彿とさせる笑みにも欠けたところはなさそうだったので一安心したが。
精神力で治せるなら自分達の出番のないことも当然裕樹は弁えているだろうが、何だか裕樹太陽の光のように力強い揺るぎのない眼差しを見つめていると本当に精神力だけで治しそうな感じもしないわけではなかったが、我慢強い裕樹のことなので鎮痛剤の効果が切れる時間だけは自分が把握していなければならないなと思いながら微笑みを返した。
「そうだな。ただ、『ローマの休日』ごっこはとても嬉しいが、そんなに顔を……あ、テレビか」
二人きりになった嬉しさの余りうっかり忘れていたし、その上別世界のような「日常感」溢れるーーこのホテルは初めて裕樹と肌を重ねた自分にとって一生の記念日とも言える日からずっと使っているので第二の我が家のような感じのーー場所なので気が緩んだせいと、理性を飛ばすほどに愛された身体の熱い疼きも加わっていたので、何だか遠い日のことのように思えていたが、実際は今日の朝のニュースからずっと同じ映像が使い回されていたことを思い返して自分の考えの至らなさに頬が赤くなった。
「そうですよ。だからなるべくカジュアルな恰好をして東京からとか、ああ、何だったら日系アメリカ人が観光に来たとという設定にでも致しましょうか?私の英語力『も』格段の進歩を遂げたことを聡に認めて貰う絶好の機会ですから」
アメリカの病院で勤務歴がある自分と異なり、裕樹はずっとーーむしろその方が大学病院では普通なのだがーー日本暮らしだが、最初は二人の真の関係が周囲に露顕した時に備えて、その後は国際公開手術という難易度は物凄く上がる目標のために英語のレッスンも激務にも関わらず続けていたことも知っている。自分の手技を唯一の頼みの綱としてアメリカから医療費全額負担で病院にいらっしゃる患者さんの主治医を裕樹が率先して引き受けてくれていることも。
「そうだな……不思議そうな顔をされたら英語に切り替えようか」
裕樹の神懸かり的な手技がどの程度映っているかはまだ観ていないので何とも言えないが、この目で見た全てが記録されているなら、アメリカの医学界も裕樹に注目をするに違いなかったので、なおさら英語力は必要だった。
「ワイシャツのボタンなのですが、三つくらい外した方が宜しいかと。ノーネクタイとはいえ、一番上まで留めるとーーその方が禁欲的で素敵ですがーーカジュアルには見えない上に怜悧で涼やかかつ華やかなお顔は職場でのものと変わらないので。ココだけは紅く尖っていますが、ね」硬く凝った場所を裕樹の指で弾かれて背筋に紅く細い稲妻が奔った。あらぬ声が出てしまいそうなのを唇を噛んで堪えた。
身支度をしている間中、裕樹の視線を感じて甘い疼きが身体の奥からシャンパンの泡のように後から後から込み上げてくる。








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気分は下剋上 ドライブデート 103

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「ガラスに両手を付けて、脚を広げてください」
最愛の人の薔薇色の肢体を後ろから抱き締めてライトアップの光を受けてさらに艶やかな紅さで煌めく胸の尖りを親指の爪で下から上へと強く弾いて煌めきと熱をさらに加えた感触と裕樹の指が絡まっている様子を目でも確かめながら耳元で熱く囁いた。
「ああっ……」
裕樹の濡れた先端部分を滑らかな双丘に密着させると要を失った扇のように長くて形の良い脚がしどけなく開いていく。
「あの橋よりも綺麗な、天上の悦楽に耽る聡の艶やかな肢体全てをあの橋に見せつけて……そして私にも更に魅入らせてください。
それに……この愛の営みの形にした理由は……もうお分かりですよね」
慎ましやかなため息混じりの甘い嬌声を聞くのも物凄く好きだったが、今夜は存分過ぎるほど聴かせて貰ったので最愛の人が最も好む形で今宵最後の愛の交歓を終わらせたかった。
「んっ……悦いっ……」
薔薇色に染まった細く長い首が優雅この上ない仕草で裕樹の方へと向けられた。同時に繋がりを深めていく濡れた音が部屋に微かな薔薇色の濡れた音を奏でている。
薔薇色の薄い唇に裕樹の唇を重ねると、直ぐに綻んで裕樹の舌を待ち侘びているような健気さを唇で感じながら、裕樹のためだけに咲き誇った花園の奥まで一気に貫いた。
強く吸った舌が絡み合う微かな極上の濡れた音と、それよりは大きな繋がった淫らで高貴な濡れた音が寝室の電気を消した空間を薔薇色の愛の二重奏だけが聴こえてくる。
その天上の音楽よりも更に素晴らしい花園の熱く濡れたベルベットが裕樹の愛情と欲情の昂りをヒタリと包み込んで強く緩く精緻な動きで翻弄する裕樹だけに許された場所だったが。
油断すると直ぐに真珠に迸りを弾かせてしまいそうな魅惑と蠱惑に満ちた花園かた一旦退こうとすると薔薇の花びらが慌てたような動きで裕樹の熱をさらに包み込んで弱く強く動いて、薔薇の熱い花びら達に翻弄されるままにその場所に止まってしまう。
ほぼ密着した裕樹の上半身に最愛の人の背中がヒクリと跳ねて更に距離を狭めていく。
それに深い口付けを交わしたまま呼吸まで一つになったような充足感も堪らなく良い。
大きなガラスに映ったルビーの紅さよりも艶やかな胸の尖りが裕樹の爪の動きに合わせて動く様子も絶品中の絶品だった。触れてもいないのにすっかり育ちきって先端から大粒の水晶の煌めきがライトアップの光を受けて紅く染まって床へと溢れていく。今にも真珠の雫をばら撒いてしまいそうな最愛の人の姿をガラスで確かめてから腰を左右に動かした。
「ゆ……裕樹っ……もっ…うっ……」
薔薇色の唇から滴った透明な雫が紅い素肌に染まる様子もライトアップの煌めきを遥かに凌駕して艶やかな優美さに満ちている。
「私も……です」
裕樹の身体に密着した背中が大きく震えたのを素肌で感じて花園の奥へと真珠の熱い迸りを放った。
同時に最愛の人も白い飛沫をガラスにばら撒いて、紅く煌めくライトアップのせいで紅さの勝るオパールのような鈍い煌めきに満ちているのを見た瞬間に、部屋の中が漆黒の闇に閉ざされた。
思わずほくそ笑んでしまいながら崩れ落ちそうになった最愛の人を後ろから抱き締める。
「何が起こったのだ……」
熱い息共に戸惑いに揺れる綺麗な声が部屋に小さく響いた。








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